スウェーデンを訪れたら食べたいグルメ&お土産11選

スウェーデンには北欧ならではの、食文化があり、日本とは異なった魅力が光ります。今回はそんなスウェーデン料理のおすすめと、スウェーデンならではのお土産について、11個に厳選してご紹介しています。ぜひ最後までご覧になって、スウェーデン旅行の際の参考にしてくださいね!



 

スウェーデンのおすすめグルメ8選

ジャガイモ料理

 まずはじめに紹介するのは、スウェーデンの国民食であるジャガイモです。ジャガイモは、マッシュポテトにフライドポテト、茹でたり焼いたりと様々な形で、肉料理から魚料理まで様々な料理と共に食べられています。また、スウェーデンの家庭料理にもジャガイモが使われたメニューは多く存在します。ジャガイモを細かくして、玉ねぎとハムやソーセージなどと炒め、目玉焼きと共にいただくピッティパンナや北欧風ベイクドポテトのハッセルバックポテトなど様々です!レストランでも食べられるスウェーデン料理ですので、ぜひ挑戦してみてください!

 

発酵ニシン

バルト海の小型ニシンは春に漁獲され、塩漬けにしてゆっくり発酵させたのち、缶詰にしてさらに約1ヶ月で、食卓や店舗に並びます。臭いが強烈に臭いことから、発酵二シンの缶詰(=シュールストレミング)は世界一臭い食べ物、として知られていますが、味は円熟したなかにも明確な酸味があって、食欲をそそります。

 

ザリガニ

 主に北欧スウェーデンとフィンランドでは、ザリガニパーティーが行われます。夏にザリガニを食べながらお酒を飲むパーティーです。ザリガニ漁は1994年まで厳しく規制されていて、8月第一水曜日の解禁日に捕ったザリガニを食べて祝ったのがザリガニパーティーの始まりといわれ、今では夏の終わりの恒例行事となっています。昔は高級なごちそうだったザリガニですが、今では一年中手に入ります。それでも、ほとんどのスウェーデン人は、伝統的な解禁の時期である8月がやって来るまで、食べずに待っているそうです。ザリガニパーティーは8月から9月、屋外で友人同士や家族、職場のパーティーとして行うのが一般的です。

セムラ

 見た目はシュークリームやマリトッツォに似ていますが、カルダモンが練りこまれた甘い生地のパンにアーモンドペーストと生クリームを挟んだ、幅広い年代から人気のお菓子です。今では国民的スイーツともいえるセムラですが、その昔、キリストの復活を祝うイースターから数えて45日前から断食に入るという風潮があった頃に、断食前の火曜日に栄養を蓄えるために食べられていたと言われています。ですが、今では国中の愛好者が、クリスマスからイースターまで毎日のように食べています。セムラと珈琲の相性は抜群なので、ぜひおやつの時間に食べてみてください。

スモールゴースボード

ビュッフェスタイルの食事で、日本でいう「バイキング・食べ放題」料理のスウェーデン版のことを指します。実は、日本のバイキング料理とよばれるビュッフェスタイルの食べ放題は、このスモールゴースボードが発祥のきっかけになっています。スウェーデンの伝統的な食事で、前菜、魚料理、肉料理にデザートまで スウェーデンを代表する料理を一通り一度に楽しめます。スモールゴースボードで出されるアンチョビ入りのポテトグラタンは、「ヤンソン氏の誘惑」と呼ばれ、ぜひ試してほしい一品です。

サーモン

スウェーデンの魚料理といえば、やっぱりサーモンと答える人が多いのではないでしょうか。その食べ方はオープンサンドイッチから焼いたものまで多種多様です。薫製以外で、ぜひ試してほしいのが、スウェーデン語でグラーバド(Gravad)とよばれる調理方法です。塩や砂糖、デイルという香辛料とともにサーモンを熟成させたもので、ジャガイモとソースと一緒に食べます。

 クロップスコーカ(kroppskaka)

 日本語に訳をすると、「身体のお菓子」という何とも変わった食べ物で、主にスウェーデン南部で食べられています。皮の部分はジャガイモをすりおろしたものに少し小麦粉をたしたもので、テニスボールくらいの大きさの中身は、各地方によって多少中味が変わりますが、タマネギと豚肉かベーコンが一般的です。ソースとコケモモ(リンゴンベリー)のジャムと一緒に食べる、ジャガイモが主食であるスウェーデンらしい伝統料理となっています。

ジビエ料理

 ヘラジカやシカ、トナカイの肉の料理です。狩りの歴史が長いスウェーデンでは、古くから野生動物を食べる習慣があります。肉をそのまま焼くステーキや煮込み料理が一般的で、レストランでも味わうことができます。家庭では、ひき肉にして様々な料理にして食することが多く、マーケットなどでは、薫製の肉も買えます。

 



スウェーデンのおすすめお土産3選

Ekelund(エーケルンド)のキッチンタオル

エーケルンドは450年の歴史を持つ織物会社で、100年以上もスウェーデン王室の御用達としてリネン製品を納めています。全てのエーケルンド製品は、オーガニックの原料を用い、環境負荷のない製法で製造され、赤ちゃんから大人まで安心してお使いいただけます。特に日本では、ムーミンのデザインのものが人気です。日本で購入する半額位で購入することが出来るので、ぜひお買い求めください!

