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南米の内陸国であり、多くの観光客に親しまれている国のパラグアイ。
世界遺産をはじめとして、魅力あふれる観光スポットが満載！先住民族であるグアラニ族とスペイン文化が交じり合って、素朴でのんびりとした和やかな雰囲気が流れています。そんな魅力に満ちたパラグアイ旅行に向けて、現地通貨のグアラニーへの両替方法について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は日本円からグアラニーの両替をお得に行う方法を紹介します！
最新の新型コロナウィルスによるパラグアイへの渡航制限状況
パラグアイってどんなところ？
【基本情報】
・国名 パラグアイ共和国（Republic of Paraguay）
・首都 アスンシオン（Asuncion）
・人口 約713万人（2020年）
・面積 40万6752㎢
・通貨 グアラニー（PYG）
・民族構成 白人と先住民の混血95％、グアラニー族2％、欧州系2％、その他1％
・宗教 カトリック90％、プロテスタント6％
・時差 パラグアイは日本より－13時間。（パラグアイが正午の時、日本は翌日の午前1時となります。）サマータイム時は－12時間となります。
・言語 公用語はスペイン語とグアラニー語。
【気候】
パラグアイの気候は亜熱帯性であり、平均気温は17～24.5度となります。パラグアイ川によって土壌が西部地域と東部地域の2つに分かれ、気候も地域によって異なります。首都のアスンシオンは東部地域に含まれます。夏場の11～3月はかなり暑く多湿になり、30度以上になることもあります。冬場の6～8月はかなり暑さが和らぎ過ごしやすくなります。パラグアイは1年を通して暑い気候ですが、昼と夜の寒暖差も大きく、7、8月の冬の時季は冷え込みますので1枚羽織るものを持っていくなどの寒さ対策も欠かさないようにしましょう。パラグアイは日本とは季節が逆になります。9～10月が春、11～3月が夏、4～5月が秋、6～8月が冬となります。ウルグアイを訪れる際のベストシーズンは冬です。冬場は1年を通して、最も暑さが和らぎ、降水量も少ないため、観光しやすくなります。
【ビザ】
パラグアイへの入国において、日本国籍の方は90日間までの短期間滞在の場合はビザなしで入国することができます。そして、入国の際には最短6ヵ月のパスポートの有効期限が必要になります。
【アクセス】
日本からパラグアイへの直行便はなく、ニューヨークやサンパウロなどの空港を経由して行くようにしましょう。平均的な所要時間は32時間ぐらいになります。
グアラニーについて
まずは、グアラニーの基本について紹介します。
パラグアイの通貨は「グアラニー」であり、通貨の表記は「Gs」または「PYG」と表記されます。補助通貨はグアラニーの1/100のセンティモであり、グアラニーには日本のように紙幣と硬貨があります。紙幣は6種類あり、硬貨は4種類あります。紙幣と硬貨の種類は以下の通りです。
【紙幣（全6種類）】：2000PYG、5000PYG、10000PYG、20000PYG、50000PYG、100000PYG
【硬貨（全4種類）】：50PYG、100PYG、500PYG、1000PYG
硬貨はなかなか使う機会はなく、最高額面の100000PYGでも日本円にすると約2000円ほどになるため、それほど高額ではありません。しかし、大きな桁の紙幣を出すと受け取ってくれないことやお釣りがかえってこないなどのようなこともあるため、両替時には小さな額面の紙幣に両替すると現地で利用しやすいでしょう。
現地の通貨としてグアラニーはありますが、ホテル、レストラン、お土産屋などのほとんどの場所ではドルやクレジットカードが使用可能なようです。しかし、パラグアイ旅行ではグアラニーが必要になることもあるかもしれません。現地の通貨は両替しておくことでどんな場所でも支払いがスムーズに行えるため最低限は持っておくべきです。そして、その際に慣れない通貨の使用から支払いに戸惑ってしまうこともあると思います。グアラニーはお金の単位が大きいことも特徴です。そのため、買い物の際には、金額の見間違えやお釣りの確認などに気をつけ、落ち着いてお金のやり取りをするように心掛けましょう。
