インドネシア旅行で楽しみたいイベントまとめ

イスラム教が深く根付いているインドネシアでは、様々なイベントが一年を通して開催されています。インドネシアの文化や歴史を感じられるものばかりで、旅行した際に参加してみたいですよね。

今回は「インドネシア旅行で楽しみたいイベントまとめ」と題し、インドネシアで体験できるお祭り、フェス、コンサートなどをご紹介します。

 



 

インドネシアってどんな国?

まず最初にインドネシアの基本的な情報をご紹介します。

【基本情報】
・国名:インドネシア共和国(Republic of Indonesia)
・首都:ジャカルタ(Jakarta)
・人口:約2億5791万人(2015年)
・面積:約191万4569㎢(日本の約5倍)
・通貨:ルピア
・時差:インドネシアには西部(ジャワ島、スマトラ島、カリマンタン西中部)、中央部(バリ島、ヌサ・トウ ンガラ島、スラウェシ島、カリマンタン東南部)、東部(パプア)の3つの時間帯がある。西部は日本より2時間遅れ、中央部は日本より1時間遅れ。サマータイムの採用はなし。
・言語:公用語はインドネシア語。ジャワ語やバリ語など地域独自の言語も使われる。観光地では英語も使えることが多い。
・民族構成:ジャワ人、スンダ人、バタッ人など大多数がマレー系。その他中国系やパプア系が居住。
・宗教:イスラーム教(87%)、プロテスタント(7%)、カトリック(3%)、ヒンドゥー教(約1.7%)、仏教など(0.7%)

【気候】
熱帯モンスーン気候に属するジャカルタは高温多湿で、気温は一年を通してほとんど同じです。モンスーンの影響により、明確な雨季(11~4月)と乾季(5~10月)があります。雨季には一日中雨が降り続くことが多いです。特に1~2月は雨量が多く、数日間止まないこともあります。バンジールと呼ばれる洪水が起こることもあるので注意が必要です。乾季は日差しが強く、雨は降ったとしても短時間で止むスコールです。観光のベストシーズンは乾季の5~10月です。
服装は一年を通して夏服が適当です。室内は冷房が効いていることが多いので、薄手のカーディガンなどがあると安心です。雨具と紫外線対策(特に乾季)も忘れずに。

【ビザ】
観光目的の日本人は、30日以内の滞在であればビザは免除。31日以上滞在する場合は、空港で到着ビ  ザ(VOA)をRp.50万で取得する必要があります。

【行き方】
ジャカルタとバリ島(デンパサール)への直行便が運航されています。 他の島・都市へのアクセスは、ジャカルタかバリ島を経由するのが一般的です。 またシンガポールなど東南アジアの主要都市を経由する行き方も。平均フライト時間は7時間30分です。

 



 

バリ島のお正月「ニュピ」(3月)

バリ島のお正月であるニュピは「静寂の日」と言われ、サカ暦というバリヒンドゥー教信仰の新年の日にあたります。

この日は「外出禁止」「労働禁止」「火気・電気禁止」「殺生禁止」と定められていて、欲を捨て1日静かに瞑想をする日です。ヒンドゥー教徒だけでなく、バリ島全土での規制となっています。

その為、バリ島に住む外国人やヒンドゥー教徒以外の人々、旅行で訪れた観光客もこの規律に従わなければいけません。天候に恵まれれば夜空にはプラネタリウム並の星が観られるのもこの日ならでは。
一部、外に光が漏れないようにプールやレストランなどの営業時間が短くなったり、営業を中止したりする場合があるため、渡航前に情報はチェックする必要はあります。観光客の方が宿泊するリゾートホテルなどでは電気の使用などはある程度軽減されているので、リゾート内で過ごす分にはそれほど不自由は感じないでしょう。

