五千年の歴史を有する広大な南アジアの国インド。
北部には、デリーの赤い城、巨大なジャーマー マスジッド、アグラにある象徴的なタージマハル廟といった、ムガル帝国の代表的な建物があります!
今回はそんなインド旅行に行く前にみてほしい日本円からの両替方法を紹介します。
最新の新型コロナウィルスによるインドへの渡航制限状況
【基本情報】
・国名:インド共和国(Republic of India, Bharat Ganarajya)
・首都:ニューデリー(New Delhi)
・人口:約13億5140万人(2018年推計)
・面積:約329万㎢(世界第7位)
・通貨:ルピーとパイサー
・時差:日本より3時間半遅れ。日本の正午はインドの8:30。サマータイムの採用はない。
・言語:ヒンディー語が公用語で、補助公用語は英語。ほかに憲法公認の21の州の言語と844の方言がある。
識字率は74.04%(2011年国勢調査)
・民族構成:トルコ・イラン、インド・アーリヤ、スキト・ドラヴィダ、アーリョ・ドラヴィダ、モンゴロ・ドラ ヴィダ、モンゴロイド、ドラヴィダの7種
・宗教:ヒンドゥー教徒(80.5%)、イスラーム教徒(13.4%)、キリスト教徒(2.3%)
【気候】インドの季節は、おおむね4~5月の暑季、6~10月の雨季、そして11~3月の乾季に分けられます。
インドは国土の広い国なので、地域によってかなり気候の差はありますが、一般的にはインド観光のベストシーズンは乾季に当たる11~2月頃といわれています。
ただし12~1月頃はデリーなどインド北部の地域では、濃霧のため飛行機が遅延・欠航となる日があります。気温も氷点下を記録する日があり、山岳方面の観光はすることができないので注意が必要です。
【ビザ】インドのビザには、観光、商用、留学などの種類があり、旅行目的での入国の場合は観光ビザの取得 が必要。観光ビザの取得方法は3種類(2017年3月)。
【行き方】東京からデリーへはエアインディアが成田空港、全日空(ANA)と日本航空(JAL)が羽田空港と利用航空会社により発着空港が異なります。デリーやムンバイ以外の都市へはアジアの航空会社が飛んでいるため、アジアの都市で乗継の方がデリーなどのインドの都市乗継よりは目的地にスムーズに到着できます。
インドのお金
インドの通貨はインドルピー(INR)です。
単位はRsで、2010年からはRsに変わる記号として₹が使われています。
街中では「Rs50.00」や「₹100」といった表記で値段が記されています。
ルピーより低い単位としてパイサ(Paisa)があります。
単位はPで、Rs1(1ルピー)=P100(100パイサ)です。
円に換算すると
1ルピー=0.62円(2023年2月現在)
換算すると、1000円=622ルピーです。
両替方法
日本でする場合
USドルへの両替は空港や、一部の銀行で取り扱っています。レートはほぼ同じです。
現地でする場合
銀行、ホテル、政府公認の両替所、外資系金融機関などで両替可能です。
現地の空港でする場合
空港内の銀行で日本円からルピーに両替できます。
ですがわ空港の両替所はレートが悪いのでおすすめはできません。
デリーの国際線到着ターミナルでは、金額をごまかされたり、余分な手数料を要求される被害がよく報告されています。
現地の銀行でする場合
月~金曜の9時30分~17時00分、土曜は14時00分まで。地方には両替できない銀行もあるので注意してください!
また、デリーやムンバイなどの大都市には銀行もたくさんあり、レートも良いです。ですが、手続きのために並んだり時間がかかることもあります。
現地のホテルでする場合
銀行に比べるとレートは悪いですが、24時間両替でき便利です。一方ゲストハウスではホテルよりレートが良く、手数料もかからないところが多くあります。特に、日本人が経営している、もしくは働いているゲストハウスではほとんど正規のレートで換金してくれるところが多いのでおすすめです!
お得な方法
インドでは、インドの国策でインド・ルピーの国外持ち出しが禁止されています。
そのため、出発前に用意しておきたいのは米ドルです。日本円でも現地両替可能と聞いて、軽い気持ちで出発してしまう人も多いかもしれませんが、レートを考えるとどうでしょうか、、、?
①日本円をインド国内で両替する。
②国内で米ドルを確保して、インド国内でルピーにする。
③クレジットカードを使ってルピーを調達する。
比べてみると、国内で米ドルを確保しておくのがいちばん有利だそうです!
空港で両替するために15分しか用意せずに、思いの外並んでいるのを見てあきらめてしまうケースの失敗が思いもかけない金銭的な損失につながるかもしれません。
空港で両替するなら、時間に余裕を持つべきです。
⭐③について補足
日本の銀行口座に預けているお金を、海外のATMから現地通貨で引き出しすることもできます。クレジットカードとは異なり、審査が無いので未成年の方も持つことが可能です。
国際キャッシュカードの裏面に・VISA・・・PLUSマーク・Master・・・Cirrusマークがあるはずなので、確認してみてください!
クレジットカードの利用法は・クレジットカード決済・現地ATMでキャッシングがあります。インドルピーを一時的に借りて、後払いで「円」決済する、これがキャッシングです。上記のキャッシュカードとの大きな違いは、キャッシング(借入)のため金利が掛かってきます。
ただ、低金利の現在では1ヶ月1.5%と有利です!
現地で両替する場合の詳細
デリーやコルカタなどの大都市、アグラやバラナシなどの観光地には両替店が多数あります。これらの街では日本円からルピーへの両替が可能です。
最近は地方都市でも多くの場所で円の両替が可能です。ただかなりの地方へ行くつもりなら、あらかじめ米ドルも念のため準備しておいた方が無難です。
また実際の両替レートは店によって異なるので、何軒か回って確認してみるのがおすすめです!
多くの両替所で「いくら両替する?」と聞かれることもあります。両替する金額が高いとよりよいレートをくれることもあるそうです!
注意
①両替前に計算を
インドの物価は日本よりも安いです!
旅行中も高額なお金を使うことはないと思います!
外で食事をして、観光地を巡って、リキシャや地下鉄を使ったとしても、1日の費用はせいぜい2,000ルピー(約3,000円)ぐらいで収まります。
余ったルピーを日本円に両替する場合かなり損をしてしまいます。なので必ず計算してから両替することをお勧めします!
②大きいお金を持たない
インドはお釣り不足な場合が多く、500ルピー札や2,000ルピー札を出すと、購入できないケースもあります!
特にリキシャに乗るときは、事前に細かいお金を用意しておかないといけません。
高額紙幣はホテルや高級レストランで崩し、常に細かいお金を持っておくようにしましょう。
便利なのはチップにも使える10ルピー札です。
10ルピー札をメインに持っておくと、困らないのでおすすめです!
インドで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
インドには観光スポットが沢山あるので、ぜひ春休みを満喫しましょう。これを機にぜひインドでの春休みの旅行計画を立ててみてください。
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