日本とは異なる独自の文化をもつタイ。オリエンタルなイベントが一年を通して開催されています。タイの文化や歴史を感じられるものばかりで、旅行した際に参加してみたいですよね。
今回は「タイ旅行で楽しみたいイベントまとめ」と題し、タイで体験できるお祭り、フェス、コンサートなどをご紹介します。
タイってどんな国?
まず最初にタイの基本的な情報をご紹介します。
【基本情報】
・国名:タイ王国(Kingdom of Thailand)
・首都:通称はバンコク(Bangkok)タイ語での正式名称はクルンテープ・マハーナコーン・ボーウォーン・ラタナーコーシン・マヒンタラアユタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナー・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカティッティヤ・ウィサヌカムプラシット
・人口:約6918万人(2018年推計)
・面積:約51万4000km2(日本の約1.4倍)
・通貨:バーツ(バートとも)Baht(Bと表記)
・民族構成:タイ族75%、華人14%、その他民族11%
・宗教:仏教95%、ムスリム(イスラーム教)3.8%、キリスト教0.5%、ヒンドゥー教0.1%、ほか0.6%
・時差:日本の-2時間
・言語:タイ語
【気候】
タイは熱帯気候に位置しています。年間の平均気温が約29℃であり、日本の夏のような蒸し暑い気候が一年を通して続きます。タイの季節は3つに分かれ、それぞれに異なる特徴があります。
・乾期(11月~2月):気持ちの良い晴天が続き、ほとんど雨が降らない季節です。他の季節に比べて気温も落ち着き、朝夕には15℃を下回る涼しさになることもあります。一年で最も快適な気候の季節で、観光のベストシーズンです。
・暑期(3月~5月):一年で最も暑い季節です。連日蒸し暑さが続き、ピークの4月~5月には気温が40℃近くにまで上がることもあります。雨が降ることは比較的少ないですが、5月頃にはスコールも増え始めます。
・雨期(6月~10月):一年で最も雨が降る季節です。日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは少なく、毎日1~2時間程度の激しいスコールが降ります。暑い日が続きますが、雨の後は涼しくなります。
【ビザ】
観光目的であれば不要です。
【行き方】
日本からタイへは首都バンコクへ多くの直行便が運航されています。台北や香港を経由する方法もあります。チェンマイやプーケット、クラビ、サムイ島などへはバンコクで乗り継ぐのが一般的な行き方です。
コムローイ祭り(11月)
コムローイ祭りは、タイの全国各地で陰暦12月(今の11月位)の満月の夜に行われている「ロイクラトン」という仏教のお祭りの一部です。もともとは川の女神に感謝を込めて灯篭を流し、自らを清めるためのお祭りでした。「コムローイ」とは和紙でできた小さな気球の呼び名です。
なかでもロイクラトン発祥の地とされるスコータイや、タイ第二の都市であるチェンマイでは、川に灯篭を流す伝統的な行事だけでなく、ランタンを熱気球(コムローイ)のように空に飛ばす行事も行われています。ディズニーの映画『塔の上のラプンツェル』のモデルになったことでも有名です。
特にイーペン祭りと呼ばれるチェンマイのロイクラトンは、毎年多くの観光客も足を運ぶほど人気のイベントです。イーペン祭りは現地の人々が参加する「イーペン・サンサーイ」と観光客向けの「イーペンランナー・インターナショナル・フェスティバル」の2種類があります。非常に人気のイベントなので、確実に参加したい方は事前にチケットを購入したり、イベント参加を含むツアーを予約しておく必要があります。
ソンクラーン(4月)
ソンクラーンとは、タイの旧正月のことで、タイ政府より毎年4月13日から15日(仏暦・西暦)に固定されている祝日のことです。もともとは、仏像や仏塔、さらに年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習が受け継がれて来たソンクラーン。一年で最も気温の上がる季節の、暑さしのぎとしても親しまれ、現在では街の往来でお互いが水をかけあって楽しむ「水かけ祭り」へと変化しています。
バンコクでは毎年、大規模イベントが多数開催されます。4月13日の本番前には、「ソンクラーン」の歴史や各地方の伝統文化を表現した華やかなパレードが街を練り歩きます。当日は、お祭りに合わせてDJイベントなども開催され大賑わいです。
世界遺産の街アユタヤでは、象と水掛け合戦を楽しむことができます。寺院の境内では、人々が托鉢する僧侶にお供えものをしたり、仏像を水でお清めしたりと従来のソンクラーンの伝統にもとづいた儀式が行われます。
街の中心では、美を競い合う「ミス・ソンクラーン」のコンテストや、民族衣装で華やかに着飾った人々がパレードをして回るイベントなどが開催されます。旧市街のエレファント・キャンプや象柵跡では、鼻から放水する象と一緒に水遊びができます。
現地の人々は見知らぬ人でも構わず水鉄砲やバケツで激しく水をかけてきますので、携帯電話やカメラなどの電子機器は防水カバーをつけておくことをおすすめします。
Wonderfruit Festival(ワンダーフルーツ・フェスティバル)(12月)
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タイのパタヤで2014年から毎年開催されているタイ最大級の野外音楽フェスです。
「Music(音楽)」「Art & Architecture(アート&建築)」「Talks & Workshops(トーク&ワークショップ)」「Wellness(健康)」「Farm to Feasts(グルメ)」「Family(家族)」と6つのテーマに分かれており、音楽だけではなく様々なサブカルチャーも楽しむことができます。
ヨガや料理などの体験プログラムが組まれているため、日中はプログラムを、夕方〜深夜にかけては音楽を楽しむことができます。開催時間は長時間ですが、会場にはマッサージコーナーもあり、参加者が疲れを癒やして一日中全力でフェスを楽しめるよう工夫されています。
またこのイベントは、Sustainability(持続可能性)を軸としています。会場内では、使い捨てのペットボトル類の飲み物は販売しておらず、ほとんどの飲食店がマイカップやタンブラーで飲み物の提供を行なっています。ストローも紙製のものを提供。ステージやレストランなどの建物にもこだわっており、素材は自然の素材(竹など)を組み合わせて作られています。徹底的に環境に配慮している点でも最先端の音楽フェスといえるのではないでしょうか。
チケットは5日間券、土日券、日曜券の3種類が用意されています。お得にチケットを購入したい方には前売り券の購入がおすすめです。
Ooohおすすめのプライベートツアー
ここからは、Ooohがこれまでに提供したタイのおすすめのプライベートツアーの一部を厳選して5つ紹介いたします。プライベートツアーのタイトルをクリックしていただくと詳細が書いてあるページをご覧いただけます。
①”エナジーフリー”水上ホテルで心も体も癒されます。
②なんだか心が和む泰緬鉄道の旅
③タイの秘境に露天風呂!?
④タイの一番美しい滝で水遊び!
⑤ジンベエザメが暮らす海に浮かぶタオ島
タイのイベントを楽しもう!
いかがでしたか?今回はタイ旅行で楽しみたいイベントを紹介しました。ぜひこの記事を参考に、イベントに合わせて旅行のスケジュールを組んでみてください。
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