またニュピの前夜には、悪霊を祓って神聖な年を迎えるための「オゴオゴ(Ogoh-ogoh)」という儀式が行われます。もともとバリのヒンズー教では、善と悪は永遠になくならない、永遠のテーマとされています。オゴオゴは通常、悪魔や鬼の様相をしており恐ろしい外見をしています。悪をただ排除するだけではくて、1年間の人々の悪意の象徴とされる悪魔や鬼を祭り、焼き払い、浄化する目的があります。

ニュピ前日のだいたい7時くらいからオゴオゴパレードが始まりますが、わりと明るい時間に行う地区もあったり、開始時間についてはその都度地元の人やホテルのスタッフに確認が必要です。

 



 

幻想的な「ワイサック祭」(5~6月)

ワイサック(Waisak)祭とは、仏陀の生誕を祝うために行われる仏教徒最大の宗教行事です。

毎年インドネシアのみならず、世界中から仏教徒や僧侶が集まり祈りを捧げます。世界遺産に認定されている仏教寺院遺跡「ボロブドゥール寺院遺跡」にて開催されます。

前日から準備の儀式が始まり、当日は早朝からムンドゥッ寺院に多くの僧侶や仏教徒達が集まり儀式を行い、午後からボロブドゥール寺院まで僧侶や信者達による行列の行進がスタート。ボロブドゥールに到着した行列は、経文を唱えながら寺院の周りを3周し、その後宗派ごとの説法や祈り、瞑想などの儀式が行われます。この壮大なセレモニーの後には、民族舞踊なども披露されます。

メインとなるのは、ライトアップされた幻想的なボロブドゥール寺院を背景に行われる僧侶たちのワイサックの儀式と、ランタン上げです。夜空に浮かぶ約3,000個のランタンと、ライトアップされたボロブドゥール寺院遺跡が幻想的な雰囲気を作り出します。

 



 

日本のお盆のようなお祭り「ガルンガン」と「クニンガン」

ガルンガン(Galungan)とは、210日ごとに巡ってくるバリの祭礼日。

世の中の善(ダルマ)の悪(アダルマ)に対する勝利を記念する祝日と言われており、各家の家寺や村の寺院に天上界の神々や自然霊、祖先霊が降り立ち、人々は供物でもてなし、祈りを捧げます。 祖先霊が各家庭に帰ってくる事から日本のお盆のような宗教行事と言われる事もあります。

ガルンガンの前日は「プナンパハン」といい、早朝に生贄用のブタを堵殺するところから1日がスタートします。新鮮な肉で「ラワール」という代表的なお祭り料理を用意し、翌日に向けての準備を行います。当日は、先祖の霊を迎えるため正装に身を包んだ人々が寺院へと出かけます。子どもたちが獅子舞のような村の守り神「バロン」とともに町を練り歩く様子も印象的です。ガルンガンの日は、ペンジョールというは、日本の七夕の竹飾りにも似た、竹の飾り付けが立ち並びます。また民族衣装を身に付けた人々が綺麗に飾り付けられたお寺に参拝に行くため、普段とは違った街並みを楽しむことができます。

ガルンガンから10日後の祭日がクニンガン(Keningan)。この日の正午に地上に降り立った神々や自然霊、祖先霊が天上界に換える日と言われています。クニンガンの「kuning(クニン)」は黄色を意味しており、当日は黄色く色づけされたバリ料理が食卓に並びます。

ガルンガンからクニンガンにかけての期間は多くの学校や公的機関が休みになり、人々は儀礼や親族との交流に専念します。

 



 

Ooohおすすめのプライベートツアー

ここからは、Ooohがこれまでに提供したインドネシアのおすすめのプライベートツアーの一部を厳選して3つ紹介いたします。プライベートツアーのタイトルをクリックしていただくと詳細が書いてあるページをご覧いただけます

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インドネシアのイベントを楽しもう!

いかがでしたか?今回はインドネシア旅行で楽しみたいイベントを紹介しました。ぜひこの記事を参考に、イベントに合わせて旅行のスケジュールを組んでみてください。
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