南アフリカには、美しい自然や野生動物、多様な文化など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
草原に群れるライオンや象などの野生動物を間近に見ることができるサファリや、美しい自然が広がるキャンプ場などでのアウトドア体験も魅力のひとつです。また、ワインやビール、ステーキなど南アフリカならではのグルメも必見。現地の人々と触れ合いながら、南アフリカの魅力を存分に堪能することができます。南アフリカは多彩な旅の楽しみがある、訪れる価値がある国です。
今回は、そんな南アフリカでの滞在が快適なものになるように、南アフリカ旅行の観光日数や物価、必要な現金の目安などをご紹介します。
ぜひ、これを参考に旅の計画をたててみてください!
物価、現金の目安
現金の目安
南アフリカでは、観光客は現地通貨の南アフリカランド(ZAR)を持参することが一般的です。1ランド=7.97円になります。(2023年10月31日現在)現地での支払いには、キャッシュレス決済も利用可能ですが、小額の支払いには現金が必要となる場合があります。現地の物価にもよりますが、一日あたり2,000円から3,000円程度の現金を持参することが目安とされています。ただし、現金は紛失や盗難に注意が必要で、安全に管理するための対策を講じることが重要です。
物価
南アフリカの物価は日本と比較すると一般的に安い傾向にあります。食料自給率が高いために輸入品以外の食料品の価格は日本の半額以下のものがほとんどです。ただし、都市部の一部地域では高価なレストランやショッピングセンターも存在しますので、事前に下調べしていくことをおすすめします。以下は南アフリカの一部商品の参考価格です。
ビール(500ml缶): 15〜20ランド/120円~160円程度
水(1.5Lボトル): 10〜15ランド/80円~120円程度
ハンバーガー: 40〜60ランド/320円~480円程度
レストランでの食事(1人あたり): 100〜300ランド/800円~2400円程度
タクシー(初乗り運賃): 15〜20ランド/120円~160円程度
地下鉄・バス(1回運賃): 10〜15ランド/80円~120円程度
観光日数
南アフリカを観光する日数には、どのような観光スポットを訪れるかや、アクティビティを楽しむかによって異なりますが、最低でも5日間は必要です。特に、ケープタウンやヨハネスブルグなどの主要都市や、サファリツアーを楽しむ場合には、時間を十分に取ることが重要です。また、南アフリカは広大な国土を持っているため、観光スポット間の移動にも時間がかかるため、余裕を持った日程を組むことがおすすめです。
南アフリカの観光スケジュールは、個人の旅程や好みによって異なりますが、以下は一例です。
Day 1:
オリ・タンボ国際空港へ到着し、ホテルにチェックイン
ジョーバーグ市内観光:ゴールド・リーフ・シティ、アパルトヘイト博物館
夕食はジョーバーグ市内のレストランで
Day 2:
ジョーバーグを出発し、クルーガー国立公園へ移動
ゲームドライブで野生動物を観察
夕食はロッジで
Day 3:
朝イチのゲームドライブで野生動物を観察
クルーガー国立公園を出発し、ケープタウンへ移動
夕食はケープタウン市内のレストランで
Day 4:
ケープタウン市内観光:テーブルマウンテン、ロボス山、ヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント、ケープタウン・ダイヤモンド・ミュージアム
夕食はケープタウン市内のレストランで
Day 5:
ケープタウン市内観光:キャッスル・オブ・グッドホープ、ボツワナ&ナミビア・デザイン・マーケット
オリ・タンボ国際空港へ移動し、帰国
このスケジュールはあくまでも一例であり、自分の旅程や好みに合わせてカスタマイズすることができます。また、南アフリカは広大な国土を有しており、他にも多数の魅力的な観光スポットがありますので、時間に余裕がある場合は追加で訪れることもできます。自分好みのスケジュールを組んで思い出に残る楽しい旅にしましょう!
