中央アジアにある旧ソ連の国で、西側のカスピ海から、東側の中国、ロシアとの国境付近のアルタイ山脈まで延びている国、カザフスタン。
その最大の都市であるアルマティは古くから貿易の中心地として栄え、帝政時代にロシア正教の教会だった大聖堂や、何千ものカザフの工芸品を展示する国立中央博物館などがあります。
今回はそんなカザフスタンの旅行前に役立つ両替の情報を紹介します!
最新の新型コロナウィルスによるカザフスタンへの渡航制限状況
国名:Kazakhstan/カザフスタン
正式国名:Republic of Kazakhstan/カザフスタン共和国
首都:アスタナ
(Astana:旧ヌルスルタン。1997年12月、アルマティよりアクモラに遷都。翌年、カザフ語で「首都」を意味するアスタナに改称。2019年3月にヌルスルタンに改称されたが、2022年9月、再度アスタナに改称。日本はJICAによるアスタナの都市計画作成支援を実施し、基本設計は故黒川紀章氏が担当した。)
国旗:通称なし(青地中央に金色の太陽と鷲、左端縦に鷲の翼と雄牛をモチーフにした文様)
国歌:我がカザフスタン
面積:272万5000km²(日本の約7.2倍)
人口:1860万人
民族:カザフ系(69.6%)、ロシア系(17.9%)、ウズベク系(3.3%)、ウクライナ系(1.5%)、ウイグル系(1.3%)、タタール系(1.0%)、その他(5.3%)
(2022年:カザフスタン国民経済省統計委員会)
宗教:イスラム教(70.2%)、ロシア正教(26.3%)、仏教(0.1%)、無宗教(2.8%)、無回答(0.5%)
言語:カザフ語(国語)、ロシア語(公用語)
時差:マイナス3時間(カザフスタンが3時間遅
テンゲには、以下のような紙幣と貨幣があります。
* 紙幣 500、1,000、2,000、5,000、10,000
* 貨幣:1、5、10、20、50、100
10,000、5,000、1,000と区切り方が日本円と同じなので、馴染みの薄い通貨ながら、レジでもたつくことがなくちょっと嬉しい。
レートは、だいたい100テンゲが30円ほど。3000テンゲなら1000円程度です。
テンゲは、1993年11月からルーブルに替えて使用されているカザフスタンの通貨単位です。
国際通貨コード(ISO 4217)は、KZT。 補助通貨はティイン(тиын、tiyin)で、1テンゲ=100ティイン。
両替方法
①日本円→ユーロorドル→テンゲ
このような方法は手数料が2回かかるため、少し損に思えるかもしれませんが、日本円から直接カザフスタンテンゲを手に入れるのは困難なため、どうしようもありません。
現地でレートの良い両替所を探して回るのは、せっかくの滞在時間の無駄なので、第一段階の日本円⇒基軸通貨に替えるところで少しでもレートのよい方法で替えておくのがポイントです。
日本円からユーロorドルに替えるお得方法
ユーロの両替は、基本的には日本が圧倒的に安くておすすめです!
成田空港 Travel Support GPA外貨両替専門店の為替レート 135.42円 127.72円
金券ショップでの外貨両替(目安手数料:1ドル当たり1.5~2円)
大黒屋の為替レート
ユーロ:135.68円 127.68円
金券ショップ Ticketyの為替レート
ユーロ:135.68円 127.68円
空港の両替所は銀行が運営をしているので、手数料は高くなっています!
空港を使い慣れていない人の場合は、出発前のあわただしいときに、外貨両替所を探さなければならないので、飛行機に遅れることや、両替をし損ねるといったリスクが出てきてしまうため銀行で換金するという方法もあります。
また、時間があるのであれば、外貨宅配の外貨両替ドルユーロがレートが良いです。
時間がない場合や小額の場合には、日本の空港のレートが良いためおすすめします!
関空はユーロのレートが良く、3万円以下の両替であればそもそも空港を使った場合のほうがお得となる事が多いです。手数料を踏まえると、成田空港の場合は3万円以上、関空の場合は5万円以上がお得になります。
〈現地での両替〉
物価が安い国や地域では、現地のほうがお得な場合があります。しかし、偽札を渡されたり詐欺にあう等のリスクや、両替所やATMの前でひったくりにあうなどの恐れがあるので、言葉に自信がない人や両替に慣れていない人は国内で換金しておくことをおすすめします。
現地の空港に注意!
現地の空港のレートは基本的に一番悪いためです。欧州ではTravelexの両替が多いですが、Travelexのレートはあまり良くない事がほとんどです。
②クレジットカード
クレジットカードのキャッシングサービスを利用すれば、現金で両替する必要がないため、ショッピング時に非常に便利です。
クレジットカード決済時かかる手数料は1.63%なので10万円使っても手数料は1,630円です!
両替の場合は手数料が3〜10%なので同じ10万円を使うにしても手数料が3000円〜1万円かかります。
手数料だけを考えると、クレジットカードのみを使うのが便利に思えますが、残念ながら小さいお店や個人経営のお店ではクレジットカードが使えないことがあります。
そのため、少しは日本円をユーロかドルに両替し、その後テンゲに両替することをおすすめします!
注意
1緊急時には必要最低限の外貨両替で済ませる
すぐにでも必要なのに現金がない…という場合には、レートが高くても、見つけやすいホテルや空港で外貨両替しておくことがおすすめです。
手数料は高めなのでとりあえず必要最低限の金額にしておくことです。
こういう状態を避けるためには、ある程度手持ちの現金が残っているうちに、余裕を持って外貨両替することが大切です。
2アメリカドルを少し多めに用意しておく
世界的にいちばん信頼度の高いアメリカドルをいくらか持っていくのも方法のひとつです。
これは、アメリカドルを現地通貨に両替する方がスムーズにいくこともあるからです。少額のドル紙幣を持つようにしましょう。アメリカドルの1ドル紙幣などは、チップにも使えるのでかなり重宝するはずです。
3日本で外貨両替をする場合、円から外貨にするときより、外貨から円に戻すときの方が手数料が少し高くなるので注意しましょう!
カザフスタンに行こう!
いかがだったでしょうか。今回はカザフスタンのおすすめホテルやアルマティ・シムケント・ヌルスルタン各都市へのアクセス方法をまとめてご紹介しました。ぜひカザフスタンの旅を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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