チリを訪れたら食べたいグルメ&お土産20選

チリは世界一縦に長い国家であり、その東側は全て海に面しているため、豊富な海産物を使ったシーフード料理が有名です。しかしチリ料理と聞いても頭に浮かぶ人は少ないかもしれません。またなかなか行ける場所ではないのでお土産にもこだわりたいもの。今回は、チリへ旅行した際のおすすめグルメ、お土産を紹介します。

 



チリってどんな国?

チリは太平洋とアンデス山脈に挟まれた細長い国。その特異な形ゆえに北部では世界で最も乾燥した砂漠があったり、南部には湖沼地帯が広がったりと、全く違う感動を味わうことができます。スペインから征服された歴史があり、スペイン文化の影響が今もなお残っています。また、独立後はイギリスやフランスなどヨーロッパ諸国の影響も受けたそう。治安は南米の中では比較的いい方で、チリ人の陽気な人柄は好感が持てます。

 



チリのおすすめグルメ

20世紀にフランス料理がチリに伝わったことで、煮込み料理やオムレツ、さまざまなデザートなどの作り方がチリ料理に大きな影響を与えました。チリを訪れた際に食べてほしいおすすめのグルメを紹介します。

(1)カスエラ


カスエラはチリを代表する料理だと言っても過言ではありません。洋食でいうポトフに似ており、玉ねぎ、じゃがいも、トウモロコシなどの具材をぶつ切りにして牛肉と一緒に煮込みます。スープの隠し味はスパイスのオレガノで、香りが具材を引き締め味に深みを出しています。

 

(2)エンパナーダ


日本語にするとミートパイと訳されますが、中身は色々な種類があります。見た目は餃子のようで、薄いパン生地でスパイシーな具材を包んであり、食べると肉汁がじゅわっと広がります。屋台などでも売られているので小腹が空いたときに歩きながら片手で食べられるのが嬉しいです。

 

(3)パントゥルカ


チキンやビーフストックの中にダンプリング(小麦粉、塩、オリーブオイルを練り混ぜて湯がいたもの)や芋と野菜などが一緒に入っているスープ。濃厚で冬の寒い時に食べたくなる味。

 

(4)エリソス

スペイン語でウニのことを指します。サンチアゴにある魚市場の中にはたくさんのシーフードレストランが軒を連ねており、中には山盛りのウニを提供してくれるお店も。パクチーと玉ねぎのみじん切りをお好みで乗せ、レモンを少し絞ってサルサソースで食べるのがチリ流。

 

(5)チュペデマリスコス

「チュペ」は、煮込み類の意味をもつスペイン語です。南米の他の国でも食べられている料理ですが、他の国よりも水分が少なくとろみが強いのが特徴。牛乳がベースとなっていて、とろみを出すためにさらにクリームやパン粉などを加えます。そしてお好みのシーフードを投入して煮込んだスープは独特のうまみが広がります。

 

(6)ウミータ


とうもろこしをすりおろして玉ねぎと炒めて味付けし、鶏肉やゆで卵などの具を入れてとうもろこしの皮で包んでゆでたものです。見た目は日本のちまきに似ています。チーズをのせてオーブンで焼いたり、その他の生野菜と一緒に食べたり、ほんのりコーンポタージュの味がすると日本の旅行者にも人気。

(7)モテ・コン・ウェシージョ


麦と桃からできているノンアルコールドリンクで、特に夏場に人気の飲み物。乾燥した桃を砂糖と水、シナモンで煮込み、茹でた殻付きの小麦と混ぜて冷やして作ります。腹持ちも良い飲み物で、なんといっても見た目が新鮮です。

 

(8)トルタ・デ・ミルオハス

チリ版のミルフィーユだと言われている伝統的なお菓子。何層にも積み重ねられた薄いスポンジケーキ、もしくはサクサクのパイ生地の間に「マンハール」と呼ばれるクリームや細かく砕いたクルミなどが入っている場合が多いです。サクサクの食感とこのなんとも言えない甘い濃厚なマンハールの風味がクセになる一品。

 

