2023年3月以降、入国後の隔離措置が撤廃され、現在の渡航条件は新型コロナウイルス以前と同様の条件に戻っています。安全で楽しい旅のために事前準備をしっかりとしたいものです。
今回は海外旅行でインドネシアに渡航するための手続きなどをまとめてご紹介します！ぜひ皆様の楽しい旅行の参考になれば幸いです。
1．インドネシアへの渡航について
2023年3月23日以降、インドネシア全土で入国後の隔離措置は原則撤廃されました。インドネシア入国時及びインドネシア国内移動時に必要とされていたワクチン接種証明書の提示は不要です。
①必要書類の取得
■パスポート（6か月以上の残存期間があること）
■渡航目的に沿った査証（ビザ）
・観光、政府関係用務または商用等が入国の目的の場合、インドネシア到着後に空港等でビザ・オン・アライバル（VOA）を取得する必要があります。2022年11月9日より、入国前にオンラインで取得が可能なオンライン到着ビザ（e-VOA）の運用が開始されています。
②航空券の手配
新型コロナウイルス以降、航空会社各社では路線の減便などの措置が実施されています。最新の運行状況については各航空会社ホームページにてご確認ください。
③海外旅行保険への加入
保険に入っていないと高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりません。クレジットカード付帯の保険では補償が十分ではない場合もあります。突然の事故や病気、怪我に備えるために海外旅行保険への加入をお勧めします。
2．入国手続きについて
2023年6月9日以降、インドネシア入国時や国内移動時におけるワクチン接種証明書の提示義務は無くなりました。また、国内におけるマスク着用の義務もありません。現在のインドネシア入国に必要なものは以下の通りです。
〇アライバルビザ（VOA: Visa on Arrival）について
インドネシアの主要空港において、入国目的が観光、商談、商品購入、会議、政府関係用務、トランジットのいずれかの場合、最長30日以内の滞在が可能なアライバルビザの発給が再開されています。インドネシア到着後に入国審査の手前に設置されている Visa on Arrival のブースにて申請・ビザ料金（500,000インドネシアルピア）の支払いを行い、審査後申請が認められればビザが発給されます。VOAで入国可能なエントリーポイントはインドネシア入国管理局ホームページをご確認ください。
インドネシア法務人権省入国管理総局｜Visa on Arrival
取得の流れ
①料金支払いカウンターにてビザ代金を支払います
②料金支払い済みのレシートを受領します
③入国審査カウンターんびレシートを提出し許可されると滞在可能のシールが貼られます
〇オンラインアライバルビザ（e-VOA）について
2022年11月9日より、入国前にオンラインで取得が可能なオンライン到着ビザ（e-VOA）の運用が開始されています。入国目的、入国後の滞在可能時間、ビザ発行代金（クレジットカードでの支払）はVOAと同様です。渡航14日前から申請可能となりますが、少なくとも48時間前までに申請リクエストを行うことが推奨されています。下記がe-VOAの申請ページとなります。
インドネシア法務人権省入国管理総局｜Welcome to MOLINA
〇電子税関申告書（e-CD）の事前登録について
インドネシア入国時に提出する税関申告書は全面的に電子化されており、事前にオンラインで登録する電子税関申告書（e-CD）を利用します。申告内容は従来の紙媒体での申告書と同様であり、事前登録で取得するQRコードを税関職員に提示することになります。入国日の2~3日前以降に下記の申請ウェブサイトにて行うことが可能です。空港到着後、免税範囲内で申告するものがない場合は税関検査場でグリーンチャンネルとかかkれたレーンにお進みください。
申請の流れ
①ウェブサイトにアクセスします
②旅客情報を入力します
③手荷物数、同行人数を入力します
④インドネシア国内に持ち込む品目について申告有無を選択します（該当するものがある場合は、トグルの部分をクリックします）
⑤インドネシアに持ち込む携帯電話、タブレット端末等のIMEI登録の有無を入力します。
IMEI登録について
インドネシアでは海外輸入した携帯電話やタブレット端末を持ち込み、インドネシアの通信会社のSIMカードを利用して通信する場合はIMEIを登録することが義務づけられています。しかし、以下に該当する場合は登録不要ですのでご注意ください。
・90日以内の短期滞在者
