【用語集】エチオピア旅行に行くなら覚えておきたい挨拶やお礼など

アフリカ東部に位置する国、エチオピア。歴史を感じる建造物や大自然、多様な民族と多彩な文化を楽しむことができます。またラリベラの岩窟教会群をはじめとする世界遺産も2015年の時点で9つあり、「ツーリストパラダイス」という異名があるほど見どころ満載の国です。
海外旅行での醍醐味の一つに現地の方との交流があるのではないでしょうか。さらっとワンフレーズ話すだけでもぐっと距離が縮まるはずです。今回はエチオピアに旅行した際に覚えておきたい用語をまとめて紹介します。



 

目次

エチオピアの基本情報

まずはじめに、最も基本的なエチオピアという国に関する情報を紹介します。

・国名:エチオピア連邦民主共和国(Federal Democratic Republic of Ethiopia)
・首都:アディスアベバ(Addis Ababa)
・人口:約9939万人(2015年国連人口部)
・面積:約109.7万㎢(日本の約3倍)
・通貨:エチオピア・ブル、サンチューム
・時差:日本よりも6時間遅れ。
・民族構成:
セム系のアムハラ族やティグラィ族など、クシ系のオロモ族やソマリ族など、オモ系のムルシ族やハマル族のほか、83もの民族によって構成される。最大の民族はオロモ族で、アムハラ族やティグラィ族はそれに準ずる。
・宗教:
キリスト教徒(大多数がエチオピア正教徒)とイスラーム教徒がほぼ人口を二分して、共存している。そのほかユダヤ教徒、伝統宗教徒も残る。
・出入国手続き:
①ビザ
ビザが必要。観光目的の場合は、申請に応じてシングル・観光ビザ(1ヵ月間有効)もしくはマルティプル・観光ビザ(3ヵ月間有効)が発行される。ビザは入国時に空港でもUS$50で取得できるが、深夜にはイミグレーションのビザセクションが閉まっている場合があるので事前に日本で取得していく方がよい。
②パスポート
パスポートの残存有効期間は最低6ヵ月必要。
③入出国
入国の際、機内で配られた入国カードに記入する。これはパスポートのチェックカウンターでも入手可能。出国の際、US$20の出国税がかかるが、これは航空券に含まれている。航空機の場合は72時間前までに飛行機の予約確認をすること。



エチオピア旅行で注意すべきこと

日本と比べ、エチオピアの治安は残念ながらあまり良いとはいえません。以下、エチオピアへ旅行した際に注意したいポイントをまとめました。

(1)危険レベルの高い地域には立ち入らない

外務省は、国ごと地域ごとの治安の状況を危険レベルという指標にあてはめて公表しています。エチオピアには危険レベル1~4の地域がありますが、危険レベル2~4の地域には絶対に立ち入らないようにしてください。詳しい情報は以下の通りです。【危険レベル4】エリトリア及びソマリアとの国境地帯
【危険レベル3】ガンベラ州の国境地帯及びソマリ州
【危険レベル2】オロミア州西ハラルゲ地区、アムハラ州の一部、オロミア州の一部、ガンベラ州、ソマリ州の一部、ベニシャングル・グムズ州ディンディル川以南のスーダン、南スーダン及びケニアとの国境地帯
【危険レベル1】北アムハラ州、アムハラ州の一部、オロミア州の一部、アディスアベバ市及びその他の地域

(2)子どもによるスリ・ひったくりに注意

エチオピアの人々に、お金をもっているイメージを持たれている日本人はスリやひったくりの被害にあいやすいです。大人によるスリ・ひったくりにはもちろん注意が必要ですが、昨今増えているのが幼い子どもによるスリ・ひったくり。可愛い子供に目を向けている間に、グループの仲間がバッグから貴重品を盗むという手口が流行っているので十分気をつけてくださいね。