為替レートは日々変動しますが、2023年2月25日現在のレートは、1PYG＝0.019円となっています。10000PYG＝186.60円となります。その時々でレートは変動しますが、これを参考に旅行時の両替の際にどのぐらい両替する必要があるのかを考えると良いでしょう。また、パラグアイ旅行を満喫し、買い物を終えた後、グアラニーが余ってしまったという人もいるかもしれません。しかし、レートが悪くなってしまうため再両替はおすすめできません。そのため、両替した分は現地での観光やお土産を買うなどして使い切るようにしましょう。
お得な両替方法
【どこで両替できる？】
まず、現地での両替に不安があり、事前に日本円からグアラニーへの両替を国内で済ませておきたいという方も多いでしょう。しかし、残念なことに日本円からグアラニーに直接両替できる場所は日本だけでなく、現地においても限られています。現地の両替所では、日本円を取り扱っている店舗もなかにはありますが、レートは非常によくありません。そのため、一般的には日本国内で事前に日本円から米ドルに両替し、現地で米ドルからグアラニーに両替する方法が推奨されています。2回両替の手順を踏まなくてはなりませんが、上記で述べた方法がおすすめの方法になります。日本での米ドルやユーロへの両替は両替店舗も多いため、スムーズに両替することができるうえに、レートもそれほど悪くありません。
したがって、日本円で米ドルを入手し、米ドルを介してグアラニーへの両替が基本となるでしょう。日本円から米ドルへの両替は基本的に銀行や空港、外貨宅配サービスなどあらゆるところで行うことができます。その時々でレートは変動しますが、どこが最も良いレートで両替可能か比較しながら入手すると良いでしょう。ちなみに、外貨宅配サービスは銀行や空港に比べて、お得なレートで入手することができます。
◎日本国内で米ドルに変換⇒米ドルからグアラニーの両替
・現地の空港
・現地の銀行
・街の両替所
・ホテル
上記で述べたように日本で直接グアラニーへの両替ができる場所は限られてしまい、レートの悪さや手数料がかかることも考えると米ドルを現地でグアラニーに両替する方法がおすすめです。現地の空港やホテルでの両替は、一般的にレートが高く設定されています。対して、街の両替所は各店舗によってレートは様々ですが、比較的レートが良い状態で両替することができます。その際に、曲がっていたり、書き込みのあるドル札は受け取ってもらえない場合があるので、綺麗なドル札を用意すると良いです。また、なかには怪しい両替所もあり、両替詐欺やぼったくりなどの被害を受けてしまうこともあります。その面に関しては、空港や銀行は安全に両替をすることができます。
そして、パラグアイの大抵のレストランやホテル、お土産店などではクレジットカード決済が利用できます。クレジットカード利用のメリットとデメリットを以下にあげておきます。
◎メリット
・多額の現金を持ち歩く必要がない。
・手数料が安い。
・両替額を気にすることなく、買い物を楽しむことができる
×デメリット
・クレジットカードの使用が必ずしもできるとは限らない。
クレジットカードの使用はとにかく手数料が安いことが最も大きいでしょう。そして、海外は日本に比べてスリやひったくりなどの犯罪も多いため、多額の現金を持ち歩くことも危険です。そのため、グアラニーへの両替は必要最低限にとどめておき、クレジットカードと併用しながら利用すると良いかもしれません。
【1番お得な方法は？】
最もお得な方法は、「日本で米ドルを入手⇒米ドルを介して現地の両替所でグアラニーへの両替」になります！
基本的に日本国内でのグアラニーへの両替は不可能であり、米ドルを介して、グアラニーへの両替を行うと良いでしょう。その際には、パラグアイの両替所を事前にしっかりとチェックしてから向かうことが大切です。現地に到着してから両替をスムーズに済ませ、1秒でも長くパラグアイ旅行を満喫できるようにしましょう。また、グアラニーが余ってしまった場合、再両替は困難になるため、両替は必要最小限にとどめ、上記で述べたようにクレジットカードと併用して利用するのがおすすめです。
パラグアイで素敵な思い出を作ろう！
いかがでしたか?
日本円からグアラニーへの両替についてのお得な方法を紹介してきました。パラグアイには観光スポットが沢山あるので、これを機にぜひパラグアイ旅行の計画を立ててみてください。
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