1981年に独立した、米大陸でもっとも新しい独立国であるベリーズ。
国土の65%を森林が占めている、自然あふれる国でもあります。また沿岸部は世界で二番目に大きいサンゴ礁があり、たくさんの熱帯魚が生息しています。きれいなビーチ、熱帯雨林のエコツアーやマヤ遺跡観光など、たくさんの見どころがあります。
今回はベリーズを訪れた際はぜひ観光したいスポットとアクティビティを紹介します。
- 1 1.ベリーズについて
- 2 2.ベリーズの観光スポット
- 2.1 (1)ブルーホール(Great Blue Hole)
- 2.2 (2)アルトゥン・ハ遺跡(Altun Ha)
- 2.3 (3)ラマナイ遺跡(Lamanai)
- 2.4 (4)キューカンバー・ビーチ(Cucumber Beach)
- 2.5 (5)ベリーズ動物園(The Belize Zoo and Tropical Education Center)
- 2.6 (6)キー・カーカー島(Caye Caulker)
- 2.7 (7)ベリーズ博物館(Museum of Belize)
- 2.8 (8)シュナントゥニッチ遺跡(Xunantunich)
- 2.9 (9)アクトゥン・トゥニチル・ムクナル洞窟(Actun Tunichil Muknal)
- 2.10 (10)セント・ジョンズ・カテドラル(St John’s Cathedral)
- 3 ベリーズの旅を満喫しよう
1.ベリーズについて
ベリーズは中央アメリカにある小さな国。
面積は日本の四国よりもやや大きいくらいで、そこに約36万人が暮らしています。様々な人種が共存する多民族国家であり、北の人種は、スペイン系メキシコ人、南にはマヤ族やアフリカをルーツとするガリフナ族、ベリーズ・シティの人種としてジャマイカ風クレオールと、それぞれの地域によって違った顔に出会えます。
日本からベリーズへの直行便はないため、日本へ乗り入れている米国の航空会社を利用し、乗り継ぎ便でベリーズ・シティへアクセスするのが一般的です。所要18~25時間かかります。気候は二つに分けられ、11~4月が乾季、5~10月が雨季。カリブ海特有のハリケーンは6~9月に集中するので観光する際は気をつけましょう。
また中米の国の中で最も経済の開発が遅れた国でもあります。農作物は砂糖、柑橘類、バナナなど。漁業は盛んでイセエビは年間537tの水揚げ量を誇っています。近年は世界第3位の埋蔵量の原油も発掘されており、今後どのように産業に貢献できるかが注目されています。
ベリーズは美しい海とサンゴ礁に恵まれ、「カリブ海の宝石」とも呼ばれています。ベリーズ最大の島アンバーグリス・キーをはじめ海岸線に沿って約450の離島があり、リゾート地として人気を集めています。旧イギリス領なので、中米で唯一、英語が通じるのも旅行へ行く際には安心ですね。
2.ベリーズの観光スポット
(1)ブルーホール(Great Blue Hole)
カリブ海の広大な海の真ん中に、ひときわ深い青色の穴が空いたような場所があります。これが世界的に有名なブルーホールです。
直径313m深さ130mの海には、イルカをはじめ数々の魚たちが生息しています。シュノーケリングやスカイダイビングなどのアクティビティを楽しむことができます。美しくも恐ろしい、神秘的な絶景は一度見たら忘れられないでしょう。
所在地:Belize City, Belize
(2)アルトゥン・ハ遺跡(Altun Ha)
オレンジウォーク州にある古典期マヤの遺跡でベリーズ中心街から北50kmに位置する定番観光スポットです。
中央が芝生になっており、その芝生を囲むように創られた建物がユニークな遺跡です。石を積み重ねて創られた建築から当時のマヤ人の技術力の高さを感じることができます。
所在地:45km(28-mi)north-of-Belize-City
(3)ラマナイ遺跡(Lamanai)
紀元前に造られた33mのピラミッド神殿で、当時のマヤで最大級だと伝えられています。
巨大な石の人面像があるマスク寺院が有名です。周囲には広大な森林が広がり、敷地内ではベリーズの国鳥であるトゥカンや国花ブラック・オーキッドなどを見ることができます。
所在地: Q87X+M4J, Water Bank, ベリーズ
