【最新版】海外旅行でタイに渡航するための手続きまとめ(申請/航空券手配/PCR検査等)

新型コロナウイルスの蔓延も落ち着きをみせつつあるなかで、海外旅行を計画する人も多くなってきたのではないでしょうか。そんななかで、タイ旅行に行くためにどんな手続きが必要なのか、詳しく知りたいと思われる方は多いと思います。安全に楽しい旅をするためには事前準備が大切です。
そこで、今回は海外旅行でタイに渡航するための手続きをまとめてご紹介します。この記事を参考に旅行前の不安要素を無くして、楽しい旅にしましょう。



タイの入国制限について

まずはじめに、タイの入国制限についてです。

2022年9月23日、新型コロナウイルス状況管理センターは2022年9月30日をもって非常事態宣言の終了を発表し、それに伴い2022年10月1日以降、新型コロナウイルスを「危険な感染症」から「監視が必要な感染症」に警戒レベルを引き下げ、非常事態宣言に基づく規制措置及び入国制限措置は解除されました。

制限緩和・変更についてですが、

・入国時のワクチン接種証明書の提示

・入国時の新型コロナウイルス検査陰性証明の提示

・入国時隔離措置

・タイ国内感染者の自己隔離措置

・新型コロナウイルス感染者の入国禁止措置

すべての国・地域を対象に上記にあげた全てが撤廃されました。



タイのビザ申請について

続いては、タイのビザの申請についてです。

2022年10月1日より新型コロナウイルスに関する制限は撤廃されたため、日本からタイへの入国条件は新型コロナウイルス発生以前の状態に戻ります。

日本国籍の方が観光目的以外でタイに渡航する場合は事前に査証の取得が必要になります。入国の目的にあったビザが必要になりますので、注意して取得するようにしましょう。

そして、観光目的の場合ですが、

日本国籍の方で一般旅券を保持している場合は、観光を目的とする30日以内の滞在であれば査証を取得しなくてもタイへの渡航が可能です。観光目的の場合でも30日を超える滞在の場合は査証の取得が必要になりますので、間違えないように気をつけましょう。

査証免除の入国条件としては、

パスポートの有効期限が入国日から数えて6ヵ月以上あること、1人あたり10000バーツ」、1家族あたり10000バーツ相当の現金や賃金を保持していること、30日以内に出国することが確認できること(航空券や電車、バス、船のチケット等の提示)。この3つの条件をクリアしていれば、査証が免除されます。

 

ここで、渡航目的に応じて、有効な査証または再入国許可証が必要になりますので、主なタイの査証の種類をご紹介します。査証の取得は、タイ王国大使館・総領事館にて申請・取得が可能です。

 

〇主なタイ査証の種類

目的にあったカテゴリーのビザの取得が必須になりますので、気をつけましょう。

①Non-Immigrant B/IB:就労・ワーキング、商用

②Non-Immigrant O:正規就労者の外国人配偶者/扶養家族、タイ人の配偶者/親/扶養家族

③Non-Immigrant O-A:ロングステイ(1年)

④Non-Immigrant O-X:ロングステイ(10年)

⑤Non-Immigrant ED:国立教育機関への留学、私立教育機関への留学

⑥Tourist:日本国籍の場合、観光目的で滞在期間が30日間を超えて入国する者

⑦Diplomatic/Official:日本の政府機関で働く官職者とその家族が公認目的での入国・在外公館や領事館の任務に就く外交官とその家族の入国・タイにある国際機関の任務に就く者とその家族の入国



タイ行き航空券の手配について

お次に、タイへ向かう飛行機の航空券の手配についてです。

日本からタイへは直行便が就航しているので、乗り継ぎなしで行くことができます。日本航空(JAL)と全日空(ANA)からの運行状況をご紹介します。

 

〇日本航空(JAL)

出発空港 到着空港 所要時間 運行曜日等
バンコク

(スワンナプーム国際空港)

成田 バンコク 7h10m 毎日
羽田 6h55m
関西 6h15m
バンコク 成田 5h50m
羽田 5h35m
関西 5h15m

 

〇全日空(ANA)

出発空港 到着空港 所要時間 運行曜日等
バンコク

(スワンナプーム国際空港)

成田 バンコク 7h25m 毎日
羽田 6h55/7h15m
バンコク 成田 5h55m
羽田 5h45m/5h40m

航空会社の都合等によって、記載のフライト運行状況は予告無く変更となる場合があります。また、減便検討中あるいは各国当局の制限により一部航空会社が一時的に新規予約受付を見合わせる場合があります。そのため、細かな詳細については各航空会社ホームページをご確認いただくと安心してフライトを迎えることができるかと思います。

 

航空券代につきましては、選択する航空会社によって値段が変わってきます。JALやANAの場合、航空券は往復で5~8万円程度が相場になります。預入荷物が無料だったり、機内食やドリンクサービスが無料で受けられます。早期に予約することで比較的安くチケットを購入することもできますので、早めにチケットを確保することをおすすめします。

LCC(格安航空会社)の場合は、バンコクへの往復で2~3万程度で購入できます。

航空券は時期によっても価格が変動しますので、よくチェックしておくことが大切です。



海外旅行保険の加入について

続いては、海外に行くなら加入しておきたい旅行保険についてです。

国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診療や治療が受けられないことがあります。渡航先で、新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり、費用は渡航者自身の負担になります。

保険に入っていないと、非常に高い出費になってしまいかねませんので、万が一に備え、十分な補償内容の海外保険に加入しておくことをお勧めします。

せっかくの海外旅行ですから万全な状態で準備を整えて、不安なことなく楽しみたいですよね!そのためにも備えておくことが重要です。



タイ到着後の自己観察機関・隔離及び滞在について

最後に、タイ到着後の自己観察期間等の措置についてです。

現在(2023年11月18日)は、タイ入国時の隔離措置等は原則ありません。

入国後は、公共交通機関(タクシー・バスなど)を利用して自由に移動することができます。到着後は、混雑時期・混雑時間帯や検査体制の強化による対応で、各種手続きが長時間に及ぶ可能性がありますので、入国日は余裕をもったスケジュールをたてておくと、焦らずに安心して楽しむことができるかと思います。

また、隔離措置等はありませんが、自身での健康状態の管理が求められ、何らかの症状がある場合は最寄りの医療施設に報告または国・州のヘルプラインへ連絡が必要になります。新型コロナウイルス感染の症状が見られた場合は隔離になります。



タイ渡航を安全に楽しもう!

いかがでしたか。今回は「【最新版】海外旅行でタイに渡航するための手続きまとめ」と題し、タイ旅行にむけた手続きの手順や必要事項などを紹介しました。ぜひ感染拡大に気を付けながらぜひタイ旅行を楽しんでください。
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