タイは日本とは異なった独自の文化が根付いている国です。寺院やフォトジェニックなスポットなど、ぜひ訪れたい観光名所が数多くあります。
そこで今回は「タイ旅行で楽しみたい美術館・博物館まとめ」と題し、タイへ旅行した際に訪れたい美術館や博物館を紹介します。
バンコク国立博物館
かつての副王宮と増築された建物から成るタイ国最大の博物館です。当時の副王のための宮殿でしたが、ラーマ5世の時代に副王制度が廃止となり、博物館として利用されることになった経緯があります。
先史時代からのタイ国の歴史を包括する文化遺産の数々、6世紀後半から現チャクリー王朝までの宗教美術品、王族ゆかりの伝統工芸品、王家の葬儀に使われる荘厳な乗り物などが数多く展示されています。国の守護仏であるシヒン仏を安置する礼拝堂内壁には、釈迦の生涯が壮麗に描かれています。
日本語でのガイドツアーもあり、毎週水曜日と木曜日の9時半から、所要時間は2時間です。
ボランティアの日本人女性がとても丁寧に興味深いお話を聞かせてくれます。
◎詳細情報
営業時間:9:00~16:00、休:月・火・祝日
料金:200バーツ
住所:Na Phrathat Road, Grand Palace sub district, Phra Nakorn district, Bangkok
アクセス:エクスプレスボートのターチャン船着き場より徒歩約15分
ムアンボーラーン (古代都市屋外博物館)
ムアンボーラーンは、精神と信仰を象徴している観光地の一つで、世界最大級の民間の屋外博物館があります。レック・ビリヤファント氏によってつくられ、タイの各地域の多くの遺跡の優れた建築模型と様々な観光情報を通じて、想像力とインスピレーションの力を後世に伝えました。
敷地自体がタイの形をしており、各地域の歴史的建造物や寺院がその地域に該当する敷地内の場所で見られるようになっています。本物と同じように作られたレプリカではありますが、その迫力は本物さながらです。
約100ヘクタールの広さを誇り、全て回りきるには一日では足りないほど。敷地内の巡り方はいくつか方法があります。自家用車で巡る、ガイド付きトラムで巡る、自転車で巡る、ゴルフカートで巡る、徒歩で巡るのいずれかです。
◎詳細情報
営業時間: 9:00~18:00
料金:大人700バーツ/子供(6歳~14歳)350バーツ
住所:หมู่ที่ 7 296/1 Sukhumvit Rd, Bang Pu Mai, Mueang Samut Prakan District, Samut Prakan 10280