ダーラホース

古くは子供の玩具でしたが、現在はダーラナ地方の象徴、またスウェーデンそのものを象徴するものとされることもある、誰でも一度は目にした事があるスウェーデンのお土産の名物です。

ヴィクトリアスウェーデンのボディソープ。

Victoria SWEDENは歴史と伝統のあるスウェーデンの石鹸メーカーで、王室御用達で有名です。卵白に含まれるレシチン(保湿成分)、天然のパームオイル、ラノリン(保湿・柔軟効果)が配合されており、日本でも一時期「美白石鹸」として流行った商品です。



(おまけ)スウェーデンのおすすめお菓子お土産8選

①カレス・キャビア

「Kalles」という青いチューブは、スウェーデンの食品ブランド「Kalles Kaviar(カレスキャビア)」の製品だそうです。スウェーデンで非常に人気の高い食品で、魚の卵(キャビア)を主成分としたペースト状の食品です。キャビアといっても、いわゆるチョウザメの黒い卵を指すのではなく、北欧では全ての魚卵を意味するそうです。

 

②リンゴンベリー・ジャム

北欧には、美しい赤い実をつけるリンゴンベリーというベリーがあり、寒冷地でも丈夫に育つリンゴンベリーは古くから食べられてきました。リンゴンベリーのジャムはケーキや朝食のパン、肉・魚料理などに添えられています。日本でもリンゴンベリージャムは、通販やIKEAなどで購入することも可能ですが、スウェーデン現地でぜひ試してみてください!

③KEX!

 Cloetta社のKexchokladは、1938年に誕生してからスウェーデン人に愛されているミルクチョコレートを挟んだウエハースのお菓子です。 クリーミーなミルクチョコレートとサクサクとしたウエハースのハーモニーが病みつきになります。1枚の板チョコスタイルもあれば、一口サイズが20個近く個包装されているものもあるので、家族や友達用にも職場への ばら撒きおみやげとしても使えるのはありがたいですよね。

④SWEBAR(プロテインバー)

SWEBARは、スウェーデンの代表的なプロテインバーの一つです。 国旗の青と黄色をベースとしたパッケージ は、スウェーデンらしさが出ています。フレーバーは、オリジナルラインが13種類、砂糖不使用ラインが2種類あります。オリジナルラインは、定番のチョコレート、チョコミント、塩ピーナッツキャラメル、マンゴーパッションから、日本にはなさそうなポップコーン、梨アイスクリーム、ラズベリーリコリスなど様々です。砂糖不使用ラインは、ホワイトチョコレート&ラズベリーとクランチーキャラメルとあり、 どちらも砂糖を使っていないのが信じられないほどの満足感があります。海外のお菓子は高カロリーで砂糖が多く入っているイメージが強いですが、SWEBARなら筋トレをしている人や健康的なライフスタイルを送っている人へのおみやげとしても使えること間違いなしです!

⑤Tutti Fruti(グミキャンディー)

Tutti Frutiは、カラフルな色が楽しい、食欲がそそられるFazer社のグミキャンディーです。 着色料や香料を使っていないので、フルーツの自然な色と香りを堪能できます。また、 ゼラチン不使用なので、ベジタリアンやヴィーガンの人も安心して食べられるのは嬉しいです。フレーバーは、オリジナル、パッション、サワー、リングなど 5種類以上あります。「健康的なお菓子が好き」「チョコレートは苦手だけど甘いものが好き」という人に、おすすめしたいグミキャンディーです。

クネッケブロード。

スウェーデン語でクネッケは「割る」、ブロードは「パン」という意味で、クネッケブロードとは乾燥したクラッカーのようなパンのことを言います。伝統的なクネッケブロードは直径30~40㎝ほどの丸い形をしていて、これを自分で好きな大きさに割って食べます。小さなパッケージに入っているタイプのものもあるので、お土産にはぜひそちらを購入してみてはいかがでしょうか!

⑦Marabou(スウェーデン王室御用達の老舗ブランドのチョコレート)

Marabouは、 スウェーデン王室御用達の老舗ブランドのチョコレート で、設立時1916年からスウェーデン人に愛され、現在も揺るがない人気があります。フレーバーは、ベーシックなミルクチョコレートを始め、オレンジ、ミント、ブラックソルトリコリス、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、オレオ、ポップコーン、フルーツ&アーモンドなど、 30種類近く もあるので選ぶのも楽しくなりますよ。筆者的に1番スウェーデンらしい味はブラックソルトリコリスでした。スウェーデン人に愛されているリコリス自体は日本人の味覚とはあまり相性が良いとは言えませんが、Marabouの滑らかで上品なチョコレートと合わせるとおいしく食べられます。王室御用達でパッケージが洗練されたデザインですが、 日本円換算だと1枚300円ほど で購入できるので、自分用だけでなく家族や友達などへのおみやげとしてもぴったりです。

⑧Daim(チョコレート菓子)

Daimは、ザクザク感のあるクランチーアーモンドキャラメルを、マイルドなミルクチョコレートでコーティングしたチョコレート菓子です。日本のチョコレートと比べるとかなり甘いので、 無糖のコーヒーや紅茶と合わせると丁度良いでしょう。1個売りのものもあれば、ファミリーパックのように1口サイズのものが70個近く入っているものまであるので、用途に応じて購入できます。



スウェーデンで素敵な思い出を作ろう!

いかがでしたでしょうか?

今回は「スウェーデンを訪れたら食べたいグルメ&お土産11選」をご紹介いたしました。

スウェーデンのお土産は、日本人にも、受け入れやすいものが多く、実用的なものが多くあります。

日本では買えないものもあるので、スウェーデンを訪れた際には思う存分買い物を楽しみましょう!

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