(9)アロス・コン・レチェ


お米と牛乳から出来ているデザート。普段お米を主食にして食べている日本人からすると抵抗があるかもしれませんが、食べる前にシナモンパウダーをかけたり、レーズンを入れたりするので美味しくいただけます。

 

(10)レチェ・アサダ


日本でも見かけるカスタードプリンに良く似ていますが、これはチリで長らく作られている伝統的なお菓子。材料は牛乳、卵、シナモンと砂糖のシンプルで、お湯の中で蒸して作られるのでは無く、オーブンで焼かれて作られるため、その触感も日本のカスタードプリンよりも弾力があります。



チリのおすすめお土産

チリには日本ではあまり見かけない珍しい物がたくさんあります。旅の思い出にぜひ手に入れたいお土産を紹介します。

(1)ワイン

チリと言えばやはりワインではないでしょうか。チリの気候は、ワインを美味しくするブドウづくりに最適。さらに山や海、砂漠などに囲まれているため害虫が少なく、オーガニック栽培のブドウが多いのが特徴です。味わいは種類によって様々なので、お店の方におすすめを聞きながら購入してみてください。

 

(2)チアシード

チアシードとはシソ科サルビア族の植物の種子で、古代からマヤ族やアステカ族の貴重な栄養源として栽培されていたそう。オメガ3脂肪酸や食物繊維を豊富に含んでおり栄養価が非常に高いので人気です。日本で買うよりもかなり安く手に入ります。

 

(3)海産物の缶詰

チリは非常に長い海岸線を持っていて海産物も豊富なことで知られている国。お土産には美味しく、持ち運びが楽な海産物の缶詰がおすすめです。

 

(4)メルケン

 

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チリの先住民マプチェ族に伝わる伝統的な調味料で、燻製唐辛子、塩、スパイスから作られています。香りがとてもよく、日本食にもよく合います。

 

(5)マンハール


砂糖を加えた牛乳をゆっくりと煮詰めて作られていて、味はコンデンスミルクのようなとても甘いジャムです。チリではお菓子やケーキにとにかく何にでもこのマンハールが使われていて、チュロスの中に入っていたりクッキーにサンドされていたりします。

 

(6)キノア

南米アンデスの高地で数千年前から栽培されているキノアは、今欧米でも注目されているスーパーフードの一つです。栄養価が非常に高く、1990年代にはアメリカ航空宇宙局から理想的な宇宙食の食材として評価されています。

 

(7)ローズヒップティー

ローズヒップとは野バラの実のことで、ビタミンCが豊富で美肌効果があります。ほんのりとした酸味があるのが特徴。飲みやすいように、他の味とブレンドしたものも売られています。現地のスーパーで手軽に購入することができます。

 

(8)オリーブオイル

チリ産のオリーブオイルはコクがあり美味しいです。オリーブオイルの源「オリーブ」が美味しく実る為の条件は、「昼夜の温度差があること」「広大な土地があること」「害虫が少ない事」などが挙げられますが、チリにはこれらの条件が全て抜群に揃った土地がたくさんあるため良質なオリーブを収穫することができるのです。

 

(9)ラピスラズリ

ラピスラズリは世界的にとても貴重な宝石で、産出されるのがごく限られた地域のみ。チリはそんなラピスラズリの世界三大産出国として有名で、色々なお店で売られています。青色にも様々な色があるので、ぜひお気に入りのものを見つけてください。

 

(10)銅製品

ラピスラズリの産地であるとともに、チリは銅の産地でもあります。なんと生産量と埋蔵量が世界一なのです。フライパンなどのキッチンアイテムはお土産の定番アイテムのひとつ。その他、軽くて持ち帰りやすい小物入れやマグネットなども観光客に人気です。

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チリの旅を楽しもう

いかがでしたか?チリは日本から遠く離れた南米の国なので、日本ではなかなか食べられない美味しい料理がたくさんあります。ぜひ訪れた際は紹介したグルメを食べてみてください。またチリでしか手に入らない珍しく喜ばれるお土産を集めてみました。もしお土産選びに迷ってしまったら参考にしてみてくださいね。
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