ブラジルアマゾナス州の州都、マナウス。日本の裏側にある国として知られるブラジルですが、その中でも最も遠いのがマナウス。東京からだと30時間を要します。広大なアマゾン川をボートで周遊するクルーズツアーや、開拓時代の名残を今も留める古い建築物、巨万の富を得た入植者たちが贅を尽くした豪華絢爛な公共施設など、ブラジルの歴史を物語る興味深いスポットが盛りたくさんです。
今回はブラジル、マナウスを訪れた際にぜひ観光したいスポットとアクティビティを紹介します。
- 1 1.マナウス(Manaus)について
- 2 2.マナウスの気候
- 3 3.マナウスのおすすめ観光スポット
- 3.1 (1)アマゾナス劇場(Teatro Amazonas)
- 3.2 (2)アドルフォ・リスボア市場(Mercado Municipal Adolpho Lisboa)
- 3.3 (3)インディオ博物館(Museu do índio)
- 3.4 (4)マナウス税関(Alfândega)
- 3.5 (5)アマゾン国立調査研究所(INPA)
- 3.6 (6)エンコントロ・ダス・アーグァス(Encontro das Águas)
- 3.7 (7)プライア・ダ・ポンタ・ネーグラ(Praia da Ponta Negra)
- 3.8 (8)アマゾン自然科学博物館(Museu de Ciências Naturais da Amazônia)
- 4 Ooohおすすめのプライベートツアー
- 5 マナウスへ行こう!!
1.マナウス(Manaus)について
マナウスは大西洋のアマゾン川の河口から、約1500kmのアマゾン本流とネグロ川の合流地点に位置しています。アマゾン川には、体長2mにもなる巨大な淡水魚ピラルクやピラニアなど約3,000種類もの魚類、サルやカワイルカなどを含む約250種類もの哺乳類や爬虫類が生息しています。マナウスという街の名前は、インディオのマナウー族から由来しています。人口200万人を越える巨大都市でありながら、どこかのんびりとした雰囲気がある港町です。マナウスは、アマゾン川流域にある国立公園や自然保護区とのアクセスが良いため、アマゾン観光の拠点として多くの旅行者が訪れます。また19世紀に天然ゴムやコーヒーの集積地として開かれた都市で、アマゾン内陸部における物流や経済の要衝として今日まで栄えてきました。マナウスはブラジルの中でも非常に珍しい食文化があり、街の市場では、亀やピラニア等、普段は見かけることのない珍しい食材を目にすることができます。マナウスの気になる治安ですが、残念ながらいいとは言えません。一人歩きをしない、貴重品は肌身離さず持ち歩くなど、注意して観光するようにしましょう。
2.マナウスの気候
熱帯雨林気候に属するマナウスは雨季(11月~6月)と乾季(7月~10月)があります。冬(6月~9月)でも昼間は30度を超え、夏(12月~3月)は湿度が80%を超え、40度近くまで気温が上がります。最低気温は、一年中23度ぐらいで安定しています。観光するベストシーズンは、一番降水量の少ない7〜9月です。
雨季に訪れる場合は蚊が多いので、ブラジルで売られている虫除けスプレーが必須です。また、夏は日差しが強いので日焼け止めやサングラスなどの対策をしましょう。
3.マナウスのおすすめ観光スポット
(1)アマゾナス劇場(Teatro Amazonas)
マナウスの市内中心部にあるひときわ目立つピンク色の建造物。1890年代にこの地で始まった天然ゴムの黄金時代、一攫千金を夢見てヨーロッパから移住してきた大金持ちが1896年(明治29年)に建てたイタリア・ルネッサンス様式のオペラハウスです。劇場には、ポルトガルやイタリアから取り寄せた大理石や、イギリスから輸入した真鍮製の手すりなど、豪華な内装がほどこされています。季節によって様々な公演が催され、無料コンサートも開催されています。
住所:Avenida Eduardo Ribeiro, Centro, Manaus – AM, 69025-140
(2)アドルフォ・リスボア市場(Mercado Municipal Adolpho Lisboa)
アマゾン川の支流ネグロ川の河口付近に建つアールヌーボー様式の公共市場です。フランスのパリにあるレアール市場をモデルとして、天然ゴム黄金時代の1882年に完成しました。2013年には改装工事が行われ、リニューアルオープンしました。早朝には、アマゾンのピラニアや亀など珍しい食材が並ぶ市民の台所です。
住所:Centro, Manaus, State of Amazonas 69025-140
(3)インディオ博物館(Museu do índio)
教会に隣接した施設で、修道女によって管理、運営されている博物館です。アマゾン流域に暮らすヤマノミ族やリオ・ネグロ族といった先住民に関しての展示が多くあります。生活用具や宗教儀式に使用される道具、楽器などを見学することができます。動物の剥製など、自然に関する展示物も。入口の売店では、民芸品も購入することができます。
住所:R. Duque de Caxias 356
(4)マナウス税関(Alfândega)
天然ゴムが最盛期だった1906年に建てられた歴史的建築物です。現在も税関として使用されているため内部は見学できませんが、ヨーロッパ風の外観が当時の栄華を物語る美しい建物です。
住所:R. Emílio Moreira, 470 – Praça 14 de Janeiro, Manaus – AM, 69020-040
(5)アマゾン国立調査研究所(INPA)
絶滅の危機にある動植物を調査し、保護している機関です。日本のODAによる研究所が共同研究として参加しています。科学の森として一般に開放して以来、観光スポットとなりました。施設内では、オオカワウソ、アマゾンマナティー、ワニや野生の猿、 蜂の巣など珍しい生物を見ることができます。
住所:Av. Otávio Cabral | Aleixo, Manaus, State of Amazonas CEP 69060-001
(6)エンコントロ・ダス・アーグァス(Encontro das Águas)
マナウスから10km の場所に広がる州立公園です。ジャガーが生息する場所として知られています。2本の川が合流してアマゾン川となる合流地点が見られることも有名で、舟に乗りツアーに参加することもできます。2本の川とはアマゾン川の本流ソリモンエス川とネグロ川。合流地点まで行っても、2本の川は交わることがない不思議な光景が広がります。アマゾンの沼地が一望のもとに広がり、季節により川イルカが見られるといった大自然の迫力が楽します。
住所:Rio Negro e Rio Solimoes, Manaus, State of Amazonas 69005-141
(7)プライア・ダ・ポンタ・ネーグラ(Praia da Ponta Negra)
マナウスから上流13kmの場所に位置する、ネグロ川にあるリバービーチです。ネグロ川はアマゾン川の支流に当たります。人工ビーチで白い砂がとても美しく、治安も良いので、地元の人だけでなく観光客も安心して楽しめると人気があります。広い遊歩道もあり、周囲には食べ物屋台や露店が並んでいます。
住所:Manaus, State of Amazonas
(8)アマゾン自然科学博物館(Museu de Ciências Naturais da Amazônia)
日本~ブラジル移民80周年を記念して開館した民営自然科学博物館です。ここは子供たちやマナウスを訪れる外国人へ、ブラジルの自然教育を目的とした施設でアマゾンに生息する蝶や昆虫、魚類のはく製、そして水族館がありピラルク、デンキウナギやピラニアが間近で観察できます。博物館の隣には広大な自然林があり、アマゾンの自然科学について楽しく学ぶことができますよ。ツアーの前に勉強していくのもいいかもしれません。
住所: Rua Cachoeira de sao Gabriel s/n Coronia CachoeiraGrande , Cidade Nova
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