・日本の通信会社のSIMカードのローミングで使用する場合
・デザリングまたはWi-Fiに接続して使用する場合
・2020年9月15日以前に既にインドネシアに持ち込んだことのある端末
※端末の購入価格が500USDを超える場合は超過額に対して別途課税額が徴収されます。
⑥入力内容の確認画面にチェックを入れて［Send］をクリックします
３. インドネシアから日本へ帰国する際の手順
現在は、有効なワクチンの証明書又は出国前検査証明書の提示、到着時検査及び入国後の自宅待機は不要となりました。また、APECビジネストラベルカード取り決めに基づく査証免除についても再開されました。詳細は外務省ホームページにてご確認ください。
外務省（Ministry of Foreign Affairs）｜APECビジネストラベルカード（ABTC）
【Visit Japan Webサービスの登録】
Visit Japan Webサービスは、入国審査（外国人入国記録）及び税関申告（携帯品・別送品申告）をウェブで行うことができるサービスです。日本人及び再入国する外国人は、「入国審査（外国人入国記録）」手続きは不要ですが、「税関申告（携帯品・別送品申告）」は電子申告端末でQRコードを表示することで手続きできます。
デジタル庁（Digital Agency）｜Visit Japan Web（入国手続オンラインサービス）
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したインドネシアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
【おまけ】インドネシアの観光スポット3選
（１）ボロブドゥール寺院遺跡群
まず始めにご紹介するのは、インドネシア観光の王道スポットである「ボロブドゥール寺院遺跡群」です。
ジャワ島中部のケドウ盆地に位置し、大都市であるジョグジャカルタから42㎞の場所にあります。巨大マンダラを表現したものだと言われており、今から1000年以上前に建立されたといわれています。世界最大級の石造遺跡として、ユネスコ世界遺産にも指定されました。ボロブドゥールの遺跡面積はおよそ1.5万㎡、高さは33mにも及び非常に巨大な遺跡です。
ここでは、建築様式や内部を飾っている1460ものレリーフから仏教の世界観やボロブドゥール寺院遺跡群ならではの独特な雰囲気を感じることができます。特に朝日が昇る時間帯はおすすめで、朝日と遺跡のシルエットが重なる美しさについ見とれてしまうことでしょう。
（２）ライステラス
続いてご紹介するのは、ウブドエリアを訪れたら必ず行くべき「ライステラス」です。
そこには美しい田園風景が広がっており、360℃見渡せる壮大なスケールとなっています。バリでは、季節関係なく1年中稲作が行われているので、訪れる時期によってもまた異なった景色を見せてくれるのも特徴です。
テガララン村のライステラスは、ウブド中心部から8㎞ほど離れており、絶景スポットとして多くの観光客が訪れています。日本でも棚田は見られますが、バリのライステラスには所々にヤシの木があるので、日本とは違った、バリならではの南国らしさを感じることができると思います。
ライステラス周辺には、お洒落で人気なカフェやレストランが多く立ち並んでいるので、ライステラスを訪れた際には、休憩がてらに足を運んでみてください。
（３）トバ湖
最後にご紹介するのは、東南アジアにおいて最大の広さを誇る「トバ湖」です。
その広さは、なんと1145㎢と、日本最大の琵琶湖と比べて約2倍の広さです。トバ湖は、7万4000年前の火山の爆発によって形成されたと考えられており、この時の噴火により人類は激減、滅亡の危機にさらされたと言われているんです。
トバ湖の周辺には、豊かな山々が広がっており、澄んだ湖に山々の緑がマッチして幻想的な美しさを感じることができます。また、周辺には先住民バタック族が暮らしており、その特徴ある高床式の住居も必見スポットです。バイクをレンタルしたり、車をチャーターして周辺にある集落を観光してみたりしても良いと思います。レストランやカフェも沢山ありますので、ぜひ訪れてみてください！
インドネシアへの渡航を安全に楽しもう！
いかがでしたか？
今回は「【最新版】海外旅行でインドネシアに渡航するための手続きまとめ」と題し、インドネシアへの海外旅行の必要事項などを紹介しました。ぜひ海外旅行を楽しんでください。
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