グルメにアート、高層建築、音楽、演劇、スポーツ、お祭り、ショッピング、数え切れないほどの、観光のポイントがあるシカゴ！中心部には様々な観光の魅力がコンパクトにまとまっています。街中を歩いてみれば、魅力の数々が「こっちを見て！」と語りかけてくるかのよう。
車を使わず歩いて回れる観光地も多く、便利な公共インフラも備えながら、ちょっと郊外に出るだけで豊かな自然との触れ合いも楽しめます。
ということで今回はシカゴの観光スポットとグルメについてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください！
シカゴってどんなところ？
シカゴは、アメリカ北部中央にあるイリノイ州の大都市です。ニューヨーク、ロサンゼルスに続く第三都市として扱われ、豪華な街並み・雄大な自然・スポーツ・音楽・美術など、幅広いジャンルの観光地が旅行客に人気です。
アメリカは国土が広く、国内で複数の標準時間が設定されており、シカゴのある太平洋標準時間は日本時間の-15時間となっています。
また、シカゴが属するシカゴ州ではサマータイムを実施しており、期間中（3月の第2日曜日〜11月第1日曜日）の日本との時差は14時間と1時間早くなるので注意が必要です。
シカゴの緯度は、函館とほぼ同じ場所に位置しています。気候区分は亜寒帯湿潤気候で、夏は蒸し暑く、冬は東京よりも寒さが厳しいです。四季はありますが、春と秋が短いという特徴があります。
乾季や雨季はありませんが、5月と7月は降水量がやや多めです。冬の寒さが厳しいため、冬になると積雪があります。シカゴは気温の変化が激しいので、しっかりと気温にあった服装を準備しましょう。
シカゴのおすすめ観光スポット
まずはシカゴの観光スポットについてご紹介！
(１)ミレミアムパーク(Millennium Park)
シカゴのダウンタウンの中心部にあるミレニアムパークは、2005年の夏にオープンし、シカゴ市民の憩いの場となっています。
ここには様々なアトラクションがありますが、その中でも注目すべきひとつが長方形のタワーの表面から覆うように水が流れ落ちるクラウンファウンテンです。タワーには人の顔や幾何学模様などが表れて見る人を楽しませてくれます。
また、もうひとつ注目すべきものは「ザ・ビーン」の愛称で呼ばれている全面ミラー状の「クラウドゲート」です。この周りには多くの観光客や市民が集まりシカゴの観光名所となっています。見る角度によって映り込む景色が違いおもしろいです。
(２)マグニフィセントマイル（Magnificent Mile）
シカゴのマグニフィセントマイルは、世界で最も長く、豪華絢爛なショッピングストリートのひとつです。13ブロックにわたる高層ビルのジャングルに、ショップが460軒、レストランが275軒、ホテルが60軒以上、さらに美術館、博物館、メディア関連会社など魅力のスポットが目白押しです。ウォータータワーやポンプ場などシカゴの歴史的な建物でも有名。100階建てのジョンハンコックセンターもここにあります。
ショッピングはもちろん、歩くだけでも楽しいおすすめの人気観光スポットです。
(３)シカゴ美術館（The Art Institute of Chicago）
シカゴ美術館は、アメリカ・シカゴ旅行で外せない大人気観光スポット。印象派やアメリカ美術など30万点ものコレクションから、代わる代わる約2千点が展示されています。「広すぎて何を見たらいいか分からない！」という方のために特に有名な作品を5つ紹介します！
1.ライオン像
２.ゴヤの6連作
スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤによる、1806年頃に描かれた作品。修道僧ペドロが盗賊マラガートに襲われたものの、逆にペドロが盗賊を縛り上げたという実話に基づいて描かれた漫画のような6連作です。6枚全てがそろって見られるのは、奇跡です。
3.スーラ『グラント・ジャッド島の日曜日—1884 A Sunday on La Grande Jatte —1884』
シカゴ美術館で、見ずには帰れない重要な作品がフランスの画家ジョルジュ・スーラによるこの作品。無数の「点」で構成されている点描法が用いられていて、絵に近づいてみるとその細やかさに脱帽です。門外不出！シカゴ美術館でしか見られません！
4.ゴッホ『自画像 Self-Portrait』
オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホによって、1887年頃に描かれた作品。スーラの影響を受け、点描法で描かれているのがポイントです。他美術館へ貸し出されていることも多く、対面には『アルルの寝室』もあるので、どちらかは見たいところです。
5.ウッド『アメリカン・ゴシック American Gothic』
グラント・ウッドによる、1930年に描かれた作品。アメリカでパロディに使われる超有名な名画で、同じポーズ・表情で写真を撮るのが、記念撮影の大定番になっています！
印象派やアメリカ美術の名作を堪能できる、シカゴ美術館。所要時間は見どころを巡って、駆け足で90分ほど。休憩やお土産を買う時間を含めると、2時間〜3時間以上は確保するのがおすすめです。世界の名作を、シカゴ美術館で鑑賞してみてくださいね！
(４)ウィリス・タワー（Willis Tower）
ウィリス・タワーはシカゴで最も高いビルでなんと地上高442mです。2022年現在アメリカ国内２位、そして全世界で１３位の高さを記録しています。
ビルの頂上に立つアンテナまでを含めると、全高527mもの高さを有するこのビルは、ミシガン湖畔からダウンタウンをぐるりと囲むように走るローワー・ワッカー・ドライブ沿いに位置しています。
シカゴのダウンタウンに林立するビル群の中でも、一際その存在感を放っているウィリス・タワーですが、頂上の２本のアンテナが角のようで、なんとも言えない愛らしさを感じます。
ぜひここからシカゴの全貌をご覧になってください！
シカゴの絶対に外せないグルメ
海外旅行に行くなら”食”の楽しみは絶対に外せないポイントですよね。アメリカンフードということでひとくくりなイメージもありますが、シカゴはアメリカきっての食い倒れの街としても知られており、食の楽しみは全米一といっても過言ではありません。観光でたくさんのシカゴグルメを味わえば、舌がその味をしめてしまい、きっと何度も訪れたくなることでしょう。
そんなシカゴの絶対に食べてほしいグルメをご紹介！
(１)ブランチ
シカゴにはなんと、ミシュランガイドで唯一、ブランチページがあるんです。朝食やブランチ営業を行っているレストランが豊富にあり、ホテルから起き抜けに散歩して、地元グルメを楽しめるのもシカゴならではの魅力です。パリ観光で味わう朝のベーカリーカフェや焼きたてパンが憧れのひとつであるように、シカゴの朝も観光の大きな楽しみのひとつになっています。
ヘルシーなエッグベネディクトやしっとり＆ふわふわなパンケーキをぜひご堪能ください！
(２)ステーキ
アメリカのグルメの代表格と言えば、そう。厚みがあり食べごたえ充分の ステーキ！
シカゴは食肉加工業が盛んだった歴史を持ち、アメリカでも特に人気の高いステーキの街なんです。現地在住者も観光客もみんなステーキが大好きで、毎年 「ベストステーキハウス」 というランキングが実施されるほど。
市内に40件以上ものステーキハウスがあり、老舗レストランからモダンなレストランまで様々なお店が味を競い合っています。シカゴ観光の際はぜひ、ステーキ食べ比べでその奥深さを体験してみてください。
(３)シカゴピザ
シカゴピザは「ディープ・ディッシュ・ピザ」とも呼ばれていて、深い器で焼いた厚みのある形が特徴的です。厚さは5〜8cm程度あり、見た目のインパクトも抜群！バターを練り込んだ香ばしい生地の上にソーセージやタマネギなどの具とたっぷりのチーズ、トマトソースがトッピングされており、カッティングしたピザ生地からとろりと溢れ出すチーズが食欲をそそります。
街中には一人でも入りやすい明るい雰囲気のお店や、移動販売のワゴンが多くあり、ピザを目当てに足を運ぶのも、観光で歩き疲れて休憩する時などいろいろなシーンで気軽に楽しめるグルメです。
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したアメリカのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
シカゴで素敵なひと時を
いかがでしたか？
シカゴは、まだまだ紹介しきれないほどの観光スポットやグルメにあふれるとても魅力的な場所です。ぜひこの記事を参考にシカゴへの旅を満喫してください。
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