アジアに位置する多くの国は、搭乗時間が短く、費用対効果も高い。日本から乗り継ぎなしで各国へ渡航でき、経費も安く抑えられる。今回は、アジア周遊の経済的な意味合いをご紹介します。新型コロナウイルスの後遺症で、現在、多くの国や地域が入国を禁止しています。アジアに行くなら、事前に渡航先の入国条件を確認し、その国で施行されている法律を忠実に守る必要があります。
最新の新型コロナウィルスによる渡航制限状況
人気を集めるアジアの国
まずはじめに、アジアの旅行先として人気な国をします。
（１）東アジア
・韓国
日本からの渡航者が一番多い国です。日本から飛行機で2時間半もあれば行くことができるため、海外旅行が初めての人にもおすすめの国です。時差がないため、2泊3日程度の旅程でもめいっぱい満喫できます。大都市のソウルをはじめ、自然が広がるリゾートアイランドの済州島や港町として発展した韓国第2の都市プサンなど見どころ満載です。
・モンゴル
中国とロシアに隣接する国で、岩の多い広大な大地と遊牧民文化で知られています。壮大な大草原やゴビ砂漠が広がる自然豊かなこの国は、かつてチンギス・ハーンが歴史上世界最大といわれた帝国を築き上げました。現在でも、伝統的な生活を続ける遊牧民によって、古くから変わらぬ風景が数多く残されています。
・台湾
歴史散策や食べ歩き、人々との触れ合いが楽しい台北をはじめ、台湾情緒や絶景を味わえる地方都市も人気です。特に人気であるのが、映画「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせるキュウフンです。赤・橙・桃色にゆらめく提灯が美しく、ノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
・中国
四千年の歴史が息づく建造物や食文化、大自然の美景など、さまざまな旅のニーズを満たしてくれる懐の深い国。中国での旅行は主に世界遺産巡り、黄浦江の遊覧船や重慶から武漢のへのクルーズなどが人気のコースです。
（２）南アジア
・インド
5000年もの歴史の中で様々な宗教、文化、民族が混在し、貴重な遺跡や壮大な寺院など多くの観光スポットを持つ国です。北部には、デリーの赤い城、巨大なジャーマー マスジッド、アグラにある象徴的なタージマハル廟といった、ムガル帝国の代表的な建物があります。
・ネパール
インドとチベットの間に位置し、寺院の他、エベレストがあるヒマラヤ山脈で知られる国です。首都カトマンズにある迷路のような旧市街には、ヒンドゥー教と仏教の寺院が数多くあります。30以上の民族が暮らすことから、各民族独自の家々や街並みを見比べるのも楽しいです。
・モルディブ
インドとスリランカの南西に位置するアジア最小の国です。1,000 を超える珊瑚島と 26 の環礁からなっており、そのうちリゾートアイランドはおよそ100島でひとつの島にひとつのリゾート（ホテル）の「1島1リゾート」が特徴です。その美しさから「天国の島」とも呼ばれています。
（３）東南アジア
・インドネシア
何千もの火山島からなる東南アジアの国で、異なる言語を話す数百もの民族から構成されています。激動の歴史を繰り返したこの国の首都には独立を誇りとする人々の記念塔や博物館などがあり、世界有数のリゾート地であるバリ島には癒しの楽園が広がっています。
・シンガポール
面積が東京23区ほどしかない非常に小さな国で、世界的な金融センターとして知られています。近未来を感じさせる観光スポットや、動植物と触れ合えるアクティビティなど楽しみ方は様々です。
・タイ
“微笑みの国”として知られる、世界有数の人気観光地です。世界遺産が数多くあり、仏教やヒンドゥー教に関する建物も多く残されています。他にもプーケットを代表としたビーチリゾートだけでなく、タイならではの色彩鮮やかなスポットも多く、「ピンクの象」などフォトジェニックスポットも近年人気を集めています。
・ベトナム
南シナ海に面した国で、ビーチ、川、仏塔、活気溢れる都市で知られています。フランス統治時代の面影が残る首都ハノイやホーチミン、世界遺産ハロン湾とホイアン、ビーチリゾートのダナンなど人気の観光地が数多くあります。日本人の口にも合う美味しいグルメや可愛い雑貨など、女子旅の旅行先としても魅力の地。
