日本人が知らない楽園、クック諸島。
世界の「最後の楽園」とも評されるクック諸島は、ニュージーランドにある、ポリネシアにある15の島々から成り立つ諸島です。美しい大自然は世界でも類を見ません。しかし、日本ではマイナーな観光地であり、日本人観光客はほとんどいません。
クック諸島への旅行は、大自然でリフレッシュしたい人・日本人があまりいない場所に行きたい人・手付かずの自然が好きな人にオススメです。
宝石のように輝くエメラルドグリーンの海に囲まれてゆったりリフレッシュしませんか?
今回は、そんなクック諸島への旅行前に知っておきたい現地の文化と習慣を紹介いたします。良い思い出がたくさんできますように!!
1.クック諸島の現地の文化
クック諸島の文化は、ポリネシアン文化の影響を強く受けています。
大きな特徴は3つで、
家族を大切にすること・音楽とダンスの存在が大きいこと・自然とのつながりを重視すること
です。
これからクック諸島での観光に大きく関わる要素である、エンタメ・グルメ・お土産の3つのカテゴリーに分けて、それぞれのクック諸島ならではの文化を紹介いたします。
(1)エンタメ
クック諸島のエンタメといえば、ダンスです。ダンサーの方は、ウクレレや鼻笛などの楽器を使用した音楽に合わせて、ニュージーランドのマオリ族の伝統ダンスの「ハカ」の力強さと、ハワイの「フラダンス」のしなやかさを兼ね備えた美しい踊りを披露してくれます。
(2)グルメ
主に使われている食材は、地元で採れたシーフード・タロイモ・ココナッツミルク・羊・豚・果物です。クック諸島で1番ポピュラーな料理は「イム」と呼ばれる豚肉のオーブン焼きです。
他には、「ポケ」という生の魚と野菜を混ぜたサラダや「ラプラプ」というタロイモを蒸してピューレ状にしたものなどがあります。
ココナッツミルクを使った「クミス」は、甘くて爽やかな味わいが特徴で、飲みやすいため子供から大人まで多くの人に人気です。
(3)お土産
タパ染めや籠編みなどが代表的な手工芸品です。タパ染めとは、クック諸島の伝統的な染色技術の一つで、木綿の生地に様々な模様を描きます。独特の色彩と文様が特徴です。祝祭や儀式などの場で着用される衣服や、壁掛け、床布などの装飾品に使われます。お土産用に雑貨にもタパ染めされているグッズがたくさんありますので、ぜひ自分やお友達にあげてみてはいかがでしょうか?
2.クック諸島の現地の習慣
クック諸島では挨拶を大切にする習慣が根付いており、たとえ相手が観光客だとしても地元の方は挨拶を忘れることはほとんどありません。
また、特別な際の挨拶では「シェルレイ」というゴージャスな貝殻を使って作られた首飾りを送ります。
みなさんもクック諸島を訪れたなら、現地の言葉で挨拶をしてみましょう!!以下に現地の挨拶を記載しますので、ぜひ参考にしてください!!
<日本語> <クック諸島の言葉>
こんにちは Kia Orana(キア・オラナ)
さようなら Aere ra(アエレラ)
おはよう Popongi(ポーポンギ)
おやすみ Po manea(ポーマネア)
ありがとう Meitaki(メイタキ)
ありがとうございます Meitaki Maata(メイタキ・マアタ)
はい Ae(アエ)
いいえ Kare(カレ)
3.クック諸島の現地の文化と習慣を体験するのにオススメのスポット
これまでクック諸島ならではの文化と習慣を紹介しましたが、百閒は一見にしかずということわざがあるように、ただ情報を集めるよりも実際に見て体験した方がクック諸島の魅力を知ることができます。そのため、オススメのクック諸島の現地の文化と習慣を体験できるスポットを紹介いたします。
Te Vara Nui Caltural Village(テヴァラヌイカルチャービレッジ)
こちらは、クック諸島の文化を丸ごと体験できる観光スポットです。
古代クック諸島時代のマオリ族の暮らしを、実際に見て体験できます。中では、「薬」「料理」「武器」などテーマごとに小屋があり、伝統衣装を身に着けたガイドが当時の暮らしを詳しくわかりやすく教えてくれます。また、植物療法や伝統工芸作り、武器の使い方などを実際に体験することができます。
また、クック諸島の郷土料理であるウムという魚などを土の中で蒸した料理をビュッフェスタイルで食べることもできます。もちろんウム以外の食べ物も満喫できます。
水上ステージでは、ライトアップされて幻想的な雰囲気の中、美しい衣装をまとったダンサーの方がカッコイイダンスを披露してくださいます。ショーの後はダンサーたちとの写真撮影もできます。
すべて写真、ビデオ撮影がOKなので、ぜひここでの思い出を他の人にも共有してください!!
水上ステージで繰り広げられるクック諸島伝統のダンスショーを楽しみましょう。迫力満点のファイヤー
以下の動画で雰囲気をつかめるのではないでしょうか?
ぜひテヴァラヌイカルチャービレッジで、クック諸島伝統の文化を体感してください!
4.クック諸島の旅行前に知っておきたい基本的なこと
クック諸島への旅行前に知っておきたいことを5つご紹介します。
(1)ビザについて
日本からクック諸島に旅行する場合、90日以内の短期滞在ならビザは不要ですが、往復航空券・滞在資金(1カ月あたりNZ$400、宿泊費未払いの場合は1カ月あたりNZ$1,000相当の現金等)が必要です。もし日本以外からクック諸島に向かわれる場合は、インターネットかニュージーランド大使館に確認をとってください。
(2)通貨について
ニュージーランドドルが使われています。クック諸島ドルも使用できますが、ニュージーランドドルだけの用意でも問題ありません。クレジットカードは一部のホテルやレストランで使えますが、現金を用意しておくと滞在に困らないでしょう。
(3)気候について
クック諸島の気候は一年中温暖で、比較的湿度が高い熱帯気候です。6月から9月にかけては少し乾燥しているため、旅行に最適なシーズンですが、その他の時期でも快適に過ごすことができます。
(4)衣服について
軽装がおすすめです。水着やビーチサンダルなどを用意しておくと、美しいエメラルドグリーンの輝く海と砂浜をより楽しむことができます。
(5)持ちものについて
虫よけスプレーやかゆみ止めを持っていくと便利です。クック諸島はマラリアやジカ熱などの病気が流行していないため、病気を患う心配や予防接種は必要ありませんが、虫にさされないように対策した方が快適にクック諸島旅行を楽しむことができます。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回は「クック諸島への旅行前に知っておきたい現地の文化と習慣」等を紹介致しました。
ぜひこの記事を参考にクック諸島への旅行を満喫してください!!
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