【用語集】ニュージーランド旅行に行くなら覚えておきたいニュージーランド英語

雄大な自然と個性あふれる都市、そしてフレンドリーな人々。そんな多彩な魅力であふれるニュージーランドは、日本人観光客にも非常に人気が高く、はじめて海外旅行に行かれる方にもおすすめの国です。
ニュージーランドでは3つの公用語ーマオリ語、英語、ニュージーランド手話が定められています。今回はそのなかでも独特な発音やスラングが用いられることで知られているニュージーランド英語について知っておくと便利な情報をご紹介します。



 

ニュージーランドの基本情報

まずはじめに、ニュージーランドという国に関する基本的な情報をご紹介します。
【国名】ニュージーランド(New zealand)
【国旗】ロイヤルブルーの地にユニオンジャック、南十字星をかたどった4つの星が描かれている。
【面積】約27万534㎢(日本の約4分の3)、うち北島が11万6000㎢、南島が15万1000㎢、周辺の島々4000㎢
【人口】約492万6400人(2018年12月推計)
【首都】ウェリントン(Wellington)
【民族構成】ヨーロッパ系(約74%)、マオリ(約15%)、ポリネシア系(約7%)、その他アジア系など
【宗教】約49%がキリスト教。英国国教会、ローマ・カトリックなどの信者が多い。



ニュージーランド旅行で注意すべき5つのこと

美しい自然が魅力的な国、ニュージーランド。ニュージーランドは比較的治安が良いことで知られており、“安全な国”というイメージをお持ちの方も多いと思います。しかし油断は禁物、日本ではあまり意識しない点でもニュージーランドでは注意が必要なこともあります。ここでは治安面とマナー面を合わせて、ニュージーランド旅行でこれだけは注意していただきたいポイントを5つご紹介します。

①飲み物の管理に注意
日本ではあまり意識しないものの、ニュージーランドでは気を付けるべきポイントのひとつめは居酒屋やレストランでの飲み物の管理。話が盛り上がり、ついつい話すのに夢中になってしまいがちですが、「自分の飲み物から目を離さない」「信用できない人からもらった飲み物は口にしない」ことを徹底しましょう。睡眠薬などを入れられ、犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。

②現金の扱いに注意
さまざまな決済方法が普及してきているなか、日本では未だに現金での支払いも一般的。しかしニュージーランドでは現金はあまり用いられることはありません。ニュージーランドに訪れた際は、持ち歩く現金はなるべく少額にし、ATMを利用するのも昼間の明るい時間がおすすめ。夜は物陰に人が潜んでいて、おろしたばかりのお金を盗られてしまうなどといった恐れがあります。

③車上荒らしに注意
海外ではごく当たり前に発生している車上荒らし。ニュージーランドも例外ではありません。
車のなかに貴重品を置いておくことはもってのほか、地図や旅行ガイドなど車の持ち主が観光客であるということがわかってしまいそうなものを置いておくのも控えるようにしましょう。

④食事中に手を伸ばして調味料をとらない
食事中、自分から少し離れた位置に調味料が置いてあるとき、日本においては手を伸ばしてとるというのが一般的かもしれません。日本人のなかには「食事中にわざわざお願いするのも気が引けるから自分でとる」という人も多いと思いますが、ニュージーランドや欧米諸国ではこのような行為はマナー違反にあたります。人の前を横切って調味料をとることはせず、「塩をとってください」などとお願いするようにしましょう。

⑤目を見て話す
日本では威圧感を与えてしまうなどといった理由からあまり好まれない「目を見て話す」という行為。特に目上の方や上司、初対面の相手と話すときは目をそらしてしまう人も多いかもしれません。
しかしニュージーランドにおいてはアイコンタクトはとても大切。目を見て話すのは好意的な仕草であり、目をそむけるのは失礼にあたります。目を合わせないと、「私と話したくないのかな」「自信なさそう」などと思われてしまいますので、恥ずかしがらずに目をしっかり見て話すことを心がけましょう。



