【フィンランド旅行】フィンランドのおすすめ観光&体験12選

大自然を感じることができる国「フィンランド」

北欧に位置する国、フィンランド。その自然の豊かさは人々の心に余裕を与え、フィンランドは2018年以来7年連続で世界幸福度ランキング1位を獲得し続けています。フィンランドはサウナでも有名ですから、美しい自然を楽しみながらサウナでゆったりとした時間を過ごすのもよいかもしれません。

今回はサウナをはじめとして、フィンランド国内でぜひ訪れてほしいスポットや体験してほしいアクティビティなどをご紹介しています。ぜひ旅行のプランを立てる際に参考にしてみてくださいね。

フィンランドの基本情報

ここではフィンランドを訪れる前に知っておきたいフィンランドの基本的な情報をいくつかご紹介します。

フィンランドの位置

フィンランドは東にロシア、西にボスニア湾を挟んでスウェーデンと隣接する、北欧に位置する国です。

北部は北極圏内に属しており、白夜や極夜、秋から春にかけてはオーロラを観測することができます。

フィンランドの言語

公用語はフィンランド語とスウェーデン語ですが、首都ヘルシンキを中心に多くの人が英語を話せるため、コミュニケーションを取る際言語に困ることはほとんど無いと言ってよいでしょう。

スーパーマーケットなどの商品表記は現地語のみの場合もありますが、お店の人に英語で質問したり翻訳アプリを用いるなどするとよいでしょう。

フィンランドの通貨

フィンランドはEUに加盟しており、国内ではユーロ(€)が用いられています。レートは以下のようになっています。

1ユーロ＝164.58円　(2024年5月4日現在)

少し気を付けたいのがフィンランドの消費税です。基本税率が24%と少し高めに設定されています。しかし食品・レストランでは14%、書籍・医薬品・交通機関・宿泊などは10%などと軽減税率が適応されています。観光客が多く利用する施設などが軽減税率の対象になっているのは嬉しいですね。

フィンランドの気候

国土が南北に長く、内陸と沿岸では気候が異なります。

今回は首都ヘルシンキの平均気温をご紹介します。

1月：‐3.5℃

2月：‐6.6℃

3月：0℃

4月：5℃

5月：10.3℃

6月：19.3℃

7月：21.4℃

8月：15.9℃

9月：10.4℃

10月：8.7℃

11月：2.7℃

12月：‐5.3℃

ヘルシンキはフィンランドのほぼ南端に位置しますが、そのヘルシンキでこの寒さ！サンタクロース村やオーロラ鑑賞地として知られる町ロヴァニエミの平均気温は、どの月もヘルシンキよりも5~10℃ほど低くなります。冬の寒さ対策は厳重に行うようにしましょう。

フィンランドの観光スポット・アクティビティ

ここからはお待ちかね、フィンランドの主要観光地とアクティビティを12個ご紹介します！

オーロラ鑑賞／ラップランド

フィンランドは、地域によっては年200日もオーロラを見ることができると言われるほどオーロラで有名です。具体的には8月終わり～4月初め頃にオーロラを見ることができます。

しかし、オーロラを見ることができる場所は「オーロラベルト」と呼ばれる高緯度地域のみに限られており、首都ヘルシンキなどではオーロラを観測することはできません。オーロラ鑑賞はフィンランド国内だと北部のラップランド地方が有名です。美しい宇宙の神秘をぜひ体験してみてください。

オーロラ鑑賞ツアーも沢山開催されています。自分に合ったプランを探してみてはいかがでしょうか。

公衆サウナ

「世界一幸せな国」の所以の一つともいわれるサウナ文化。今回はおすすめサウナを4つご紹介します。

ロウリュ（Löyly）／ヘルシンキ

ロウリュには3つの温水サウナと屋外プール、そしてフィンランド料理を味わえるレストランが併設されています。また、ロウリュはその美しい木造建築も有名です。

首都ヘルシンキに位置しながらも、屋外のテラスからはバルト海の美しい自然も楽しむことができる癒しの空間になっています。

ラヤポルティ（Rajaportin）／タンペレ

タンペレは首都ヘルシンキから150㎞ほど北上した場所にある、サウナの町として有名な地です。

中でもラヤポルティは、フィンランドで最古の現存する公共サウナとして多くの人から愛されています。

薪をくべることにより柔らかな蒸気を生み出し、昔から変わらぬ伝統的なサウナ空間を提供しています。カフェも併設されており、ゆっくりとした時間を楽しむのにはピッタリです。

クーラルカティオ（Kuurakaltio）／ラップランド

クーラルカティオでは、スモークサウナと呼ばれる種類のサウナを楽しむことができます。柔らかな煙をサウナ内に充満させ、それをかき混ぜることによって、なめらかな湯けむりを実現させています。ラップランド地方は先程もご紹介した通りオーロラ鑑賞スポットとしても有名ですので、オーロラ鑑賞で冷えた身体を温めるのにもピッタリです。

トゥルク（Forum）／トゥルク

フィンランド最古の都市としても知られるトゥルクは、首都ヘルシンキから西に150kmほどの場所に位置します。トゥルクサウナでは伝統的なセラピーをはじめとしたトリートメントを体験できます。

食事等の提供はないものの、飲食の持ち込みは自由なため、本格的なサウナを体験したい方にはピッタリです。

サンタクロース村／ロヴァニエミ

サンタクロースの生まれ故郷としても知られるフィンランドには、実際にサンタクロースに会える「サンタクロース村」という村が存在します。

サンタクロース村までは、首都ヘルシンキから国内線で1時間20分、もしくは列車で半日ほどかけて最寄のロヴァニエミ市内へ、そこからバスで30分程度で行くことができます。

サンタクロースと一緒に写真を撮ったり、サンタクロースからのお手紙を世界中に届けているポストオフィスで手紙を書いてみるのはいかがでしょうか。

ムーミン美術館／タンペレ