文化や芸術、音楽など様々な面で非常に成熟しており、他の南米の国々とは少し違った魅力を持つアルゼンチン。中でも首都であるブエノスアイレスは「南米のパリ」の異名の通り、ヨーロッパを思わせる美しい街並みと、南米色の強いカラフルな建物がひしめき合う「ボカ地区」など、多くの観光スポットがあり、様々な魅力に溢れています。
今回はそんな観光都市ブエノスアイレスで、特におすすめの観光スポットを10個まとめて紹介します。
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(1)7月9日通り
ブエノスアイレスのシンボルといえば、白くそびえ立つオベリスク。この有名なオベリスクは、ブエノスアイレスのメインストリートである「7月9日大通り」に建てられています。アルゼンチンの独立記念日を名前に持つこの大通りですが、観光客を圧倒させるのはその幅の広さ!最大幅140メートル、16車線を誇る、「世界で一番幅の広い道路」として有名です。道路の反対側までたどり着くには、なんと信号を5つも越えなければならないとか…。ブエノスアイレスに訪れたからにはぜひ渡り切ってみてください!
〇詳細情報
・名称:7月9日通り
・住所:Av. 9 de Julio s/n, 1043 CABA
・アクセス:9 de Julio駅から徒歩3分
(2)ボカ地区の「カミニート」
ヨーロッパらしい雰囲気が漂うブエノスアイレスの中で、南米らしさを味わいたいならぜひ訪れていただきたいのがボカ地区の「カミニート」。色鮮やかな建物が立ち並ぶ風景はインスタ映え間違いなしです。レストランや土産物屋などもたくさんあり、多くの観光客で賑わいます。また、「カミニート」はタンゴの発祥地としてもその名を知られています。レストランの中にはタンゴを生で鑑賞しながら、食事をすることができるところもあるので、ぜひ本場の音楽・ステップに酔いしれてみてください。
〇詳細情報
・名称:カミニート
・住所:Caminito, La Boca
・アクセス:バス停「Avenida Don Pedro de Mendoza」下車徒歩2分
(3)五月広場
ブエノスアイレスの中心、交通の要所として知られる「五月広場」はメトロ各線の発着点にもなっているため、ブエノスアイレス観光の際には誰もが一度は訪れるであろうスポット。
「五月広場」という名称は、スペインからの独立運動のきっかけになった1810年5月の「五月革命」からきています。広場の奥にたたずむピンク色の建物は、「ピンクハウス」とも呼ばれるアルゼンチンの大統領官邸で、他にも市庁舎(カビルド)などの歴史的な建造物が立ち並びます。
〇詳細情報
・名称:五月広場
・住所:Ciudad Autonoma de Buenos Aires
・アクセス:Plaza de Mayo駅から徒歩1分
(4)レコレータ墓地
「レコレータ墓地」は、ブエノスアイレスの高級住宅地にあり、アルゼンチンの歴代大統領やノーベル受賞者など多くの著名人が眠る広大な墓地。墓地と聞くと暗い印象を持つ方も多いと思いますが、この「レコレータ墓地」はバロックやネオ・ゴシックなど様式でつくられた見事な納骨堂が並んでいることから、「世界で最も美しい墓地トップ10」にランクインしたこともある、明るい雰囲気の場所です。墓地でありながら多くの観光客で賑わう「レコレータ墓地」ですが、中でも特に有名なのは「エビータ」の愛称で知られるエヴァ・ペロンのお墓。彼女のお墓は絶えず美しい花で飾られています。
〇詳細情報
・名称:レコレータ墓地
・住所:Junín 1760, 1113 CABA
・アクセス:Las Heras駅から徒歩5分
・営業時間:7時~17時30分
(5)エル・アテネオ
英紙によって、「世界で二番目に美しい本屋さん」との評価を受けたことで知られる「エル・アテネオ」は、「レコレータ墓地」と同じ高級街の中にあります。もともと劇場として使われていた建物を改修して本屋に生まれ変わり、創業100年以上の歴史を持つため、ブエノスアイレスの中で最も老舗の本屋さんとしても知られています。かつてステージだった部分は、現在カフェになっており、コーヒーを片手に優雅な読書タイムを楽しむこともできます。本がお好きな方はもちろん、観光の休息にもおすすめのスポットです。
