【季節別】ノルウェー旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ

北欧に位置する国、「ノルウェー」

ノルウェーではフィヨルドをはじめとした美しい自然だけではなく、美しい街並みや歴史的な建造物なども見ることができます。今回は、そんなノルウェーを訪れる前に知っておきたいノルウェーの気候や、旅行に必要な持ちものなどを具体的にご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください!

気候・服装

北欧のスカンジナビア半島に位置するノルウェーは、沿岸を流れる暖流のメキシコ湾流の影響で、北極圏を除いて緯度のわりに温暖です。また、四季もはっきりとしています。また、降水量は年間を通して少なく、比較的乾燥しています。

以下では具体的に季節ごとの気候とおすすめの服装についてご紹介します。
※以下に記されている気温は首都オスロの平均気温です。

 

春 (4~5月)

平均気温  4月:3.2℃ 5月:9.7℃

春とは言えど、5月に入っても気温は一桁台と肌寒い日が続きます。降水量は50mm/月ほど(東京:約180mm/月)と少し乾燥していますので、乾燥に敏感な方はハンドクリームなどを持っておくのがよいでしょう。

服装はセーターやカーディガンなどを用意しておくのがよいでしょう。防寒対策用に厚手の上着も用意すると安心でしょう。

 

夏 (6~8月)

平均気温  6月:13.7℃ 7月:15.8℃ 8月:14.3℃

日照時間が段々と長くなり、白夜の時期を迎えます。降水量は80mm/月ほど(東京:約150㎜/月)とそれまで多くありません。

昼間は半袖で過ごせますが、朝晩の冷え込みは激しいです。長袖の上着を持っておくと安心です。

 

秋 (9~10月)

平均気温  9月:9.2℃ 10月:4.5℃ 

8月終わりごろから段々と気温が下がり、9月に入ると平均気温が一桁台に入ります。10月に入ると雪が降り始めます。降水量は80mm/月ほど(東京:約180mm/月)です。

気温の変化が激しいため、重ね着できるような服装を準備しておくようにしましょう。

 

冬 (11~3月)

平均気温  11月:-0.9℃ 12月:-4.7℃ 1月:-5.8℃ 2月:-5.9℃ 3月:-1.9℃

11~12月頃になると本格的に気温が下がり、長い冬が始まります。一日中薄暗い時間が続き、雪も降ります。降水量は60mm/月ほど(東京:50~150mm/月)です。

厚手のコートやマフラー、帽子やカイロなど、最大限の防寒対策を行いましょう。

一方で屋内は暖房が聞いている場合が多いため、脱ぎ着しやすい格好で過ごすことをおすすめします。

 



必要な持ち物

〈必需品〉

パスポート

国外渡航の際、どの国行くにもかかわらずパスポートは必要になります。

日本国籍保持者は、90日以内の観光などを目的とした滞在であればビザは不要です。

 

現金両替・クレジットカード

ノルウェーではキャッシュレス化が進んでおり、現金を使った取引は10%ほどとも言われています。現金両替もある程度はしておくと安心ですが、カード決済の利用が多くなることが予想されます。

両替について、日本では空港や一部の銀行で可能です。ノルウェーでは、空港・銀行・郵便局・両替所・ホテルなどで両替可能です。しかし、現地のホテルでの両替はレートがよくないため、あまりお勧めしません。

 

ポケットWi-Fi・SIMカード

海外で国内と同じようにスマートフォンを使うと莫大な通信料が発生します。

マップや検索機能、翻訳機能などを快適に使うためにもポケットWi-Fiは必須といえるでしょう。

日本の空港内にも貸し出しを行っているカウンターがありますので、出国前に確認しておくのをおすすめします。長期の滞在の際には、ポケットWi-FiではなくSIMカードを購入するのも一つの手です。

 

変圧プラグ・アダプター

ノルウェーの電圧は日本と異なり230Vのため、日本の電化製品を使用する際は変圧器を用いる必要があります。

またプラグの形もB・Cタイプと異なるため、アダプターも必須です。

 

〈忘れがちなアメニティ類〉

常備薬

海外旅行中には慣れない環境に体調を崩すことも多いです。

普段飲みなれている薬を持って行くようにしてください。

 

シャンプー・トリートメント・洗顔料・ボディーソープ・スキンケア用品

海外では水質の違いなどで肌が荒れてしまうことがよくあります。滞在先のアメニティ情報を確認しつつ、自分に合ったものを持って行くと安心でしょう。

 

防寒対策

先程もお伝えした通り、ノルウェーは厳しい寒さに見舞われます。

冬を中心に、カイロやマフラー、帽子や手袋などを持って行くことをおすすめします。

冬だけでなく年中を通して、寒暖差に備えて脱ぎ着のしやすい服を一枚持っておけると安心です。



習慣

今回は観光する際に気になる方も多いであろう言語、通貨・物価、食事、チップ、国民性について、具体的に見ていきたいと思います。

 

言語

ノルウェーではノルウェー語が使われていますが、英語が堪能な人が多くいます。

言葉の心配はしなくてもよいでしょう。

 

通貨、物価

ノルウェーでは「ノルウェークローネ(kr)」が使われています。

紙幣の種類は50kr、100kr、200kr、500kr、1000krの5種類、

硬貨の種類は1kr、5kr、10kr、20krの4種類です。

2024年8月29日現在、レートは以下のようになっています。

1クローネ=13.80円

 

ここでは物価の目安として、ミネラルウォーターとビッグマックの価格をご紹介します。

ミネラルウォーター(500ml) 21~30クローネ(289~414円)

ビッグマック(単品) 75クローネ(1035円)

 

食事

・水

ノルウェーの水道水はそのまま飲むことができます。

しかし、心配な方は一度沸かしてから飲むか、ミネラルウォーターを買うのがよいでしょう。

 

・食べもの

ノルウェーでは、日本でもよく知られているようにサーモンが有名です。またワッフルなどのスイーツもノルウェーの有名な食べ物として知られています。

ノルウェーならではのトナカイステーキに挑戦してみるのもよいかもしれません!

いろいろなグルメを楽しんでくださいね。

 

チップ

ホテル、レストランの料金には、既にサービス料が含まれているため、基本的にチップは不要です。ホテルのルームメイドには10クローネほど渡すのがよいでしょう。また、他にもサービスがよかった際には10%ほどのチップを渡すのがよいでしょう。

タクシーを利用する際には端数をチップとするのが一般的です。

 

国民性

ノルウェー人の特徴としてよく挙げられるのがシャイでまじめだということです。ですがその一方で、陽気でのびのびとしたところもあるとも言われます。大自然のなかで暮らしているのが現れているのかもしれませんね。



ノルウェーで素敵な思い出を作ろう!

いかがでしたでしょうか?

今回は「【季節別】ノルウェー旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ」という内容でノルウェーをご紹介いたしました。

この記事が旅行前の準備に参考になっていれば幸いです!ノルウェー旅行をぜひ楽しんでくださいね!

 

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