アラビア半島最大の国家サウジアラビア。サウジアラビアはイスラム教の発祥地であり、歴史と文化を感じることができる場所が多くあります。その一方、世界最大の砂漠のひとつであるルブアルハリ砂漠や、素晴らしい珊瑚相が広がる海岸線など自然の美しさも体験でき、リヤドやジェッダなどの都市では都市開発が進み、観光地として注目を浴びる魅力あふれる国です。再発見されつつあるサウジアラビアの魅力を今回は、観光日数や物価、現金の目安に注目しながらご紹介します。
旅先としてのサウジアラビア【滞在日数の目安】
日本からサウジアラビアまでは直行便はなく、ドバイや香港などの都市を乗り継ぎ約14〜18時間かかります。聖都メッカ近くの都市ジェッダに位置する「キング・アブドゥルアズィーズ国際空港」や、世界最大の空港である「キング・ファハド国際空港」が人気です。
サウジアラビアの観光地はそれぞれが離れた位置に位置しており、いくつの観光地を巡るかによってもおすすめの滞在日数は異なります。各都市2〜3泊程度を目安に滞在するのがよいでしょう。
最低でも4泊、可能であれば5~6泊滞在して複数の都市を観光するのが理想的です。初めてのサウジアラビアなら、ゴールデントライアングルと呼ばれるリヤド、ジェッダ、アルウラの3都市を訪れることをおすすめします。イスラムの聖地メディナや緑豊かなアハサーなど他にもおすすめな都市が沢山あるので、自分なりのプランを立てて、サウジアラビアを満喫しましょう!
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サウジアラビアの物価
サウジアラビアではサウジアラビアリヤルが使われています。
2024年6月17日現在、レートは以下のようになっています。
1サウジアラビアリヤル=41.96円
サウジアラビアの物価は日本と同程度です。イスラム国家であるサウジアラビアでは、アルコールが入手困難なためノンアルコールビールなどの代替品は種類が多くありますが、日本で購入するよりも高い傾向になっています。一方、サウジアラビアで生産されているキュウリやトマトなどの農作物やグレープフルーツやバナナなどの果物類、そしてミネラルウォーターやソフトドリンクは日本よりも安い傾向があり、500mlのミネラルウォーターは1本50円程度です。
また、タクシーの代金は日本と比べとても安く、都市によって違いはありますが、初乗り運賃が約2.5~5リヤル(約70円~140円)で設定されています。
サウジアラビア旅行の必要経費
ここからは、実際にサウジアラビア旅行の際に必要な費用はどの程度なのか、航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに分けてご紹介します。
航空券
東京からサウジアラビアまでの直行便はありません。
サウジアラビア行き往復航空券の料金相場は約16万円です。
最も安い5月で約14万、最も高くなる4月では約20万円になります。
LCCも就航していますので、比較的低価格での渡航が可能です。
今回ご紹介しているのはあくまでも目安ですので、ご利用の際は必ず航空会社のホームページなどから確認をしてください。
ホテル
ラグジュアリーホテル 1.5万円~
中級&ビジネスホテル 5000円~
格安ホテル 3000円~
市内の移動手段はタクシーが基本となるため、市内中心部のホテルに泊まり移動費を抑えたり、清潔であるかなどレビュ―等をしっかりチェックして選ぶことをおすすめします。ホテルのランクや物価の変動によりホテルの価格も変わりますので、こちらも旅程を立てる際には必ず時価を調べるようにしてくださいね。
食事
一日にかかる食費はおよそ1500円~2000円程です。
ジェッダとリヤドは国際都市であるため、中東各地の郷土料理が楽しめます。サウジアラビアならではの料理は他の地域の料理に比べ、ボリュームがあり、たっぷりしたコメ料理、お粥、シチューなどが定番となっているそうです。
高級レストランからファストフードまで様々な料理を楽しめるので、少し多めに食費を用意した方がいいかもしれませんね!
交通機関
交通機関が発展途上のサウジアラビアでは、車移動が基本となります。初乗り運賃が約2.5~5リヤル(約70円~140円)で設定されています。
サウジアラビアは国土が広いので、都市間の移動をする場合は飛行機が一般的です。
リヤド⇆ジェッダ(片道) 約12000円
リヤド⇆メディナ(往復) 約22000円
都市間の移動は電車も長距離バスも一般的な価格ですが、車移動が多くなってしまう分、交通費は他の国を旅行するときよりも多めに見積もっておいたほうがいいかもしれません。
お土産
お土産店が沢山あり、コーラン、絨毯、数珠、ナツメヤシ、スパイス、金銀のアクセサリー、ラクダのミルクチョコレート、ウードやムスクの香水、伝統衣装などが売られています。ここからはオススメのお土産をいくつか紹介します。
・デーツとミント
デーツはサウジアラビアの食事の定番であり、おもてなしのしるしでもあり、ゲストや観光客に同様に提供されることがよくあります。デーツはサウジアラビア全土で購入可能です。また、マルマディーナミントも有名で、乾燥させてお茶と混ぜると特に美味しいです。
・ウードの香水
ウードはアクイラリアの木の心材に由来しており、その樹脂を蒸留して油にしたり、香水にブレンドしたり、単にお香として焚いたりすることができます。デーツと同様に、ウード製品はサウジアラビアのおもてなしの象徴です。ウードの匂いを嗅ぐと、サウジアラビアを思い出すこと間違いなしです。
・ターイフローズ製品
バラが咲き誇る春には、世界中から観光客がターイフを訪れます。ターイフへの訪問を計画しているなら、毎年恒例のターイフローズフェスティバルをチェックし、バラの香水を製造販売する工場を訪れてみてください。
・アシールのコーラン芸術
アル・カット・アル・アシリ・アート(カラフルな絵画様式)が刻まれた小茶やコーヒーのカップ、皿や文房具、フィギュアなどはお土産にピッタリな商品です。
まとめ
サウジアラビア観光にかかる費用について、今回は航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに着目してご紹介しました。
実際には他にもツアー代や保険代などがかかります。サウジアラビアで3泊する場合、航空券代やホテル代含め1人あたり25万円ほどあると安心でしょう。
サウジアラビアで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回はサウジアラビア旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介致しました。サウジアラビアには魅力に溢れる観光スポットが沢山あります。是非サウジアラビアを訪れた際には、今回紹介させていただいた情報を活用して満喫してきてください。
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