カザフスタンの外せない人気スポット5選!

カザフスタンという国名を聞いて、地球のどこに位置するのかパッと思いつきますか?カザフスタンは、北はロシア、東から南にかけて中国とキルギスに接する中央アジア5ヶ国の一つです。カザフスタンという名前は今までに聞いたことがあっても、日本からの海外旅行に関してメジャーとは言えない国なので、実際に行き方を知らない方も多くいると思います。そこで今回はカザフスタンへのアクセスを押さえたうえで、カザフスタンの人気観光スポットを紹介していきます。

 



1.カザフスタンへのアクセス

日本からカザフスタン旅行に行く際には、①アスタナ、②アルマトイのどちらかの都市からカザフスタンに入ることができます。

①日本からアスタナ

アスタナはカザフスタンの新首都で、2019年に改称された後は「ヌルスルタン」という名前で呼ばれています。日本から飛行機の直行便がないので、他国を経由してアスタナ国際空港まで行くことになります。アスタナに行く際に経由する空港として一般的なのは、アブダビ国際空港(アラブ首長国連邦)、もしくはタシュケント国際空港(ウズベキスタン)です。アブダビ経由で行く場合の飛行時間は、成田⇨アブダビが約12時間35分、さらにアブダビ⇨アスタナが約4時間40分、合計で約17時間15分(乗換時間を除く)かかります。
一方、タシュケント経由で行く場合は、成田⇨タシュケントが約9時間10分、さらにタシュケント⇨アスタナが約2時間、合計で約11時間10分(乗換時間を除く)です。一見、後者のタシュケント経由の方が飛行時間が少なく早いように思えます。しかし、アブダビとタシュケントは、いずれも便数が多くありません。そのため、スムーズにカザフスタンにたどり着くには、飛行時間を気にするよりも乗り換えしやすい便がある経由地を選ぶことをおすすめします。

②日本からアルマトイ

次に、カザフスタンのかつての首都アルマトイからカザフスタン入りする行き方を紹介します。こちらも日本から飛行機での直行便の渡航はないので、他国を経由してからアルマトイ国際空港に行きます。仁川国際空港(韓国・ソウル)もしくは北京首都国際空港(中国)の2つが一般的な経由地です。ソウル経由で行く場合の飛行時間は、日本のどこの空港からであってもソウルまで約1〜2時間、ソウル⇨アルマトイが約7時間弱、合計約8〜9時間です。北京経由で行く場合の飛行時間は、日本の各空港から北京まで約3〜4時間、北京⇨アルマトイが約5時間20分かかります。

以上、カザフスタンへの行き方2つをご紹介しました。費用や時間と相談しながら、自分の状況にマッチする方を選んでくださいね。

 



2.カザフスタンの観光スポット

ここからはいよいよ、カザフスタンの外せない観光スポットを紹介していきます!

(1)ハズレット・スルタン・モスク

カザフスタンの新首都アスタナにあり、2012 年に完成したばかりの新しいモスクです。中央アジア最大規模の大きさを誇り、見る人を圧倒する迫力があります。モスクは、イスラム信者以外の観光客も入ることができます。中で靴を脱いだら、通常は地下の洗い場で手足を清めますが観光客は任意です。女性は、モスク内ではスカーフ必須ですが、ない場合はガウンを借りることができます。内部は、白と淡いグリーンを基調とした装飾が鮮やかに施されており、特に天井に描かれる幾何学模様の装飾は思わず見入ってしまうほど見事です。どの場所も写真撮影はOKですが、あくまで礼拝の場であることを忘れずにルールを守って観光を楽しみましょう。

◎詳細情報
住所:Tauelsizdik Ave 48, Astana 010000, Kazakhstan
開館日:年中無休
入場料:無料

(2)ビッグ・アルマティ湖

ビッグ・アルマティ湖は、アルマトイの市街から比較的近い場所にあるにも関わらず、その標高は約2500メートルにも達し3,000メートルを超える山々に周囲を囲まれているため、大自然を感じるには絶好の観光スポットです。車があれば、1時間ほどで行くことができます。このアクセスの良さから、観光地としてだけではなく、地元カザフスタンの人々からも親しまれる場所です。
ビッグ・アルマティ湖は夜間の立ち入りが禁止されており、17時頃から警備員による巡回が始まります。
ゆっくり観光を楽しみたいのであれば、早い時間帯に行って、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。また、標高の高いビッグ・アルマティ湖は市街地よりも気温が約9度低い上、風が吹くので体感温度はさらに低くなります。朝晩は急に冷え込む場合があります。防寒対策をしっかりと準備していきましょう。

