ヨーロッパ・イベリア半島の先端に位置する国「ポルトガル」。ポルトガルといえば皆さんは何を思い浮かべますか?太平洋に面した美しい中世の街並みや、ポルトガルの名産でもあるポートワインなど、見どころが沢山ある国であることに間違いはありません!
今回はそんなポルトガルを訪れる前に知っておきたい気候や持ち物などを具体的にご紹介しています。
旅行に出る前の参考に、ぜひ最後までご覧ください!
気候と服装
ポルトガルは、一年を通して穏やかな地域が多いのが特徴です。
以下で具体的に季節ごとの気候をご紹介します。
春 (3~5月)
最低気温:10~12℃ 最高気温:17~22℃
比較的温暖な一方、4~5月頃までは雨が降りやすいため、折り畳み傘や雨がっぱの用意は必須です。
夜は冷え込むため、上着を用意しておくとよいでしょう。
夏 (6~9月)
最低気温:15~17℃ 最高気温:24~28℃
カラッとした暑い日が続き、日差しが強いのが特徴です。
日中の暑さをしのぐ帽子やサングラスのほかに、朝晩の冷え込み対策の薄手のカーディガンなどがあると便利です。
秋 (10~12月)
最低気温:7~14℃ 最高気温:15~21℃
春と同様温暖ですが、10~11月頃になると雨が多くなります。折り畳み傘や雨がっぱの用意は必須です。
11月下旬ごろから最低気温が10℃を下回る日が増えていきます。上着を持っていくことをおすすめします。
冬 (12~2月)
最低気温:7~8℃ 最高気温:14~15℃
雨期真っただ中とはなるものの、比較的温暖なのが特徴です。
北部は寒さが厳しいため、北部を訪れる予定がある方は防寒対策をしっかり行うとよいでしょう。また、雨具の用意は必須です。
※今回ご紹介している最低気温、最高気温は首都リスボンの目安になります。
必要な持ち物
〈必需品〉
パスポート
パスポートはスウェーデンに限らず、どの国に行く際にも必要になります。
日本国籍保持者は、6か月間90日以内の滞在であればビザは不要です。
現金両替・クレジットカード
空港やリスボン市内にある両替所は、手数料も安く営業時間も長いので便利です。またリスボンのロシオ広場には、いくつかの両替所があります。地方では円からの両替を扱っていない場合もあるため、注意が必要です。
クレジットカードは、ビザ、マスターカード、アメックス、ダイナースクラブなどが使える場所が多いです。
ポケットWi-Fi・SIMカード
海外で国内と同じようにスマートフォンを使うと莫大な通信料が発生します。
マップや検索機能、翻訳機能などを快適に使うためにもポケットWi-Fiは必須といえるでしょう。
日本の空港内にも貸し出しを行っているカウンターがありますので、出国前に確認しておくのをおすすめします。長期の滞在の際には、ポケットWi-FiではなくSIMカードを購入するのも一つの手です。
変圧プラグ・アダプター
電圧は日本と異なり220V、50㎐のため、日本の電化製品を使用する際は変圧器を用いる必要があります。
またプラグの形もCタイプと異なるため、アダプターも必須です。
〈忘れがちなアメニティ類〉
常備薬
海外旅行中には慣れない環境に体調を崩すことも多いです。
普段飲みなれている薬を持って行くようにしてください。
シャンプー・トリートメント・洗顔料・ボディーソープ・スキンケア用品
海外では水質の違いなどで肌が荒れてしまうことがよくあります。滞在先のアメニティ情報を確認しつつ、自分に合ったものを持って行くと安心でしょう。
(雨期:10~5月頃)雨対策/(乾期:6~9月頃)日差し対策
「気候」の章でもお伝えした通り、雨期の長いポルトガルでは雨対策が必須になります。折り畳み傘に加えて雨がっぱなども用意できると安心でしょう。
一方で夏は乾燥し、日差しの強い日が続きます。サングラスや帽子に加えて、日焼け対策もしておくのがよいでしょう。
習慣
今回は観光する際に気になる言語、通貨・物価、食事、チップについて具体的に見ていきたいと思います。
言語
ポルトガル語が用いられています。
しかし、ポルトガルの都心部ではほとんどの人が英語を話すことができるため、言語の心配はあまりしなくてもよいでしょう。
通貨、物価
EUに加盟しているポルトガルでは、通貨としてユーロが採用されています。
2024年9月9日現在のレートは以下のようになっています。
1ユーロ=158.27円
ポルトガルは西ヨーロッパ諸国の中で、最も物価の安い国だといわれています。
物価の目安として、ここではミネラルウォーター500mlの価格と、ランチの価格についてご紹介します。ミネラルウォーター500ml:1ユーロ(約158円)
庶民的なレストランでのランチ定食:6~8ユーロ(約950~1266円)
食事
魚介類が豊富で、特に「バカリャウ」という名前の付く干しダラの料理や、イワシなどが好んで食べられています。また、パンだけではなくコメを食べる習慣もあるため、日本人の口に合うような料理が多いと言われています。
スイーツでは、ポルトガルはエッグタルトの発祥の地として知られており、街中にもエッグタルト専門店が見られます。お酒ではポートワインが有名で、ポルトガル第二の都市・ポルトはポートワイン産出の地としても知られています。
チップ
ポルトガルではチップの習慣があります。しかし、チップの払いすぎには注意が必要です。
それぞれの場所での目安をご紹介します。
庶民的な食堂:おつりの小銭程度
カフェ・バル:お釣りの小銭程度、飲み物の際は不要
レストラン:料金の5~15%
ホテル:ベルボーイ、ルームサービスが一回につき1~2ユーロ
タクシー:10%、もしくは切りのいい数字に切り上げ
公衆トイレ:係員がいる場合、20~50セント
ポルトガルで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回は「【季節別】ポルトガル旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ」をご紹介いたしました。
この記事がポルトガル旅行前の参考になっていれば幸いです!
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