〇詳細情報
・名称:エル・アテネオ
・住所:Av. Santa Fe 1860, C1123 CABA
・アクセス:Callao駅から徒歩5分
・営業時間:9時~22時
(6)コロン劇場
パリにある「オペラ座」、ミラノにある「スカラ座」とともに世界三大劇場の一つに数えられる「コロン劇場」。非常に音響効果の高い劇場として、世界五大コンサート会場としても知られる有名な建物です。
劇場内部はU字型の行動に約2500席、立見席は約1000人が収容でき、幅20メートル、高さ15メートル、奥行き20メートルのステージが設置されています。公演チケットは数日前から「コロン劇場」で販売されるほか、劇場内部のガイド付き見学ツアーも行われています。
〇詳細情報
・名称:コロン劇場
・住所:Cerrito 628, C1010 CABA
・アクセス:Tribunales駅から徒歩3分
・営業時間:9時~17時
(7)アルゼンチン国立美術館
〇詳細情報
・名称:アルゼンチン国立美術館
・住所:Av. del Libertador 1473, Buenos Aires
・アクセス:Facultad de Derecho駅から徒歩3分
・営業時間:11時~20時(土日は10時~)
・定休日:月曜日
(8)バローロ宮殿
建物の高さは約100メートルで、建てられた当時は南アメリカで最も高い建物であったことでも知られます。現在でも高層階からの眺めは素晴らしく、ブエノスアイレスの街並みを一望できる展望台は観光客人気のスポットです。
〇詳細情報
・名称:バローロ宮殿
・住所:Av. de Mayo 1370, 1085 CABA
・アクセス:Sáenz Peña駅から徒歩2分
・営業時間:9時~20時
・定休日:日曜日
(9)カテドラル・メトロポリターナ
ガイドツアーに参加することで、棺や地下聖堂を見学することもできるので、こちらもおすすめ。また定期的に無料のコンサートも開かれています。
〇詳細情報
・名称:カテドラル・メトロポリターナ
・住所:Calle Rivadavia s/n, 1004 CABA
・アクセス:Catedral駅から徒歩1分
・営業時間:7時30分~18時45分
(10)プエルト・マデロ
歴史あるブエノスアイレス内で、最先端の雰囲気を感じたい方におすすめなのが「プエルト・マデロ」。ブエノスアイレス東部、ラプラタ川に面した、観光客やセレブに人気のスポットです。
かつて使われていた赤レンガ倉庫などは高級レストランやカフェに改修され、落ち着いた空間のなかで優雅な時間を過ごすことができます。特におすすめなのは夜の時間帯で、高層ビルから発せられる光が一面に溢れる景色は、昼とは違った魅力があります。
日中たくさんの観光スポットをまわった後は、「プエルト・マデロ」で素敵な夜のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
〇詳細情報
・名称:プエルト・マデロ
・住所:Puerto Madero, Buenos Aires
・アクセス:Plaza de Mayo駅から徒歩16分
ブエノスアイレスを満喫しよう!
いかがだったでしょうか。南米とヨーロッパ、歴史ある旧市街と最先端の現代的な地区など、ブエノスアイレスは観光客を虜にする魅力で溢れています。今回はその中でも特におすすめの観光スポット10選を紹介致しました。皆様の旅が、一生の思い出に残る素敵なものになるようお祈りしています。Ooohでは、旅のプロが皆様一人ひとりのご希望に沿ったプラン作りのお手伝いをしております。些細なことでも構いませんのでぜひご相談ください。
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