アフリカ大陸の東に位置し、インド洋に面している国のケニア。
ケニアの広大なサバンナは野生動物の楽園であり、特にサファリは人気のアクティビティであり、多くの観光客が訪れています。美しくてダイナミックな野生動物と大自然を堪能してみてはいかかでしょうか。きっと日本では体験できない空間が広がっていると思います!そんな魅力に溢れたケニア旅行に向けて、現地通貨のケニア・シリングへの両替方法について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は日本円からケニア・シリングの両替をお得に行う方法を紹介します!
最新の新型コロナウィルスによるケニアへの渡航制限状況
ケニアってどんなところ?
【基本情報】
・国名 ケニア共和国(Republic of Kenya)
・首都 ナイロビ(Nairobi)
・人口 5377万人(2020年)
・面積 58.3万㎢
・通貨 ケニア・シリング(KES)
・民族構成 キクユ民族、ルヤ民族、カレンジン民族、ルオ民族、カンバ民族等。
・宗教 伝統宗教、キリスト教、イスラム教。
・時差 ケニアは日本より-6時間。(ケニアが正午の時、日本は午後6時となります。)
・言語 スワヒリ語、英語。他に60以上の言語が存在する。
【気候】
ケニアの気候は国土が赤道直下にあるため暑い印象がありますが、ほとんどが1000m以上の高地にあるため、熱帯性気候に属するものの、乾燥したサバンナ気候に近い気候となります。年間を通してもそれほど暑くなく、寒くもないため過ごしやすい気候であると言えます。また、ケニアは熱帯の沿岸部・乾燥地帯の北東部・高度が高く比較的温暖なナイロビを含む中西部の大きく3つの気候に分かれています。首都ナイロビの最高気温は2月が25度、最低気温は7月が10度となります。雨が降るのは、1年で最も降水量の多くなる4~5月と11~12月となります。年間降水量は1000ミリとなります。ケニア旅行のベストシーズンは1月、2月もしくは6~9月の間の時期になるでしょう。
【ビザ】
ケニアへの入国において、ビザの取得が必要になります。
【アクセス】
日本からケニアまでは直行便の運航がされていません。そのため、中東や東南アジアの主要都市で乗り継いで行くのが一般的な行き方になります。ドバイやアブダビを経由して行くと、所要時間は合計約18時間となります。時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
ケニア・シリングについて
まずは、ケニア・シリングの基本について紹介します。
ケニアの通貨は「ケニア・シリング」であり、通貨の表記は「KSh」または「KES」と表記されます。補助通貨はケニア・シリングの1/100のセントであり、ケニア・シリングには日本のように紙幣と硬貨があります。紙幣は6種類あり、硬貨も6種類あります。紙幣と硬貨の種類は以下の通りです。
【紙幣(全6種類)】:20シリング、50シリング、100シリング、200シリング、500シリング、
1000シリング
【硬貨(全6種類)】:5セント、10セント、1シリング、5シリング、10シリング、20シリング
ケニア・シリングは、隣国のソマリアや南スーダンといった情勢不安定な地域でも使用されることもあり、東アフリカでは最も安定している通貨と言えます。そして、幅広い通貨から両替することが可能ですが、ケニアにおいて流通量は圧倒的に米ドルが高いため米ドルから両替するのが換金レートも良いです。そして、ケニアでは、お土産屋などで米ドルで決済できるお店も多いようです。
そして、現地の通貨としてシリングはありますが、ホテル、レストラン、お土産屋などのほとんどの場所ではクレジットカードが使用可能なようです。しかし、ケニア旅行ではカードが使えないこともあり、シリングが必要になることもあります。現地の通貨は両替しておくことで、どんな場所でも支払いがスムーズに行えるため最低限は持っておくべきです。そして、その際に慣れない通貨の使用から支払いに戸惑ってしまうこともあると思います。買い物の際には、金額の見間違えやお釣りの確認などに気をつけ、落ち着いてお金のやり取りをするように心掛けましょう。
為替レートは日々変動しますが、2023年3月11日現在のレートは、1シリング=1.05円となっています。1000シリング=約1050円となります。日本人にとっては、非常に数えやすいでしょう。その時々でレートは変動しますが、これを参考に旅行時の両替の際にどのぐらい両替する必要があるのかを考えると良いでしょう。また、ケニア旅行を満喫し、買い物を終えた後、シリングが余ってしまったという人もいるかもしれません。しかし、レートが悪くなってしまうため再両替はおすすめできません。そのため、両替した分は現地での観光やお土産を買うなどして使い切るようにしましょう。珍しい通貨であるため、ケニア旅行の記念にするのも良いと思います!
