アルゼンチン、訪れたら食べたいおすすめグルメ8選

アルゼンチンは、洗練された食を誇る広大な国土を持つ国です。その大きさは日本の7.5倍にもなる。アルゼンチン料理といえば、アルゼンチン牛のイメージが強いが、それもそのはず、美しい原生林に放牧された赤身でジューシーな牛は、牛肉の生産量と内訳で世界一を誇っている。しかし、アルゼンチンは美食の国であり、他にも数え切れないほどの美味しいものがあり、その発見を待っているのです。今回は「アルゼンチンに行ったら食べたいおすすめグルメ8選」と題して、アルゼンチンを代表する食事や国民食をご紹介します。

 



(1)アサード(Asado)

スペイン語で「焼かれたもの」を意味する「アサード」ですが、アルゼンチンといえばやはり最もポピュラーなのは牛肉。「アサード」を食べなければ、アルゼンチンに行ったとは言えない!というくらいアルゼンチンでは定番の食べ物です。

あら塩だけで味付けされ、炭火でじっくりと火が通された牛肉は、歯ごたえ抜群で肉本来のおいしさが引き立つ絶妙な味わい。食べ終えた後は満足感でいっぱいになるはずです。
肉の種類はサーロイン、フィレ、リブが代表的ですが、お店では野菜も一緒に頼むことができます。

アルゼンチンの国民は、人が何人か集まれば「アサード」を楽しむと言われているくらい「アサード」が大好きなので、ぜひ皆様も食べてみてくださいね。

 



(2)チョリパン(Choripan)

かわいらしい響きの「チョリパン」は、アルゼンチンの人々のソウルフードといわれている食べ物。
屋台で気軽に買うことができ、アルゼンチン流のホットドッグといえばイメージが湧きやすいかもしれません。

作り方は焼いた牛肉のチョリソーをパンで挟むだけというとてもシンプルなものですが、シンプルだからこそ素材そのものが持つ味わいが楽しめます。またメキシコ流のチョリソーとは違い、アルゼンチンのチョリソーは辛みが抑えられているので、辛いものが苦手な方やお子様も楽しめる一品となっています。

ブエノスアイレスには、「チョリパン」の専門店が30店舗ほど集まった「チョリパン・ストリート」なるものもあるくらいの人気っぷりなので、一食の価値ありです。

 



(3)エンパナーダ(Empanada)

小腹が空いたときにおすすめ、アルゼンチンのB級グルメといえば「エンパナーダ」。
「エンパナーダ」は、具を半月型のパイ生地に包み、オーブンで焼いたり油で揚げたりしたものです。

中身は肉、魚、野菜、チーズなど実に様々で、お店ごとに違った具材を楽しめるのも魅力の一つ。
中にはフルーツを入れた、デザート風のものもあるんです。

レストランだけではなく、気軽に入れる定食屋やピザ屋でも売られていることが多く、パーティーでは前菜として登場するなど大活躍の「エンパナーダ」。
ぜひ自分好みの「エンパナーダ」を見つけてみてくださいね。

 



(4)ロクロ(Locro)

サルタ地方の郷土料理で、アルゼンチンの建国よりも古くから食べられていたといわれる「ロクロ」。

北西部では日常的に食べられることが多いようですが、首都ブエノスアイレスを含むその他の地域では、独立記念日や革命記念日など特別な日の料理として食卓に登場することが多い食べ物です。

そんな「ロクロ」の特徴は白いトウモロコシが入っているところ。
シチューのような見た目で、トウモロコシの他にも豆、臓物系の肉、玉ねぎ、カボチャなどをじっくり煮込んで作られています。

肉や野菜から出る旨味が存分に味わうことができ、特に寒い冬の時期にはぴったりの料理です。

 



(5)リャマ肉(Llama)

アルゼンチンの北西部のノルム地方で、伝統的に愛されているのが「リャマ肉」を使った料理。

「リャマ肉」は牛肉に比べて素朴な味ですが、脂肪分が少ないため健康食品として重宝されています。
アルゼンチンではエンパナーダやシチューに入れるほか、ステーキでも食べられることが多く、なかにはリャマ肉のカルパッチョを食べられるレストランもあるそうです。

日本人には「リャマ肉」を食べるという印象がなく、リャマはかわいくて癒される動物というイメージが強いのでショックを受ける方もいるかもしれませんが、せっかくアルゼンチンを訪れたなら南米ならではの珍味を味わってみるのもよいかもしれません。

 



(6)ドルチェ・デ・レチェ(Dulce de Leche)

アルゼンチンの国民的スイーツとして名高いのが、牛乳を長時間煮詰めてキャラメル状にした食べ物である「ドルチェ・デ・レチェ」。
アルゼンチンの人々の多くはとにかくあま~いものが大好きで、「ドルチェ・デ・レチェ」も日本人にとってはかなり甘く感じる食べ物ですが、一度食べたらやみつきになってしまう人も続出しているとか。

食べ方はパンに塗るのが一般的ですが、アイスクリームやパンケーキのトッピングなど甘いものにさらに甘いものを加えて食べるというのもアルゼンチンではポピュラーです。
また「アルファフォール」という「ドルチェ・デ・レチェ」を挟んだスイーツや、「ドルチェ・デ・レチェ」味のアイスクリームなども人気なので、ぜひチャレンジしてみてください。

 



(7)マテ茶(mate)

アルゼンチンの国民的ドリンク、飲むサラダともいわれるほどビタミン、ミネラル、ポリフェノールを多く含むことで知られるのが「マテ茶」。
カフェやレストランではあまり見かけることはないかもしれませんが、アルゼンチンの人々が朝起きてまずすることは「マテ茶」を入れるお湯を湧かすこと、ともいわれるくらい人気の飲み物なんです。

そして「マテ茶」について知っておくと面白いのが、飲み方のルール。
「マテ茶」を飲むのに必要なのは、茶葉とそれを入れる容器のマテ、ストローのようなボンビージャと呼ばれるもの、そして熱湯ですが、飲み方は回し飲みが基本です。自分の番がまわってきたら、にっこり笑って受け取り、これ以上飲めないという際にはじめて「グラシアス(スペイン語でありがとうの意)」と言いましょう。そうするともうこれ以上飲めないということがまわりに伝わり、次からは自分のもとにはまわってこないはずです。

また、湯呑の役割を果たすマテは個性あふれるデザインのものがたくさんあり、マーケットなどで購入することも。その他の道具もスーパーなどで気軽に買えるので、自分好みのマテを見つけて、自分で「マテ茶」を入れてみるのもよいかもしれません。

 



(8)フェルネット(Fernet)

 

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アルゼンチンで定番のドリンクといえば、先ほど紹介した「マテ茶」やワインが有名ですが、それ以外にぜひ試していただきたいのが「フェルネット」。
「フェルネット」はイタリア産のリキュールですが、アルゼンチンではコーラで割る形でよく飲まれています。27種類ものハーブが使われていることもあり、苦みのある味わいとダイジェスト効果が特徴です。

「マテ茶」と同様、「フェルネット」のアルゼンチン流の飲み方はやはりシェアが基本。
大きなペットボトルやカップに大量に入れて、みんなで楽しみます。

「フェルネット」のブランドはいくつかありますが、なかでも一番人気なのが「フェルネ・ブランカ」。
アルコール度数は40度と高いので、飲みすぎには注意が必要です。

 

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今回は、アルゼンチンを訪れたらぜひ食べていただきたいおすすめのグルメをまとめて紹介致しました。
少しでも皆様の旅のお役に立てれば幸いです。
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