東アフリカの赤道直下に位置する国、ケニア。
赤道直下でありながらも、過ごしやすい気候が魅力的で、世界中から多くの観光客が訪れています。そんなケニアには訪れるべきスポットが盛りだくさん。特に大自然のなかで野生動物たちの暮らしを観察できるサファリは人気のアクティビティです。ケニアでなら日本では絶対に目にすることのない、かけ離れた経験をできること間違いなし。今回はケニアに行ったら外せないスポットを5つ紹介したいと思います。
1.ケニアについて知る
ケニアはアフリカ東部の拠点。野生動物の聖地。アフリカの東部に位置しインド洋とビクトリア湖に挟まれたケニアは、貿易と移民のルート上に位置していたため、多様な文化の影響を受けました。ケニアには16の主要な動物生態系があり、国立公園、国立保護区、そして動物保護地区として、国、地方自治体により管理されています。また、ケニアの人口は約5千万人で主な言語はスワヒリ語、英語となっています。日本から直線距離でおよそ11,000kmも離れたケニアは、たくさんの見るに値するスポットが存在します。
2.ケニアの観光スポット5選
(1)アンボセリ国立公園
ケニアのリフトバレー州、カジアド県に位置し、アフリカ最高峰キリマンジャロの麓に広がる「アンボセリ国立公園」。かつてキリマンジャロの噴火によってアンボセリ湖の大部分が干上がってしまってできたことに端を発し、1906年に保護区として指定され、その後1974年に国立公園となりました。ここから壮麗なキリマンジャロを拝むのに適しているのは、小雨季の後の乾季で、山が雲に覆われていることが少ない12〜3月頃がベストシーズンです。
「アンボセリ国立公園」一番のみどころは、キリマンジャロをバックに動物ウォッチングを楽しめること。象やキリン、シマウマなどに加えて、ダチョウ、セグロジャッカル、オグロヌー、トムソンガゼル、などたくさんの動物を見ることができます。
(2)ナクル湖国立公園
ケニアの世界遺産の一つである「ナクル湖」は、グレート・リフト・バレー(大地溝帯)内に7つある湖のうちのひとつで、アルカリ性の湖に発生する藻を求めて、フラミンゴの大群が飛来することで有名になった観光スポットです。
「ナクル湖国立公園」は1961年に設立され、その後クロサイの保護のために範囲が広げられています。1977年以降にケニア西部から移送されたロスチャイルド・キリン(別名「ウガンダ・キリン」)や、ウォーターバックも生息しており、ともに公園内でよく見ることができます。そして2011年には「大地溝帯にあるケニアの湖沼群」として周辺地域とともに世界遺産に指定されています。
「ナクル湖国立公園」は、年間を通しての観光が可能です。フラミンゴのは3~5月の雨季に多いといわれており、服装は日本の春や秋と同じでよいでしょう。雨季でも雨が降るのは夜から明け方にかけてのことが多いので、天気についてはとくに問題なく観光することができます。
「ナクル湖」の一番のみどころといえば、なんといっても数百万羽のフラミンゴで湖がピンクに染まる光景でしょう。長い足を曲げて水中を歩く様子などを近くで観察でき、ほかにもペリカンや、絶滅の危機にあるクロサイも見られるかもしれません。ジープで周囲をまわるゲームドライブや、熱気球に乗って上空から見下ろすバルーンサファリも楽しめるので、旅行好きな人は必ず訪れたいものですね。
(3)マサイマラ国立公園
ケニア南西部にある、同国を代表する“野生動物たちの王国”、「マサイマラ国立保護区」。面積は大阪府とほぼ同じ約1840平方キロメートルで、タンザニアと国境を接して広がっており、アフリカ野生動物の種類や数がもっとも豊富な区域です。9月上旬頃には、タンザニアとケニアの国境の川であるマラ川を決死の覚悟で渡るヌーの大群を見ることができます。
時期で言うと、乾季の12~2月、6~10月がベストシーズンですが、雨季でも雨が降るのは週に数回なので、観光にはほとんど影響はありません。ヌーの大群を見たいなら7~10月がベストです。サファリカーで動物を見るゲームドライブが一般的ですが、熱気球に乗るバルーンサファリもおすすめ。
「サバンナ」と聞いて誰もが思い描く景色があなたの訪れを待っています。
(4)ラム島
ケニアにはインド洋に浮かぶ「ラム島」があります。この島の一番大きな都市、ラムの町が出来たのは14世紀で、珍しい建物が並ぶ旧市街は世界遺産になっています。マリンディ、モンバサと並んでケニアで最も古い港町の一つで、かつてはヨーロッパ、インド、アラブ、そして中国をも結ぶ東アフリカ有数の港として栄えました。現在でも海岸通り沿いを歩けば伝統的なアラブのダウ船が多く停泊しているのを見ることもできます。
「ラム島」における移動手段はロバと徒歩中心。車は地方長官の乗用車1台しかないことから、どことなくのんびりした雰囲気が漂っています。アフリカとは思えないようなイスラム風の町並みが残る旧市街を散策してみてくださいね。
(5)ナイロビ国立公園
ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港に近くに位置する「ナイロビ国立公園」。都会にいながらも、多くの野生動物たちを観察することができるため、時間にあまり余裕がないという方にもおすすめのスポットとなっています。サファリカーから、近くに寄って来るキリンやバッファローなどの野生生物たちをみることができ、3時間ほどの短い時間でアフリカンサファリを満喫できます。
また「ナイロビ国立公園」では街の建物と動物達の姿がマッチした不思議な写真を撮影出来るのだとか。大都会ナイロビのなかでさまざまな野生動物たちがそれぞれの暮らしを営む様子をみていると、ケニアの人々がいかに野生動物たちとうまく共存しているのかがお分かりいただけると思います。空港が近いため、飛行機から動物を見るチャンスもあるようです。自然と建物の融合の生み出す形容しがたい光景をぜひ!!
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したケニアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
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