アジア旅行の目安は何泊？
つづいておすすめなアジア旅行先について、日数別にご紹介します。
◎２日間
・韓国
フライト時間も短く、気軽に行くことができるのがポイントです。ソウルへ行く場合は、日本を早朝便で出発して、ソウルから深夜便で帰国するのがベスト。午前6〜7時ごろに到着するフライトがおすすめです。
・台湾
台湾までは飛行機で東京から約4時間で到着するという気軽さもあり、週末を利用した短期旅行で出かける人も多いよう。地下鉄(MRT)などと現地ツアーをうまく組み合わせて観光すると、移動手段を短くでき効率よく観光ができます。夜市など遅くまで楽しめるのも嬉しいポイントです。
◎３日間
・香港ーマカオ
日本から飛行機で4時間半から5時間半ほど。直行便もあり、格安でいけるツアーもたくさん販売されています。初日は香港では本場ならではの美味しい飲茶やストリートアート、ヴィクトリアピークでアジア一の100万ドルの夜景を楽しみ、2日目はお隣のマカオでのんびりとした街並みとカジノを楽しむ…といったプランが人気です。
・シンガポール
時差は日本時間-1時間で、フライト時間は直行便で6時間ほどです。現地では、ショッピングモールが並ぶエリアでショッピングを楽しんだり、大型フードコートで現地料理を楽しみましょう。
◎４日間
・ベトナム
主要都市であるハノイかホーチミンのどちらかを満喫するのであれば、丁度よい日数です。1日目は夕方から夜にハノイ着、2日目と3日目が終日観光、4日目の深夜に帰国というプランが多いです。
・フィリピン
特に人気な観光地であるセブ島は、フライト時間は約4時間半で直行便で行くことができるのでおすすめです。キューバダイビングやパラセーリングなどマリンスポーツでアクティブに過ごしたり、スパ、カジノやバーでゆったりと楽しむのもよいでしょう。
◎５日間
・インド
東京や大阪からデリーへの直行便が就航しており、所要時間は約9時間～。他にも香港等で乗り継ぐ便があります。人気の3都市、デリー・アグラ・ジャイプールをめぐるのが定番コース。この3都市はその位置関係から「ゴールデントライアングル」と呼ばれています。
・カンボジア
アンコールワットだけでなく周辺遺跡も巡るなら、3泊5日の日程がおすすめです。郊外にある人気遺跡のベン・メリアや、バンテアイ・スレイを訪れることができます。
かかる費用はどれくらい？
お次は、アジア旅行にかかる費用についてご紹介します。こちらで紹介した国はOoohで手配ができますので、ぜひ検討してみてください。
（１）タイ ～バンコク４泊５日の旅～
¥92,000〜/１名様（2名1室利用時）
三大寺院めぐり、世界遺産、ナイトマーケット、水上マーケットとバンコクに来たら外せない観光地を回るコースです。世界遺産アユタヤ観光や旅の醍醐味であるタイ料理への案内も含まれています。
（２）台湾 ～台湾全島を巡る４日間の旅～
¥31,000〜/１名様（2名1室利用時）
台湾観光を自分たちだけでフレキシブルに楽しみたい方にピッタリのプランです。 訪問したい観光地の組み合わせも自由自在です。台湾を代表する観光地キュウフンやフォトジェニックで人気の台中を含んだプランです。
（３）インドネシア ～バリ島 マリンスポーツ、観光の見所纏めた4泊5日～
¥60,000〜/１名様（2名1室利用時）
限られたご滞在日数でバリ島の魅力を味わっていただけるように、各所の見所をぎゅっとまとめたコースです。スパやビーチリゾートを思う存分楽しめる内容になっています。
（４）ベトナム ～統一鉄道で行くハノイ・ダナン・ホーチミンのベトナム縦断旅～
¥150,000〜/１名様（2名1室利用時）
ハノイからホーチミンまでを縦断する全長1726kmに及ぶ南北線は、ベトナム戦争後まもなく開通し、「統一鉄道」と親しみと尊敬を込めて呼ばれています。世界中の旅行者を魅了する情緒あふれる統一鉄道に乗って、ベトナムの文化と歴史を余すところなく味わい尽くすプランです。
まとめ
いかかでしたか？今回はアジアへ旅行する際にかかる日数や費用についてご紹介しました。ぜひこの記事を参考に魅力溢れるアジアの国を満喫してみてはいかがでしょうか？
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