観光スポット3選
1. テーブルマウンテン(Table Mountain)
テーブルマウンテンは、南アフリカのケープタウン市内から見ることができる、標高1085メートルの山で、山頂は平らなテーブルのような形をしています。この山は、鮮やかな色の花々や植物が咲き誇る植物群落が広がり、多様な生物の生息地として知られています。また、山頂からの景色は絶景で、ケープタウン市内や海岸線を一望することができ、雲海がかかる幻想的な光景も見ることができます。山頂へは、歩いて登ることもできますが、テーブルマウンテン・ケーブルウェイというロープウェイもあり、手軽に山頂を訪れることができます。テーブルマウンテンは、自然の美しさと驚くべき景色を楽しめる絶好のスポットであり、南アフリカを訪れた際にはぜひ訪れたい観光地の一つです。
2. クルーガー国立公園(Kruger National Park)
クルーガー国立公園は、南アフリカ北東部に位置し、約2百万ヘクタールの広大な自然保護区域です。ここは、野生動物が生息するサバンナ地帯で、ライオン、象、シマウマ、キリン、カバ、ヒョウなどの野生動物が自由に生きる姿を見ることができます。また、約500種以上の鳥類が生息しており、鳥見にも最適な場所として知られています。
クルーガー国立公園には、ツアーガイドが付いたサファリツアーがあります。これは、専用の車両に乗り、ツアーガイドと共に野生動物を探索するもので、自然の中でのサバイバル感を味わうことができます。また、公園内にはキャンプ場があり、自分たちでテントを張って、自然の中で宿泊することもできます。
さらに、公園周辺には、プライベートリザーブと呼ばれる小規模な自然保護区域もあり、こちらでも自然を満喫することができます。また、周辺地域には、クルーガー国立公園と同様に野生動物が生息する自然保護区域も多くあり、こちらも訪れる価値があります!
3. ヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロント(Victoria & Alfred Waterfront)
ヴィクトリア&アルフレッド・ウォーターフロントは、南アフリカのケープタウン市内にある、美しい海岸線沿いに位置する人気の観光地です。このウォーターフロントには、多数のレストラン、ショップ、劇場、映画館、美術館、博物館、ホテルなどがあり、さまざまなエンターテインメントが楽しめます。また、ウォーターフロントには、大型ショッピングモールや、南アフリカ最古の歴史的な港湾もあります。ウォーターフロント周辺には、自然の美しさも豊かで、海や山、自然公園などがあります。ウォーターフロントは、観光客にとって魅力的なスポットであり、南アフリカ旅行の際には訪れるべき観光スポットの一つです!南アフリカ旅行の際はぜひ訪れてみてください。
おすすめグルメ
1. バニーチャウ(Bunny chow)
中にカレーを詰めたパン。南アフリカのダーバン地方発祥の料理で、濃厚なカレーとふんわりとしたパンの相性が抜群です。インド料理のようですが、現在では南アフリカの料理として認められ多くの人に親しまれています。見た目もインパクトさがあるので、味も見た目も楽しめそうです!
2. ボボディー(Bobotie)
南アフリカの代表的な家庭料理となっているボボディー。ミンチ肉にナツメグやターメリック、シナモンなどのスパイスを加えて混ぜ合わせ、アーモンドと卵の黄身をかけてカスタード風に焼いたものになります。17世紀にオランダ東インド会社の東邦貿易の中継地点であったケープタウンに様々な香辛料が運ばれてきたことで生まれた料理なんです。
3. ステーキ(steak)
南アフリカで牛肉のステーキにかけられる、特製のスパイスとソースが特徴的。スパイスとソースのコクと旨味が、肉の旨みを引き立てます。南アフリカの人々はとにかく肉が大好きで、どの都市や郊外の街にも人気のステーキハウスがあり、最高品質の肉を熱々のチップスやオニオンリング、野菜といったサイドディッシュとともに提供してくれます。
3.南アフリカで海外旅行を楽しもう!
いかがだったでしょうか?
今回は「南アフリカ旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介」と題し、南アフリカ旅行に役に立つ情報を厳選してご紹介しました。ぜひこの記事を参考に南アフリカでの旅行を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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