【コロンビア】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ

美しい自然と文化的遺産を持ち合わせた国、コロンビア。ジャングルもあればカリブ海と太平洋に接する美しいビーチ、そして雪山や古代の遺跡まで、見どころがたくさんあります。ひと昔前までは、旅行先としては治安が悪く危険で暗いイメージを持っている方が多かったのではないでしょうか。しかし2002年のウリベ政権以降は治安の改善に力を注ぎ、現在では明るく陽気な印象を持たれるようにもなりました。
そこで今回は、コロンビア旅行で避けるべき危険エリアと対策をまとめてご紹介します。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。



1.コロンビアの基本情報

【国名】コロンビア共和国(Republica de Colombia)
【首都】ボゴタ(Bogota D.C.)
【人口】約4875万人(2019年)
【面積】113万9000㎢(日本の約3倍)
【通貨】コロンビア・ペソ(Colombia Peso)
【時差】日本より14時間遅れ、サマータイムの採用はなし
【言語】スペイン語
【宗教】カトリックが約80%
【民族構成】メスティソ(先住民とスペイン人の混血)が75%、ヨーロッパ系が20%、アフリカ系が4%、インディヘナ(先住民)ほかが1%
※南米で最も混血の割合が高い国として知られる

【気候】

コロンビアの気候の特徴は、年間を通して均一な気候です。 これは国が赤道地帯に位置しており、日の出日の入り時刻が変化しないためであり、世界のほとんどの国で見られるような季節がありません。 乾季(12月から1月、7月から8月)と雨季(4月から5月、10月から11月)があるのみです。

【行き方】

日本から直行便は無く、一般的にはアメリカを経由して、首都のボゴタに入ります。
おすすめは、ユナイテッド航空やアメリカン航空で、ヒューストン又はダラス経由で運行しております。



2.コロンビアの治安は?

アメリカの雑誌『グローバル・ファイナンス』が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」によると、コロンビアは144位となっています。治安は決してよいとは言えないでしょう。コロンビアは、日常的にスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪だけではなく、殺人や誘拐、麻薬の密売などの重犯罪も多発する国のため、渡航の際は十分に注意する必要があります。
それほど危険な国であることを知った上で旅行計画を立てるようにしてください。



3.コロンビア主要エリアの治安


メデジン

コロンビアのメデジンは、2016年に日本人大学生が拳銃で撃たれ殺害された発砲事件がありました。そのため、メテジンはとても危険なエリアであるというイメージを持つ方も少なくないでしょう。
また、かつては麻薬の街とも知られるメテジンのため、その当時は麻薬密売組織が活動することで誘拐事件や殺人事件が多発していました。
現在は観光客が訪れることが可能な状態にまで治安が改善されていますが、未だ昔の名残もありますので、治安の回復兆しの感じ方も人それぞれで異なると言えるでしょう。

カリ

コロンビアのカリの治安は、特に治安の悪化が懸念されているエリアであると言えます。
また、それと同時にカリでは以前よりは殺人事件の率も減少したものの、これまでの凶悪犯罪などを含めると、未だ治安の完全回復の目処は立っていません。
また、強盗事件は年を追うごとに上昇しています。
そのため、カリにある観光地を訪れる際は、事前に様々な情報をリサーチしておくと、万一危険な状況に陥っても、正しい判断力を養い、安全な行動を心掛けるようにしましょう。

ボゴダ

ボゴタの治安は、昼間はさほど危険を感じることは少ないです。
しかし治安が悪そうだと判断できる場所は、凶悪犯罪の玄関口となっている可能性も高いと言えます。そして、たとえ昼間であってもそのような場所には決して近づかないでください。
また、私たち日本人のようなアジア人は見た目にも目立つ存在であることから、犯罪のターゲットにもなりやすく、ボゴタを訪れる際はその治安の悪さには十分注意してください。



4.コロンビア旅行を楽しむための安全対策


(1)麻薬に注意

以前と比べると少なくなりましたが、麻薬による被害がゼロになったわけではありません。コロンビアでは「Devil’s breath(悪魔の息)」という世界で最も危険なドラッグが蔓延し、大きな問題となりました。
知らない人に声をかけられても絶対についていかない、目立つ格好は避けるなど、自分の身は自分で守るということを心がけてください。

(2)タクシーは無線タクシーを

よく旅行者が巻き込まれる犯罪の一つに、タクシーによる詐欺があります。特に空港から市内に向かう際は、空港が手配するタクシーを利用するようしましょう。タクシーを利用するときは流しのタクシーを使用せず、空港やホテルなどの信用できる場所に手配してもらうように。それでも不安な人はタクシーのナンバーが、プレートの他に表示されている車体側面、天井、ガラス、車内に全て一致することを確認してください。

(3)個人情報の取扱いに注意

陽気でお世話好きな人が多いコロンビア人。しかし残念ながらそのような人に隠れて、悪事を働く人が存在しているのも事実です。コロンビアではアジア系の人は珍しく、宿泊先やSNSなどの個人情報をきかれることがあります。もちろん友好な関係を築きたい一心からの質問かもしれませんが、なかには個人情報を教えたためにストーカー被害にあった例なども報告されているので注意が必要です。

(4)スリ、置き引き

スリや置き引きは観光地でよく起きる犯罪です。人混みを歩いているときに貴重品を盗まれることもありますが、一人が話しかけている間に別の一人が後ろから貴重品を盗むケースもあります。鞄は体の前に抱え、貴重品は肌身は出さずに常に注意しましょう。またスマホやカメラもふとした瞬間に盗られてしまうことが多いので注意が必要。スマホが手元から離れるセルカ棒の利用は避けた方がよいでしょう。



4.コロンビアを安全に楽しもう!

いかがだったでしょうか。今回は「【コロンビア】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」と題し、エリアごとの治安や、場所ごとの治安状況をご紹介しました。ぜひコロンビアの旅を安全に楽しんでくださいね。
Ooohでは、皆さま一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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