リゾート気分を満喫しながら、ショッピングを楽しみたい！そんな方におすすめの観光地、アルバ。
カリブ海に浮かぶアルバは、とにかくビーチが美しく、透き通った海でシュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツを楽しむこともできます。
そこで今回はそんなアルバへの旅行を考えていらっしゃる方必見、おすすめホテルについてご紹介します。
１．アルバの基本情報
まずは、アルバに関する基本情報を押さえておきましょう。
【正式国名】オランダ王国アルバ
【面積】193㎢
【人口】10万1484人（2010年）
【首都】オランヘスタード（Oranjestad）
【民族構成】アフリカ系黒人がほとんどだが、南米のインディヘナの血を引くモンゴロイド系、スペイン系白人などの血がミックスしている。
【宗教】キリスト教がほとんどで、約80%がローマ・カトリック。さまざまな人種がいるため、宗教も多岐にわたり、ユダヤ教やムスリムもいる。
【言語】公用語はオランダ語だが、スペイン語とオランダ語が混ざったようなパピアメント語のほか、スペイン語、英語を話す人は多い。
【通貨】フローリン（AWG、Afl）、USドルと固定相場制
【祝祭日】キリスト教の祝日のほか、4月30日のオランダ女王誕生日、5月1日の勤労感謝の日。
2月には盛大なカーニバルが開催され、さまざまなイベントが毎週日曜日、1ヵ月にわたって続く。
【時差】日本との時差は−13時間。サマータイムの採用はなし。
２．アルバの歴史と気候
（１）歴史
アルバ、キュラソー、ボネールの３島は、1499年にスペイン人のアロンソ・デ・オヘーダと、イタリア人のアメリゴ・ヴェスプッチによって“発見”されました。その後スペイン人による植民が開始され、やがてオランダ艦隊が上陸、３島はオランダ領アンティル諸島となります。
19世紀になると、アルバは産業発展に湧き、アロエの輸出は世界の70%を占めるほどになりました。1920年代からは、大手の石油会社による油田開発も始まり、キュラソーとともに世界屈指の規模に成長しました。
しかし1980年代になると、石油産業は衰退。代わりに観光産業が主要な産業に躍り出ました。1986年1月1日に、アルバは連邦政府だったオランダ領６島から独立、オランダ王国の女王を君主とする立憲君主国になりました。
2010年になると、オランダはアンティル諸島の解体を表明。これにより、アルバ、キュラソー、シント・マールティンがオランダ国の構成国となり、残りの島は特別自治体となっています。
（２）気候
年間平均気温は27.5℃前後であり、日中はとても暑く、湿度も高いです。しかし朝晩は貿易風の影響で、気温が下がり、過ごしやすくなります。
ベストシーズンは気温がやや下がる12～4月。
ハリケーンベルトから外れているため、ハリケーンはありません。
３．アルバのみどころ
（１）国立考古学博物館
オランダ・コロニアル様式の建物を改装してつくられた、2009年オープンの博物館。
紀元前2500年の先住民の暮らしから、900年頃中米や南米からアルバにやってきたインディヘナたちの暮らしに至るまで、さまざまな年代のアルバの様子を土器や貝塚、復元住宅などから学ぶことができます。地下に見つかった住宅跡も見学することができ、歴史好きには外せないスポットとなっています。
（２）ソートマン砦（アルバ歴史博物館）
アルバの首都であるオランヘスタードにある小さな砦。
1796年に海賊から町を守るためにつくられた古い建物のひとつで、1868年にはウィレム３世によって塔が加えられ、灯台の役目も担ってきました。現在、建物内部は植民地時代の家具などが置かれ、小さな博物館になっています。
（３）バタフライ・ファーム
パーム・ビーチの南端にある蝶の楽園。
ネットで囲まれたファーム内には世界各地の約50種、1000羽を超える数の蝶が飼育されています。入口のショップでは蝶グッズの販売も。
（４）アリコク国立公園
アルバの北東部沿岸に広がる「アリコク国立公園」は、アルバの国土の約20%を占めるという広大な公園。
アルバ固有の植物、爬虫類や鳥類のが生息しており、天然プールのビーチで泳いだり、美しい自然のなかをハイキングしたりすることができます。また、園内にはアワラク・インディオが暮らしていたという３つの洞窟があり、岩絵を見ることも。ビジターセンターには、トカゲや蛇などアルバの固有種が展示されています。
（５）カリフォルニア灯台とカリフォルニア砂丘
1910年、フランス人の建築家によって建てられた「カリフォルニア灯台」。
灯台からはコバルトブルーのカリブ海と赤茶けた砂漠がというアルバらしい独特の風景を満喫できます。
４．アルバのおすすめホテル
いよいよお待ちかねのアルバのおすすめホテルについて、厳選して３つのホテルをご紹介します。
◇ルネッサンス・アルバ・リゾート＆カジノ（Renaissance Aruba Resort & Casino）
オランヘスタードの中心に位置しながら、海にも面しているという絶好のロケーションを誇る大型リゾートホテル、「ルネッサンス・アルバ・リゾート＆カジノ」。
2013年にリノベーションされたマリーナとオーシャンスイートからなり、部屋の種類は豊富。Wi-Fiはパブリックエリアは無料、客室内は有料となっています。
〇詳細情報
所在地：L.G. Smith Blvd.82, Orangestad
電話番号：(297)583-6000
客室数：556室
◇ラディソン・アルバ・リゾート，カジノ＆スパ（Radisson Aruba Resort, Casino & Spa）
アルバのリゾートの中心地、パームビーチに面して建つ高級リゾート「ラディソン・アルバ・リゾート，カジノ＆スパ」。
さまざまなタイプの客室が用意され、ゆったりとしたコロニアルな内装が落ち着いた空間を演出しています。２つのレストランに加え、バーやビーチバーなど施設も充実。トロピカルの樹々か茂るガーデンも美しく、おすすめです。
〇詳細情報
所在地：J.E. Irausquin Blvd.81. Palm Beach
電話番号：(297)586-6555
客室数：355室
◇ブカティ＆タラ・ビーチ・リゾート（Bucuti & Tara Beach Resort）
アルバの東海岸、イーグル・ビーチ沿いに建つリゾートホテル「ブカティ＆タラ・ビーチ・リゾート」。
宿泊棟である白い壁に赤い屋根の建物と、目の前に広がる真っ青な海とのコントラストが美しい、静かでリラックスできるホテルです。ゲストルームはバンガローやペントハウス、デラックススイートなど6タイプで、内装はスタイリッシュなインテリアでまとめられています。プールやスパ、レストランやトレーニングジムな各種設備も充実しています。
〇詳細情報
所在地：L.G. Smith Boulevard #55B, P.O. Box 1347, Eagle Beach
電話番号：888-428-2884
客室数：48室
アルバに行こう！
いかがだったでしょうか。今回はアルバのおすすめホテルに関する情報をまとめてご紹介しました。ぜひアルバの旅を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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