世界一高い山エベレストを擁するヒマラヤから、亜熱帯のジャングルまで、多様な魅力にあふれた人気観光地、ネパール。観光を楽しみたい一方で、異国の地に不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ネパール旅行で避けるべき危険エリアと対策をまとめてご紹介。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。
最新の新型コロナウィルスによるネパールへの渡航制限状況
ネパールってどんな国?
・首都:カトマンズ (Katmandu)
・人口:約2914万人
・面積:約15㎢
・通貨:ネパール・ルピー(NPR)
・時差:ネパールと日本の時差は3時間15分で、日本のほうが進んでいます。サマータイムはありません。
・言語:ネパール語
【気候】
ネパールの気候は大きく6月〜9月の雨期と10月〜5月の乾期に分けられます。 雨期のポカラやタライ平原は蒸し暑く感じますが、首都カトマンズはからっとした暑さです。 日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはありません。 服装は半袖でOKですが、折りたたみ傘、長袖シャツや薄手のジャケットがあるといいでしょう。
【行き方】
ネパール空港の直行便で成田からカトマンドゥまで約8時間40分で、週3便運航しています。 また、バンコク、デリー、香港、シンガポール、クアラルンプール、ソウルなどのアジアの都市を経由して行くのも一般的です。
ネパールの治安は?
このほか女性旅行者が、性犯罪の被害にあったり、ネパール人男性からビザ目的で交際や結婚を求められる事例もあります。旅行中は慎重な行動を心がけましょう。
一般的に治安はよいとされていますが、近年では観光地を中心にスリや置き引きも増えているのが現状です。長距離バスで睡眠薬入りの食べ物や飲み物をすすめられ、昏睡している間に荷物を盗まれるなど、手口も悪質化しています。
このほか女性旅行者が、性犯罪の被害にあったり、ネパール人男性からビザ目的で交際や結婚を求められる事例もあります。旅行中は慎重な行動を心がけましょう。
ネパールで気を付けること
(1)バンダに注意!
ネパールではバンダと呼ばれるストライキが頻発します。ストライキを起こすのは、政治的な党派です。いろいろな考えの違う党派が自分たちの言い分を受け入れてもらおうとして、ストライキを起こすのです。
ストライキの内容は、バンダ(ネパール語で閉ざすの意)という名称通り、学校や商店は休み、道路も公共バスなどが全く走らなくなります。ストライキが過熱すると、暴動に発展し、営業している商店や運行している公共バスなどに投石被害があったりします。特に選挙前となると一層過激になり、バスや商店の爆破事件なども起きる可能性があります。
バンダの日は基本的に外出を控えましょう。
(2)スリやひったくり、泥棒などの軽犯罪
観光客はあまり利用する機会は少ないかもしれませんが、在住者の足となっているマイクロバス。ぎゅうぎゅうに詰めこまれて走るそのバスの中でスリや痴漢の被害が多発しています。また、最近ではバイクによるひったくりや、商業施設での因縁をつけての金銭巻上げの被害が多く報告されています。
対策としては、財布や貴重品をポケットに入れずにカバンの中に入れること。男性の場合、財布とズボンをウォレットチェーンで繋げておくといいでしょう。また常に周囲への警戒を怠らないことも大切です。
(3)風俗店やドラックの勧誘
観光客の多いタメル地区。普通に歩いていると、「ハッパ、ハッパ」と声をかけられます。そして、ネパールのマッサージ屋さんはほとんどが風俗店のようになっています。
どちらも声をかけられてもそっぽを向いて、無視をしていれば問題ありません。タメル地区はメイン通りから1本中の小道に入ると、とても暗く麻薬の売人などがウロウロしている場所もあります。暗くなってからは、用が無い限り怪しそうな小道は避けるようにしましょう。
ネパールを安全に楽しもう!
いかがだったでしょうか。今回は「【ネパール】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」と題し、ネパールで危険なエリアや、気を付けるべきことをご紹介しました。ぜひネパールへの旅を安全に楽しんでくださいね。
Ooohでは、皆さま一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
チャットでタイ旅行の相談が無料でできるOooh