ニュージーランド観光で使える用語集

アメリカ人やイギリス人からも「わかりにくい」といわれるほど、独特の発音とスラングがあるニュージーランド英語。隣国オーストラリアの英語も、アメリカやイギリスのそれとは随分異なっているといわれますが、ニュージーランド英語はオーストラリア英語とも異なっています。
ここではニュージーランド英語において特徴的な発音やスラングを説明します。

(1)発音について

イギリス英語をベースとしているニュージーランド英語ですが、発音は独自に発展してきました。如何ニュージーランド英語における独特の発音です。

①/e/ が /i/ になる
例)egg:エッグ→イッグ、yes:イエス→イィス

②/i/ が /ə/ になる
例)fish:フィッシュ→フッシュ、six:シックス→スックス

③/æ/ が /e/ になる
例)bad:バッド→ベッド、cat:キャット→ケット

④/ei/ が /ai/ になる
例)today:トゥデイ→トゥダイ、name:ネイム→ナイム

⑤/ai/ が /ɔi/ になる
例)I:アイ→オイ、nine:ナイン→ノイン

⑥/eə/ と /iə/ が同音異義語になる
例)hairとhere(ヒア)、beerとbear(ビア)

⑦Rの巻き舌がない
これは日本人には嬉しい特徴かもしれませんね。

(2)スラングについて

ニュージーランド英語はそのスラングの多さでも知られています。以下では日常的によく使われる代表的なものをいくつか見てみましょう。

①Chur/Cheers:ありがとう、どういたしまして
“chur”は「チャー」と発音します。「ありがとう」や「どういたしまして」を表す言葉で、お店で物を買った時などによく聞こえてきます。“cheers”には「乾杯」という意味もあります。

②Kia ora:こんにちは
こちらはニュージーランドの公用語として登録されているマオリ語から借用した言葉です。

③Ta:ありがとう
こちらはどうやらスカンジナビア地方の言葉から来たもののようです。

④Eh/Eh?:だよね?
“Eh”は「エイ」と発音します。文の最後につけることによって“isn’t it?”や“right?”と同じような役割を果たします。

⑤Bro:男友達
ほかの英語圏でもよく使われるこちらのスラング。会話の最後につけることで「あなたに話しかけているよ」という意思を表すことができます。

⑥Long black:ニュージーランド独自のコーヒー
“Long black”はニュージーランド独自の、ダブルエスプレッソショットと150/180mlのお湯でできたコーヒーの種類のこと。アメリカーノよりも濃く、しっとりとした飲みごたえがあります。

⑦Flat white:ニュージーランド独自のコーヒー
こちらもニュージーランドでよく飲まれているコーヒーの種類のひとつ。エスプレッソ1ショットと180/250mlのスチームミルクでできています。

⑧Fizzy drink:炭酸飲料

⑨Lolly:キャンディー

⑩Tramp:ハイキング
人が通る道が整備されている、国立公園などでのハイキングを“Tramp”と呼びます。

⑪Aotearoa:ニュージーランドの国土
マオリ語で「白く長い雲のかかる島」という意味で、国歌にも登場する単語です。

⑫Kiwi:ニュージーランド人(の)
ニュージーランドで一番有名なスラングかもしれません。ニュージーランド英語のことも「キウィ・イングリッシュ」と呼ぶそうです。

⑬Dairy:コンビニ

⑭EFTPOS:デビッドカード
ニュージーランドでは基本的にどのお店でも使えるデビッドカードのこと。



 

Ooohおすすめのプライベートツアー

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今回は「【用語集】ニュージーランド旅行に行くなら覚えておきたいニュージーランド英語」と題して、せっかくの旅を楽しむためにぜひとも覚えておいていただきたい情報を紹介致しました。皆様の旅が、一生の宝物になるような素敵なものになることをお祈りしています。
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