美しい風景と豊かな文化 ポルトガル。リスボンに広がる街並みやワインが魅力的なポルト、シントラの歴史的な宮殿は多くの人を魅了します。また温暖な気候と美しい海岸線は、ビーチリゾートやサーフィンを楽しむのにピッタリです!歴史的に豊かな文化と美食が融合したポルトガルは、訪れるべき国です!今回は、観光日数や物価、現金の目安に注目しながらポルトガルについてご紹介します。
旅行としてのポルトガル【滞在日数の目安】
日本からポルトガルまでは、直行便はありませんが、パリ・アムステルダム・フランクフルト・マドリードなどヨーロッパ主要空港でリスボン行きのフライトに乗り継ぐことができます。経由する国・都市や乗り継ぎ時間によって大幅に異なりますが、ヨーロッパの都市で乗り継いで、約16~20時間程かかります。ポルトガルの首都リスボンにある国際空港を利用する方が多いと思います。「リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港」は市の中心から北約8キロメートルに位置し、空港から市の中心部までは所要時間約20〜30分です。
ポルトガルのどの都市を巡るかによってもおすすめの滞在日数は異なりますが最低でも4泊、可能であれば7泊滞在して複数の都市を観光するのが理想的です。
初めてのポルトガルなら、首都リスボンを中心に観光することをおすすめします。リスボンの歴史は古く、発展した地区もありつつ、旧市街や港地区は 古き良き時代 を思い出させる ノスタルジックな雰囲気が今も残されている、新しい時代、古い時代と両方感じられる素晴らしい町です!
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ポルトガルの物価
ポルトガルでは、ユーロ(€)が使われています。
2024年10月3日現在、レートは以下のようになっています。
1ユーロ=161.83円
ポルトガルの物価は、物価が高いことで知られているヨーロッパの中でも安く、日本と同程度です。
500mlのミネラルウォーターは1本約0.5ユーロ〜で買えます。
ポルトガル旅行の必要経費
ここからは、実際にポルトガル旅行の際に必要な費用はどの程度なのか、航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに分けてご紹介します。
航空券
東京からポルトガルまでの直行便はありません。
ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎをして、行くのが一般的です。
ポルトガル行き往復航空券の料金相場は約20万円です。
安い時期で16万~、GWや夏休み、年末年始などの高い時期で約25万円になります。
今回ご紹介しているのはあくまでも目安ですので、ご利用の際は必ず航空会社のホームページなどから確認をしてください。
ホテル
(リスボン)
ラグジュアリーホテル 5万円~
スタンダードホテル 1万5000円~2万前後
シティホテル 1万円~
(ポルト)
ラグジュアリーホテル 3万円~
スタンダードホテル 1万円~2万前後
シティホテル 1万円~
ポルトガルで代表的な2都市、リスボンとポルトのホテル価格の相場に大きな差はありませんが、ポルトの方がリスボンよりも若干安い傾向です。リーズナブルな価格で、ヨーロッパに長期滞在したい方は、港湾都市のポルトをおすすめします!
食事
一日にかかる食費はおよそ7000円程です。
ポルトガル旅行でかかる外食費用は、基本的には日本の物価とあまり変わりません。
ポルトガル料理の特徴は、パプリカやトウガラシ、バニラといった、かつての植民地原産の食材を多く取り入れているのが特徴です。ポルトガルを数百年にわたって支配したアラブ人たちがシナモンやフランを使った料理をしていた関係で、南部にはシナモンやフランを使った料理も多いそうです。
他には魚料理も有名なので、様々な料理を楽しむため、少し多めに食費を用意した方がいいかもしれませんね!
交通機関
ポルトガルの首都リスボンには、地下鉄・バス・列車・トラム(路面電車)・そしてフェリーの5種類の公共交通機関があります。それに加えタクシーやUberなどの配車サービスがあります。
旅行で1日あたりにかかる交通費は、約1,000円からです。リスボンのトラムは1回券が1.65ユーロ、24時間券が6.60ユーロとリーズナブルな価格設定です。ポルトは乗車区間によって異なりますが、リスボンと同じくらいの価格で設定されています。主要観光スポットへは、公共交通機関を利用して移動が可能です。もしタクシー中心の移動がしたいという場合は、1日あたり約3,000円と見積もっておくといいでしょう。タクシーを使う場合は、土地勘がなかったり、ポルトガル語を話せないとぼったくりに合う可能性があるので、Uberなどの配車サービスを使うことをおすすめします!
リスボン内の近場移動ではトラムの利用をおすすめします。トラムでは、外の街並みを楽しみながら乗れるので、せっかくの観光ですので乗ってみるのはいかがでしょうか。
まとめ
ポルトガル観光にかかる費用について、今回は航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに着目してご紹介しました。
実際には他にもツアー代やお土産代、保険代などがかかります。4泊6日の場合、航空券代やホテル代含め1人あたり25万円ほどあると安心でしょう。
(おまけ)季節のイベント
2月 謝肉祭(カーニバル)
ポルトガルでも、カトリックの習慣にならい謝肉祭では、子供たちからお年寄りまで行列悪霊追放や春の作物の豊作、幸運祈願を祝います。仮装した人々が山車共に行うパレードなど、リスボンをはじめ各地で様々な催し物が開催されます。
6月タブレイロスの祭り
テンプル騎士団ゆかりの地、トマールで4年に1度行われるポルトガル最大の祭りです。15世紀にスペインから嫁いだイザベラ王妃が創立した修道院が、町の貧しい人々にパンやワインを配ったことに由来しています。1週間ほど様々な催し物が行われ、祭りのクライマックスは日曜日に行われるパレードで、何百人もの女性がお盆に花で飾られたパンを載せ、パートナーの男性にサポートされながらそれを頭に乗せて街中を歩くというものだそう。
7月 赤いチョッキの祭り
毎年7月最初の週末、ビラ・フランカ・デ・シーラで3日間にわたり開催される牛追い祭りは、この地方の伝統的なカウボーイ衣装から”赤いチョッキの祭りと呼ばれ、たくさんの観光客で賑わいます。 道に放たれた闘牛を、参加者たちや赤いチョッキ着た地元のカーボーイが追いかけるこの祭りは、毎年数多くの負傷者がでるそうです。 また、フォークダンスやライブコンサートもこの祭りを盛り上げます。
ポルトガルで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回はポルトガル旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介致しました。ポルトガルには魅力に溢れる観光スポットが沢山あります。是非ポルトガルを訪れた際には、今回紹介させていただいた情報を活用して満喫してきてください。
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