お得な両替方法
【どこで両替できる?】
まず、日本国内で日本円から米ドルへ両替しておきましょう。日本ではシリングへの直接両替はできないため、日本から米ドルを現地に持っていくようにします。ちなみに、ジョモ・ケニヤッタ国際空港やタウン中心部などの一部の金融機関では日本円からケニア・シリングに直接両替することもできます。しかし、前述した通り、ケニアでは日本円よりも米ドルの方が流通度が高いため両替レートも米ドルの方がよくなります。米ドルへの両替の際には、日本では小さな紙幣に両替するのではなく、100ドル札や50ドル札などの大きな額に両替しておくようにしましょう。ケニアでの両替の際に換金レートが良くなります。
日本での米ドルへの両替は両替店舗も多く、比較的レートも良いと言われています。日本で米ドルへ両替しておくことで、現地でシリングへ両替する時にスムーズに両替することができます。そのため、一般的には日本国内で事前に日本円から米ドルに両替し、現地で米ドルからシリングに両替する方法が推奨されています。
したがって、日本円で米ドルを入手し、米ドルを介してシリングへの両替が基本となるでしょう。日本円から米ドルへの両替は基本的に銀行や空港、外貨宅配サービスなどあらゆるところで行うことができます。その時々でレートは変動しますが、どこが最も良いレートで両替可能か比較しながら入手すると良いでしょう。ちなみに、外貨宅配サービスは銀行や空港に比べて、お得なレートで入手することができます。
◎日本国内で米ドルに変換⇒米ドルからシリングの両替
・現地の空港
・現地の銀行
・街の両替所
・ホテル
それぞれ両替する場所によってレートが変化するため、事前にしっかりと各レートを把握しておくようにしましょう。空港はレートが悪いですが、ケニアに到着してすぐに両替することができるため、シリングをすぐに持つことができます。一概には言えませんが、銀行や両替所は空港に比べてレートが良いです。銀行は時間帯によってはかなり待たされることもあり、両替所は両替のために探す手間があるため、時間が必要です。また、なかには怪しい両替所もあるため、両替詐欺やぼったくりなどのトラブルも起きかねません。
そして、ケニアの大抵のレストランやホテル、お土産店などではクレジットカード決済が利用できます。クレジットカード利用のメリットとデメリットを以下にあげておきます。
◎メリット
・多額の現金を持ち歩く必要がない。
・手数料が安い。
・近場のATMで、すぐに現地通貨を引き出すことができる。
×デメリット
・クレジットカードの使用が必ずしもできるとは限らない。
クレジットカードの使用はとにかく手数料が安いことが最も大きいでしょう。また、クレジットカードのキャッシングサービスを利用することによって、現金での両替が必要ないため非常に便利です。そして、海外は日本に比べてスリやひったくりなどの犯罪も多いため、多額の現金を持ち歩くことも危険です。そのため、シリングへの両替は必要最低限にとどめておき、クレジットカードと併用しながら利用すると良いかもしれません。
【1番お得な方法は?】
最もお得な方法は、レートの面では「日本で米ドルを入手⇒米ドルを介して現地の銀行での両替」になります!
基本的に日本国内で米ドルを入手し、現地でシリングへの両替を行うと良いでしょう。その際には、ケニアではどこで両替出来るのかを事前にしっかりとチェックしてから向かうことが大切です。現地に到着してから両替をスムーズに済ませ、1秒でも長くケニア旅行を満喫できるようにしましょう。また、シリングが余ってしまった場合、再両替は困難になるため、両替は必要最小限にとどめ、上記で述べたように米ドルの使用やクレジットカード決済、クレジットカードのキャッシングサービスなどと併用して利用するのがおすすめです。
ケニアで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
日本円からケニア・シリングへの両替についてのお得な方法を紹介してきました。ケニアには観光スポットが沢山あるので、これを機にぜひケニア旅行の計画を立ててみてください。
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