(3)偽ガイドによる詐欺に注意

エチオピアで昨今増えている犯罪に、偽ガイドによる詐欺があります。これはまずガイドを装った人に声をかけられ、その後グルになっている飲食店に連れていかれ、法外な飲食代を請求されるという手口です。道端などで声をかけてくるガイドはトラブルのもとになるので、信頼できる旅行会社で信頼できるガイドを紹介してもらうようにしましょう。

(4)観光客を狙った強盗に注意

エチオピアでは観光客をターゲットにした強盗の被害も多く報告されています。犯人は多くの場合凶器を持っていますので、万が一被害に遭った場合は抵抗せず、荷物を渡しましょう。

(5)交通事故に注意

エチオピアの人々は荒い運転をする人が多く、また歩道橋や横断歩道もないので、歩行者が事故に巻き込まれるケースが多々あります。運転の荒さは、タクシーやミニバスの運転手についても例外ではありません。なるべくトラブルを避け、事故に巻き込まれないようにするためにタクシーはホテルのフロントで呼んでもらいましょう。ミニバスはスリにあう可能性が高いので使わない方が賢明です。



エチオピア旅行で使える基本フレーズ

エチオピアは独特な文化を持っている事で有名で、実際現地で使われている言葉も「アムハラ語」と呼ばれる特殊な言語が主に使われています。エチオピアでの挨拶は、相手の目を見て握手するのが基本です。しかし男女は一般的に触れ合うことはなく、男性は相手の女性が手を出さない限りは握手を求めてはいけません。また年配の方には自分から先に挨拶をし、自分より年上の人を紹介されたときにはお辞儀をするようにしましょう。

(1)こんにちは:ጤና፡ይስጥልኝ(テナ イストゥリン)

このほかにも「ሰላም(サラミ)」という挨拶があります。

 

(2)おはようございます(男性):እንደምን፡ኣደርክ(ウンデムン アッダルク)
            (女性):እንደምን፡ኣደርሽ(ウンデムン アッダルシ)

 

(3)こんばんは(男性):እንደምን፡ኣመሽሀ(ウンデムン アマシュフ)
        (女性):እንደምን፡ኣመሸሽ(ウンデムン アマシャシ)

 

(4)はじめまして:ስለተዋወቅን፡ደስ፡ብሎኛል(スィレテワウェキン デス ビロニャル)

 

(5)さようなら:ደህና ሁኑ(デナフヌ)

よりくだけたニュアンスで言いたいときは「バイバイ:ቻው(チャオ)」を使ってみましょう。

 

(6)ありがとう:ኣመሰግናለሁ(アムセグナッロフ)

 

(7)どういたしまして:ምንም፡ኣይደል(ムヌム アイダル)

 

(8)〇〇といいます:〇〇እባላለው(ア バラロウ)

〇〇に自分の名前を入れて、自己紹介の際に使えます。



エチオピア旅行に便利なフレーズ

(1)〇〇ありますか?:〇〇አለህ?(アレッ?)

買い物の際に使えるフレーズです。日本語に似ているので覚えやすいですね。物だけでなく人にも「〇〇さんはいますか?」といった意味で使うことができます。

 

(2)〇〇はどこですか?:〇〇የት ነው(イェットノウ?)

道に迷ったときや、乗り物に乗る際に使ってみてください。

 

(3)いくら/いくつですか?: ስንት ነው? (スントノウ?)

エチオピアの市場やお土産屋さんには、基本的に値札が付いていないため値段を尋ねる必要があります。実際の相場より高く値段を言ってくる場合が多いので、値段交渉が必須です。

 

(4)(値段が)高い:ውድ ነው(ウッドゥノウ)

値段交渉の際に使えます。



まとめ

いかがでしたか?今回はエチオピア旅行の際に使える用語を紹介しました。発音が難しいですので、音声を聞きながら練習するのがおすすめです。ぜひエチオピアを訪れた際は積極的に使って、現地の方とコミュニケーションをとってみてください。より旅が楽しくなるはずです。
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