南米に位置するパラグアイ。
パラグアイは周囲をアルゼンチン、ブラジル、ボリビアに囲まれた内陸国です。
面積は日本の約1.1倍。 国土を南北に流れるパラグアイ川によって、自然環境が全く異なる東部パラグアイと西部パラグアイに2分されています。
サバンナと低木地からなる原生地域があり、パラグアイ川沿いにある首都アスンシオンにはロペス宮殿があるほか、先住民が作った陶芸品やニャンドゥティと呼ばれるレース編みを展示するバロ博物館があります!
今回はそんなパラグアイの美術館、博物館、世界遺産、映画のロケ地について詳しく紹介します!
ぜひ最後まで見てみてください!
美術館
Museo de Arte Sacro
美術館は宗教美術に焦点を当てており、キリスト教の宗教アートの優れたコレクションを提供しています。これらの作品は宗教的な信念や文化的な遺産を理解することもできます。
パラグアイの歴史と文化を展示物や解説を通じて、パラグアイの過去と現在をより深く理解することができます。また、宗教美術やアシュアル・バレンスエラの作品を通じて、深い洞察と魅力的な体験が待っています!
ぜひ訪れてみてください!
博物館
Museo del Barro”(バロ博物館)
博物館にはパラグアイの工芸品の素晴らしいコレクションが展示されており、テキスタイル、陶器、木彫り、編み物など、伝統的な工芸品が見学できます。これらの作品はパラグアイの文化と技術を示しています。また、ラテンアメリカ全体の美術を紹介しており、様々な時代とスタイルの作品を鑑賞することができます。彫刻、絵画、写真など、多彩なアートフォームが展示されています。
パラグアイの歴史と文化に関連する展示物もあり、民族衣装や伝統的な生活の側面を理解するのに役立ちます。ここで学ぶことで、パラグアイの多様な文化的背景に触れることができます。
バロ博物館では一時的な展示物や特別イベントを定期的に開催していて、訪れるたびに新しいアートや文化に触れる機会があります!展示内容は変わることがあるので、事前に確認してみてください!
パラグアイの豊かな文化遺産とラテンアメリカの美術に興味を持つ人々にとってとっても魅力的な場所です!美術や文化に対する理解を深める絶好のチャンスなのでぜひ訪れてみてください!
世界遺産
ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群
パラグアイ唯一の世界遺産が、トリニダード遺跡です。
①ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナ(La Santísima Trinidad de Paraná)
これはパラグアイの首都アスンシオンの南東に位置する町で、三位一体を讃える教会と伝道施設が含まれています。この施設はイエズス会宣教師によって建設され、修道院、教会、学校、劇場、住居などが含まれており、先住民族へのキリスト教の布教と教育が行われました。
②ヘスース・デ・タバランゲ(Jesús de Tavarangüé)
ヘスース・デ・タバランゲはパラナ川の近くに位置し、こちらもイエズス会宣教師によって建設された伝道施設です。この施設にはイエズス会員の住居、礼拝堂、学校が含まれており、キリスト教の信仰の普及と先住民族の文化への影響を示す重要な遺産となっています。
イエズス会宣教師がパラグアイでの宣教活動を通じて建設され、先住民族との交流において重要な役割を果たしました。彼らはキリスト教の信仰を広めるだけでなく、農業、工芸、音楽などの分野で文化的な交流も行い、パラグアイの歴史と文化に大きな影響を与えました。そのため、これらの施設はユネスコの世界遺産リストに登録され、重要な歴史的な遺産とされています!
映画のロケ地
ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群
先ほど紹介した、パラグアイ唯一世界遺産!
アカデミー賞も受賞したロバート・デ・ニーロ主演の映画『ミッション』の舞台にもなった場所です。
どんな映画に使われている?
“Clouds”(2020年)
この映画は実話に基づいた作品で、パラグアイのアスンシオン市や周辺地域で一部が撮影されました。映画の中で、パラグアイの美しい風景や文化的な要素が魅力的に描かれています。
“El Tiempo Nublado”(2014年)
このウルグアイ・パラグアイ共同制作のドキュメンタリー映画は、パラグアイの社会的なテーマを取り上げており、アスンシオン市内やその周辺地域で撮影が行われました。
“7 Cajas”(2012年)
このパラグアイ映画はアスンシオンの市場やスラム地域を舞台にしたアクション映画で、パラグアイの都市部の風景が映画に登場します。
パラグアイは映画産業においてはまだ成熟していない国ですが、その美しい自然と独自の文化が映画制作者にとって魅力的なロケ地として利用されています。
パラグアイ旅行で気をつけること
安全
パラグアイは一般的には比較的安全な国ですが、観光地や都市部での盗難や詐欺が発生することがあります。貴重品を注意深く保管し、公共の場所での警戒心を持つことが大切です。
通貨と現金
パラグアイの通貨はグアラニー(PYG)です。現地通貨を持参し、ATMから現金を引き出すこともできますが、安全な場所で行うようにしましょう。
健康と水
パラグアイの一部地域では水の品質が悪いことがあるため、ボトル入りの飲料水を利用することをおすすめします。また、疫病や感染症に備えて旅行前に適切な予防接種や健康保険を検討しましょう。
交通
パラグアイの交通状況は改善途中で、道路や公共交通機関のインフラストラクチャーが整っていないことがあります。運転する場合は安全運転を心掛け、タクシーや公共交通機関を利用する際も確認を怠らないようにしましょう。
文化の尊重
パラグアイの文化や習慣を尊重しましょう。特に宗教的な場所では適切な服装を心掛け、写真を撮る際には許可を得ることが大切です。
貴重品の管理
旅行中には貴重品やパスポートを安全に保管しましょう。ホテルのセーフティボックスを利用するなど、防犯対策を講じることが賢明です。
言語
パラグアイではスペイン語とグアラニー語が話されています。基本的なスペイン語のフレーズを覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになります。
安全と健康に配慮し、現地の文化と習慣を尊重しながら旅行を楽しんでください!
パラグアイで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
パラグアイには魅力あふれる観光地や夜も楽しめるスポットが沢山あります。これを機にぜひ海外でのパラグアイ旅行の計画を立ててみてください。
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また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
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