◎詳細情報
住所:Ili-Alatau National Park, Almaty 050065, Kazakhstan

(3)ゼンコフ正教会

こちらもアルマトイに所在する、ロシア正教会です。薔薇の咲き乱れる優雅な「28人のパンフィロフ戦士公園」の中に建っています。絵本の中に出てくるような可愛らしい外観が魅力的なこの教会は、1904年に建てられました。その後、1911年に大地震がカザフスタンを襲いましたが、この教会だけは倒壊を免れたことで有名です。また、外観と内観どちらを見ても目を引くカラフルなデザインは、テーマパークを思い起こさせます。多様な色を使った艶やかな色使いは、他のイスラム教の宗教施設とは全く異なった雰囲気を放っています。ゼンコフ正教会は独特なデザインで注目を集めている観光スポットですが、なんと釘が一本も使われていいないことにも驚きです。これが1911年の大地震を耐え抜いた秘訣なのでしょうか。デザインと共に、ユニークな建築面も興味深いですね。

◎詳細情報
住所:Gogol st. 40B Panfilov Park

(4)シルクロード:長安-天山回廊の交易路網

シルクロードとは、中国の長安とローマを結ぶ交易路で、中国特産の絹が運ばれたことから「シルクロード」として名付けられました。2014年、3ヶ国をまたぐ約8700キロメートルにも及ぶ範囲が世界遺産登録されました。シルクロードは、ユーラシア大陸の東西を結ぶ人為的な道というよりも、そこに暮らす人々が営む交易活動そのものだと言っても良いでしょう。つまり、人々が長い時間をかけて交流を重ねた結果、後世になってもあたかもそこに「道」があるような見方をされるのです。シルクロードの魅力は、その距離的・時間的なスケールの大きさです。カザフスタンでは、その一部を見ることができます。そこでは、昔の人々が営んだ壮大な時間を感じることができるでしょう。

◎詳細情報
アクセス:西安咸陽国際空港からシルクロードの出発地・長安区まで空港バスで約1時間

(5)コジャ・アフメッド・ヤサウイ廊

コジャ・アフメッド・ヤサウイ廊は、カザフスタンにとって初の世界文化遺産です。12世紀、ヤサウイ教団の教祖として活動した聖者コジャ・アフメッド・ヤサウイを祀るためにティムール王によって建てられました。ペルシャから呼び寄せた建築家が設計を手がけ、その建築は見事にイスラム建築を代表していますが、現在残っているのは完成形ではありません。建築に手をつけたティムール王の後継者があまり関心を示さなかったため、建築は続行されないまま現在に至ります。
未完成に終わったコジャ・アフメッド・ヤサウイ廊ですが、中央アジアにおいて最大級の規模を誇る大きさで、迫力満点の観光スポットです。

◎詳細情報
アクセス:シムケントからマルシュルートカ(ミニバス)で2時間半、テュルキスタン市街地から徒歩約25分、アルマトイから列車
開館時間:9時~18時
料金:500テンゲ

 



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いかがでしたか?カザフスタンは、旅行先の候補にはあまり挙がりにくく、観光のイメージはなかったかもしれません。しかし、世界遺産を筆頭に、日本にいると馴染みのないイスラム教の文化や、広大な土地を持つカザフスタンならではの自然いっぱいの観光スポットがあなたを待っています。この機会に異文化を体験してみてはいかがですか?少しでもカザフスタンについて興味が深まったなら幸いです。Ooohでは現地に詳しい旅のプロが、チャットを通してあなたの希望に合わせて旅行プランをご提案します。チャットは無料で利用できますので、ぜひお気軽に相談して下さいね。

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