(4)キューカンバー・ビーチ(Cucumber Beach)
ベリーズらしいエメラルドグリーンの海で思う存分楽しみたい方にぴったりな場所です。
大きなウォータースライダーや飛び込み台などがあり、まるでプールのよう。周辺にはレストランや売店などが転々とありますので、ぜひベリーズのシーフード料理を味わってみてください。家族で楽しめるスポットです。
住所:Cucumber-Beach,Belize-City
(5)ベリーズ動物園(The Belize Zoo and Tropical Education Center)
環境保全にも積極的に取り組んでいるこの動物園は、なるべく自然環境に近い状態で飼育されている国内唯一の動物園。
ベリーズの国獣であるバクをはじめ、約125種類の哺乳類や鳥類を見ることができます。ベリーズ動物園の目玉はプーマ。ジャングルのハンターを本当に間近で見ることができるのは他の動物園にはない穴場的な楽しみ方ができます。フェンスに頭を近づけてプーマに頭をなめてもらうなんていうイベントも行われているというスリルスポットでもあります。
住所:George Price Highway, La Democracia, Belize
(6)キー・カーカー島(Caye Caulker)
ベリーズシティから船で1時間弱。北東の沖合に浮かぶこの島は、一番長い南北を端から端まで歩いても30分ほどという小ささ。
「旅人たちの最後の楽園」と呼ばれるこの島には、なんと車が走っていません。島の周囲に広がる海は、どこまでも青く透き通っていて目を奪われるほど。物価が比較的安いため長期滞在したい方、のんびり過ごしたい方におすすめのスポットです。
住所:Caye Caulker, Belize
(7)ベリーズ博物館(Museum of Belize)
ここでは珍しいマヤ遺跡の工芸品や美術品を見ることができます。
博物館内に展示されているアート作品はベリーズらしい発色が綺麗な絵画を見ることができます。意外なことにこの博物館は元々、刑務所だったということで博物館としてではなくても刑務所の名残を垣間見ることができる穴場スポットにもなっているのが特徴です。
住所:8 Gabourel Lane, Central Bank Compound,Belize City, Belize
(8)シュナントゥニッチ遺跡(Xunantunich)
ベリーズ・ドル紙幣の裏側に描かれている遺跡。
森林に覆われた丘の上にあるマヤ遺跡で、エル・カスティージョという高さ40mのピラミッドには比較的保存状態の良い壁画の装飾が残っています。神や踊る人、貝殻などが描かれていて、マヤの世界観を感じることができます。
住所:40 Park Street, Belize
(9)アクトゥン・トゥニチル・ムクナル洞窟(Actun Tunichil Muknal)
通称ATMと呼ばれる、この洞窟。観光ツアーに参加するのがおすすめです。
1時間ほどのトレッキングから始まり、道中いくつかの川を越えていきます。観光ガイドが日本では見られないゴムの木、絞殺しの木などを紹介し、説明してくれるので飽きることはありません。ジャングルトレッキングの後、およそ3時間くらいかけて洞窟の中を探検します。
住所:Tea Kettle Village, Belize
(10)セント・ジョンズ・カテドラル(St John’s Cathedral)
ベリーズ・シティのアルバート通りにある、中央アメリカ最古の教会。
ベリーズ・シティでは数少ない、19世紀初頭に建てられたイギリス聖教会の建物です。レンガ造りが美しく、内部は簡素ながらも明るい日差しが降り注ぐ清々しい空間。幾度ものハリケーンをくぐり抜け、200年たった今もベリーズシティを訪れる観光客を魅了しています。
住所:St John’s Cathedral Belize City
ベリーズの旅を満喫しよう
いかかでしたか?ベリーズのおすすめの観光スポットをまとめてみました。まだ日本人にはあまり馴染みのない国ですが、カリブの青い海とたくさんの自然を楽しむことができる場所です。この記事を参考にぜひ魅力溢れるベリーズを観光してみてはいかがでしょうか?
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