カザフスタン、アスタナのおすすめ観光&体験10選

カザフスタンの首都アスタナ。1997年にアルマトイから遷都されたばかりの新首都です。アスタナは、1998年の国際コンペティションで選ばれた日本の建築家、黒川紀章氏の都市計画案に基づいてデザインされました。遠く離れたアスタナですが、我が国の建築家によって設計された都市だと聞き日本との意外な繋がりに胸が高鳴りますね。

そんなアスタナの街並みは、まるで近未来の都市を見ているよう。シンボルとなっているバイテレク・タワーを始め、曲線を取り入れた高層ビルや斬新なデザインの建物が多く立ち並びます。また、中央アジア最大規模を誇る国立博物館も注目の見どころ。サカ族の古墳から出土した黄金に関する展示など、歴史的に大変価値のある貴重な展示ばかりです。

今回は、アスタナのおすすめの観光スポットを厳選してご紹介します。



1.カザフスタン、アスタナの基本情報

アスタナのあるカザフスタンは、1991年ソ連崩壊後に独立を果たしました。国土は世界で9番目の大きさを誇り、その大部分は砂漠や乾燥した土地です。独立後してからというもの、天然資源の輸出によって大きな経済発展し続ける、世界中から注目の国です。2017年夏、アスタナで開催された万博には世界中から多くの人が集まり、今後ますます観光客が増えていくこと間違いなしです。

気候

カザフスタンの平均気温は夏が23℃、冬が−6℃。他の中央アジアの諸都市と比べて比較的過ごしやすい傾向にあります。ただ、首都アスタナはカザフスタンの北部に位置するので、冬季は−30℃以下の厳寒、夏の最高気温は40℃に達することが稀にあります。夏は猛暑であるものの、低湿度と風のおかげで体感はそれほど暑く感じません。アスタナ観光のベストシーズンである6月中旬から8月中旬なら、比較的快適にうsごせそうです。

治安

カザフスタンのアスタナは、外務省のデータによれば危険レベル1(注意喚起が必要な状況)とあり、特に重犯罪が多発することはなく穏やかな治安であると言えるでしょう。しかし、イスラム過激派のテロ事件や麻薬等の事件など紛争が起こりやすいため、十分に注意は必要です。街中には貧困層による観光客をターゲットとした犯罪が潜んでいるため、外務省のホームページで最新の情報をチェックし、危険な場所には近付かないなどの準備をしておくと安心です。

ビザ

カザフスタンへの入国にはビザ(査証)が必要です。ただ、日本国籍の方は(1)渡航目的が観光、業務、会議出席、親族・知人訪問、外交・公用目的、(2)パスポートの必要残存期間がカザフスタン出国時6ヶ月以上、(3)パスポートの未使用査証欄が見開き2ページ以上ある、という3つの条件を満たせば、ビザがなくても30日間以内の滞在が許されます。

 

2.アスタナのおすすめ観光スポット10選

(1)独立広場

アスタナ観光に訪れたらまず初めに訪れてほしいスポットが独立広場です。独立広場周辺には、カザフスタン国立博物館や平和のピラミッド、ハズラット・スルタンモスクなどのアスタナ観光の主要スポットが多く集まっています。アスタナ観光のスタート地点に最も相応しい観光スポットでもあるので、是非最初に訪れてみてください。

独立広場でひと際目立っているのが、カザフ・エリのモニュメントになります。一番上には黄金に輝くサムルクという伝説の鳥がいます。これはカザフスタンの自由や発展を象徴しているとのことです。そして、モニュメントの高さは91mもあり、その91という数字はカザフスタンの独立の年なんです。

独立広場は、非常に敷地が大きく、広々としているので観光の合間の休憩にもぴったりです。歩き疲れた際の休憩地点として利用してみるのも良いでしょう。是非、訪れてみてください!

(2)カザフスタン国立博物館

カザフスタン国立博物館は、先ほど紹介した独立広場の向かいに位置しています。中央アジアの博物館のなかでは、最も広いと言われており、広大な敷地と大きな博物館は観光スポットとして、アスタナ観光には欠かせない主要のスポットとなっています。ヌルスルタン・カザフスタン元大統領の肝いりで建設された博物館なんだとか。

中に入ると、カザフスタンに関する展示物でいっぱいです!アスタナの街の歴史やカザフスタンの歴史、カザフスタンの民族誌に関する資料など、ここを訪れることでカザフスタンに関する知識が沢山得られます。せっかく旅行で訪れるといった機会にその国のことを理解することでより旅行を楽しいものにできるはずです。さらに、博物館の外観も非常に斬新で見応えがあります。夜になるとライトアップもされるので、また昼間とは違った雰囲気を感じることができると思います。

(3)アスタナ・オペラハウス

アスタナ・オペラハウスは、アスタナの中央を流れるイシム川の西側に位置しています。ここでは、世界各国の有名なバレエ団に引けを取らないほどの質の高いバレエやオペラを鑑賞することができ、アスタナの一大観光地となっています。旅行先でバレエやオペラをゆっくりと鑑賞できるなんて素敵ですよね。また、ホールの大きさは3000㎡もあり、実際に訪れたらそのスケールの大きさに驚くこと間違いありません。そのスケールで演じられる演目には圧倒されるはずです!そんな広い会場で鑑賞できることなんて日本ではほとんどないですよね?せっかくの機会にアスタナ・オペラハウスでクオリティの高いバレエやオペラを鑑賞してみてはいかがでしょうか。きっと貴重なものがみられること間違いありません!

