ジンバブエで楽しみたいグルメ&お土産7選

アフリカ大陸の南部に位置する国、ジンバブエ。

「ヴィクトリアの滝」をはじめとして、野生動物を見られるサファリツアーや世界遺産の史跡など多くのみどころが詰まった国です。

そんなジンバブエですが、せっかく訪れるならそこでしか食べることのできない料理やグルメやそこでしか手に入らないお土産を楽しみたい方も多いはず!

そこで今回はジンバブエでおすすめのグルメとお土産をご紹介します。

 



 

ジンバブエってどんな国?

まずは初めに、ジンバブエについてご紹介します。

【国名】ジンバブエ共和国(Republic of Zimbabwe)
【首都】ハラレ(Harare)
【人口】1444万人(2018年)
【面積】約38.6万㎢(日本よりやや大きい)
【通貨】
米ドルUS$、南アフリカ・ランドRなどの外貨と新ジンバブエ・ドルZ$が流通。不安定な通貨制度が続く。
【民族構成】ショナ族、ンデベレ族が99.4%を占める。その他ヨーロッパ系やカラード(混血)が0.4%。
【宗教】キリスト教87.4%、伝統宗教1.5%、イスラーム教0.5%、その他10.6%。
【時差】日本より7時間遅れ。サマータイムの採用はなし。
【言語】公用語はショナ語、ンデベレ語、英語。
【気候】ジンバブエは、国土の約4分の1が海抜800~1500mの高地にあるため亜熱帯性のサバナ気候となっています。11~3月が暑い雨季で降雨はこの時期に集中します。4~10月が乾季ですが、そのなかでも4~7月は冬期で8~10月になると気温が上がります。
ジンバブエの観光の拠点となる「ビクトリアの滝」では、雨季の間は水量が増えて大迫力となります。この時期に訪れると水しぶきによって全身がずぶ濡れになるうえ、水しぶきによって滝自体がよく見えず写真が撮れないこともあるのであまりおすすめはしません。「ビクトリアの滝」を訪れるなら、水量がちょうどいい4~6月か、水量は少ないが野生動物たちの姿を最も観察できる時期である9~10月がベストシーズンです。

 

 



 

 

ジンバブエで楽しみたいグルメ

(1)サザ(Sadza)

まず最初にご紹介するのはジンバブエ定番の「サザ」。

ジンバブエのみならずアフリカ諸国ではよく食べられるもので、マラウイやザンビアでは「シマ」、ケニアでは「ウガリ」と呼ばれています。

作り方は至ってシンプル。メイズと呼ばれるトウモロコシの粉をボイルしながらお湯で溶き、どんどん粉を足していき、蒸す、それだけです。「シマ」や「ウガリ」と同じ材料で作られていますが、シンプルだからこそ微妙な作り方の違いで食感に違いが出るので、各国のものを食べ比べてみるのも面白いかもしれません。

味は少し穀物の味がしますが、ほぼ無味に近いです。そのため、基本的にはおかずのスープや野菜、肉や魚と一緒に食べます。ジンバブエのおかずは塩辛いものも多いので、「サザ」と相性抜群です!
かなり食べ応えがあり、少量でお腹いっぱいになるのでコスパも最強。白米とおかずを食べる文化のある日本人には親しみやすい一品だと思いますのでぜひ挑戦してみてください。

 

(2)ポリッジ(porridge)

お次にご紹介するのはジンバブエでは朝食として食べられることが多い「ポリッジ」。

「ポリッジ」は前述の「サザ」の粉を使用したシリアルのようなものです。

作り方はこちらもシンプルで、多めの水と「サザ」の粉を入れてぐつぐつと煮込むだけ。煮つまったらピーナッツバターや粉ミルク、砂糖などを入れて食べます。

「サザ」よりも短い時間で調理することができるのが特徴で、「サザ」とともにジンバブエの人々になくてはならない一品。見た目はお世辞にも良いとはいえませんが、味は意外とおいしいです!

 

(3)マドゥラ(Madra)

ジンバブエなどアフリカ南部の国々で人気のある食材のひとつ「マドゥラ」。

「マドゥラ」はアフリカ南部に生息するヤママユガ科の蛾の幼虫で、簡単に言えばイモムシ(モパネワーム)です。アフリカ南部では貴重なタンパク質源として親しまれています。

アフリカ南部の国々ではモパネワームを収穫するのは女性や子どもの仕事。収穫したモパネワームは、内臓を取り出したあと天日干しされます。地元の子どもたちにはおやつ感覚でそのままカリカリと食べるのが人気ですが、煮込んだり、炒めたり色々な料理に使うこともできる万能食材だそうです。

日本人からすればかなり不気味な感じがしますが、低カロリー高たんぱくの健康食材ですのでぜひ挑戦してみてください。

 

(4)砂

お次にご紹介するのは「砂」、そのなかでもジンバブエで食べられるのは“蟻が木に運んできた砂”です。

日本では考えられませんが、ジンバブエでは女性(特に妊婦)に人気の食材なんだとか。ミネラルが多く含まれているそうで、皆さんサプリのような感覚で食べています。

味や食感はザ・砂!という感じですが、ジンバブエでしかできない経験なのでぜひチャレンジしてみてください。

 



 

2.ジンバブエで楽しみたいお土産

(1)ジンバブエ札

ジンバブエの一風変わったお土産として知られているのが、ジンバブエでかつて通貨として出回っていた「ジンバブエ札」。ハンドメイド雑貨や工芸品と並んでお土産屋さんで売られており、10~15ドルほどで購入することができます。当時より価値があるとういうのは少し複雑な感じがしますね。
0の数が多いほど希少価値があるそうで、「100兆ジンバブエ札」を見つけるのは至難の業。しかし色々なお店を一生懸命探せば、掘り出し物の「ジンバブエ札」に出会えるかもしれません!

(2)ショナ彫刻

 

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ジンバブエのお土産で世界的にも有名なものとして挙げられるのが「ショナ彫刻」。
「ショナ彫刻」はジンバブエの最多民族ショナ族によって作られる岩の彫刻で、一つの岩を掘り出して磨き上げることで完成するものです。磨き上げられたあとの独特の光沢が特徴で、多くの人々を魅了し続けています。
「ショナ彫刻」のサイズやモチーフ、使われる石の種類は様々で、数日でできるものもあれば数週間かけてつくられる大作もあります。握りこぶし程度のものであれば、数百円程度で買うことができるのでお土産にぴったり!ぜひお気に入りの作品を見つけてくださいね。

(3)木製の置物

次にご紹介するジンバブエのお土産は「木製の置物」。
ジンバブエのお土産物屋さんでは木でつくられたゾウやキリン、鳥など様々な動物の置物が所せましと並べられているのが目につきます。
(2)でご紹介した「ショナ彫刻」は、石でつくられていることから重さが気になるという方も少なくないはず。そんな方には軽く、持ち運びが簡単な「木製の置物」がおすすめです。さすが野生動物たちを身近に感じられる環境というだけあって、どの動物たちもそれぞれの持つ特徴が上手に表現されていてデザインも素敵。カラーの種類も豊富なため、見ているだけで楽しくなるようなものばかりです!

 



 

ジンバブエに行こう!

いかがだったでしょうか。今回はジンバブエのおすすめ名物グルメとお土産をご紹介しました。実際にジンバブエに足を運ぶ機会があれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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