(4)平和のピラミッド

ピラミッドといったらエジプトのピラミッドを思い浮かべる人がほとんどだと思います。なんと、アスタナにもピラミッドが存在するんです。この平和のピラミッドは、2003年に「世界伝統宗教指導者会議」がアスタナで開催された時に、この建物の構想が話題になったことによって注目されたピラミッドになります。そのため、完成し、オープンしたのは3年後の2006年です。このピラミッド内には、「世界伝統宗教指導者会議」の様子やピラミッドの完成に至るまでの歴史を説明したパネル、カザフスタンの民族衣装、昔の遊牧民に関する資料などが展示されています。多民族国家であるカザフスタンの文化を理解するにはぴったりのスポットになります。是非、訪れてみてほしいです!

(5)バイテレク・タワー

バイテレク・タワーは、アスタナのシンボルタワーであり、意味は「命の木」です。アスタナのシンボルと言い切ってもいいほど、このタワーはアスタナへ観光に来るほとんどの方が立ち寄るといって良いほどの人気スポットになっています。高さ97mのタワーは、カザフスタンにまつわる伝説をモチーフとしており、タワーの上部には大きな球体があります。高さ86mの地点には展望台があり、アスタナの街を一望できる絶景スポットとなっています。さらに、水族館やギャラリー、カフェなども併設されていますので、お子様も飽きずに観光できるスポットではないでしょうか。是非、アスタナの絶景を見にゆっくりと訪れてみてください。

(6)銅像

アスタナには、あちこちに銅像があるんです。華やかには感じられませんが、アスタナの歴史やカザフスタンの歴史において重要な人物などの銅像がたっています。観光途中にも見かけることがほとんどだとは思いますが、銅像探しの旅なんてのも良いと思いますよ。地味というか少しマニアックにも感じますが、アスタナを訪れたなら観光の合間にでも少し立ち止まって見る価値があります。像は、色々とあり、大きな牛の上に立ち、勇者の剣をくわえた2頭の雪豹を脇に置くサカ族の王女やカザフスタン最後の王モフの像など、あちらこちらに銅像が立っています。意外に銅像探しにハマる方もいるのではないでしょうか。

(7)大統領官邸(アク・オルダ)

大統領官邸は、アスタナ市街地を流れるイシム川の西岸に位置しています。2003年に完成し、カザフ語でアク・オルダとも呼ばれているんです。青いドーム型の屋根に金の塔、そして建物の前に広がるカラフルな花壇が何とも近未来的な雰囲気を醸し出しています。アスタナのシンボルともなっており、観光で訪れる事ができ、アスタナ観光の人気スポットとなっています。大統領官邸ですので、外観だけの見学だと思いきや、ここは外観だけでなく、実際に中に入って見学することができます。普通ならなかなか見る事のできない建物なので、貴重な体験です。アスタナへ来た観光客には非常に人気で、ツアーも開催されているようです。ツアーに参加することで、ガイドさんの話しを聞きながら見学することができるので、より理解も深まり安心して見学することもできるでしょう。是非、アスタナの観光では見学することをおすすめします。

(8)ハズラット・スルタン・モスク

ハズラット・スルタン・モスクは、アジア最大級の敷地面積を誇る2012年にオープンした比較的新しいモスクになります。その外観は、非常に壮大で、ここを訪れる観光客を圧倒するような美しさになります。白を基調としており、部分的に施された金色の装飾が何とも上品で、つい見入ってしまうほどです。外観だけでもインパクト大なので、中に入ったらまるで異世界にいるように大変豪華で芸術的な造りに圧倒されてしまうこと間違いありません。まるでお城の中を観光している気分になることでしょう。1つ注意点ですが、中に入る時に女性はスカーフを使わなけれいけないなどの結構厳しいルールがいくつかあるようなので、事前に確認してから行くことをおすすめします。

(9)Lovers Park

Lovers Parkは、アスタナの緑豊かな都市公園であり、観光の休憩にぴったりなスポットになります。ここは、市内で最もロマンチックな場所として捉えられており、公園内に立っている少女と少年のブロンズ彫刻からLovers Parkという名がつけられました。公園内のユニークな建築やベンチ、フラワーガーデン、何千もの木々、大きな噴水など全てが公園の14ヘクタール以上のエリアを飾っています。公園は、結婚式や写真撮影に最適な場所であり、子供連れの家族やカップルも散歩を楽しんでいます。観光途中の休憩に利用したり、公園のベンチに座ってゆっくりとアスタナの雰囲気に浸ってみてもよいかもしれません。是非、訪れてみてください。

(10)アスタナ国際空港

アスタナ国際空港は、2017年6月にオープンしたまだまだ新しい空港なんです。アスタナを訪れる方は行き帰りに利用することになるでしょう。まだ空港自体は新しいので、施設も少なめですが、空港のデザインは非常に素晴らしいのでアスタナ観光の最後に、空港内を是非探検してみてください。また、古い空港が新しい空港の隣りにたっており、なんとそこは日本人の建築家の方がデザインしているんです。時間に余裕がある場合は、実際に訪れ、デザインを見てみるのも良いと思います。アスタナ観光の最後までアスタナならではを楽しんでみてください!



カザフスタンの未来都市、アスタナに行こう!

いかがでしたか?日本人の有名な建築家、黒川紀章がデザインした近未来のような都市アスタナ。今なお発展を続ける勢いのある都市の中には、一度は訪れてみたい魅力的な観光スポットがありましたね!
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