中央アメリカ南部に位置する国、パナマ。
カリブ海と太平洋を結ぶ全長約80kmの閘門式運河「パナマ運河」は有名ですね!パナマ運河によって南アメリカ大陸の南を回り込むことなく、アメリカ大陸の西海岸と東海岸を先輩で結ぶことができており、パナマは中米唯一の高所得国ともなっています。
また、海と山の両方を有するパナマは自然に恵まれた国でトレッキングで野生動物に出会うこともできます!その他にも世界遺産に登録されている、コロニアル調の美しい街並みを楽しめる歴史地区やパナ運河の閘門など、観光スポットがたくさんあります!
このようにパナマは、自然も歴史文化の両方が楽しめる、魅力的な国です。
今回は、パナマ旅行で訪れたい博物館、美術館、世界遺産、映画ロケ地を厳選してご紹介します。ぜひこの記事を参考にパナマ滞在を楽しんでくださいね!!
1.パナマ旅行で訪れたい博物館&美術館
(1)パナマ運河博物館(Museo del Canal Interoceanico de Panama)
まず最初にご紹介するのは「パナマ運河博物館」です。
こちらは、1997年に設立された、パナマ運河の仕組みや歴史を学ぶことができる博物館です。パナマシティ中心部から車で20分程の場所にあります。
こちらの博物館では、パナマ運河の歴史だけでなく、パナマの国の歴史についても学ぶことができます。展示だけでなく、パナマ運河の建設過程や仕組みなどを解説する映像が放映されており、音声による解説があるため、パナマ運河への理解を深めることができます。
博物館には展望台が併設されており、運河を通過する大型船を実際に見学することができます。館内にはレストランもあるため、船が通過する時間を待つのにも最適です!!
〈詳細情報〉
住所:Plaza de la Independencia, C. 5a Este, Panamá, Panama
電話番号:+5072111649
営業時間:火〜日曜日10時00分〜18時00分
HP:http://www.museodelcanal.com/
(2)バイオダイバーシティミュージアム(Biomuseo)
次にご紹介するのは「バイオダイバーシティミュージアム」です。
こちらは、パナマの生物多様性博物館です。パナマ運河の工事で掘り起こされた土を使って建設された地区、アマドールにあります。
こちらの博物館は、世界的に有名な建築家、フランク・ゲーリーが設計した建物で、カラフルなトロピカルカラーと個性的なデザインの外観が特徴的です。博物館の展示内容も評価が高く、海洋生物、植物、昆虫、微生物、化石などパナマの様々な生物について、絶滅したものから現存するものまで幅広く展示されています。タッチスクリーンやプロジェクターなどを使った視覚的に楽しめる展示空間となっており、大人から子供まで楽しむことができます。
また、屋外の庭園は広々としており、植物や水生生態系について知ることができます。パナマ運河を眺めることができるため、天気が良い日に散策するのもオススメです。
〈詳細情報〉
住所:Calz. de Amador 136, Panamá
電話番号:+59122408640
営業時間:水曜日10時00分〜15時00分、土〜日曜日11時00分〜16時00分
2.パナマ旅行で訪れたい世界遺産
(1)パナマのカリブ海沿岸の要塞群: ポルトベロとサン・ロレンソ(Fortifications on the Caribbean Side of Panama: Portobelo-San Lorenzo)
最初にご紹介するのは「パナマのカリブ海沿岸の要塞群: ポルトベロとサン・ロレンソ」です。
こちらは、パナマ運河のカリブ海側の出入り口に近い街、ポルトペロの要塞群とチャグレス川河口のサン・ロレンソ要塞です。パナマで最初に登録された世界遺産ですが、保存状態が十分でないことから2012年には危機遺産リストにも登録されています。
ポルトベロは、ポルトガル語で「美しい港」を意味し、スペインの植民地であった時代は銀の輸出港として栄えていました。そのため、略奪行為の標的になることもあり、防衛施設群を整備することが要請され、要塞が築かれました。海賊やイギリス艦隊によって何度か陥落しており、現在は大砲のレプリカが並べられています。
サン・ロレンソはポルトペロから南西に60kmほど離れた場所にあります。こちらは1297〜1601年にかけて建造されたもので、幾度と襲撃を受けましたが、17世紀以降も破壊されることがなかったため、砦や砲台、大砲などが建設当時の状態で残っています。また、こちらは周囲に家が一軒もなく、野鳥の宝庫としても知られており、遺跡と自然をどちらも満喫できる場所です。
パナマシティからのアクセスも悪くないため、ぜひ訪れてみてください。
(2)ダリエン国立公園(Darien National Park)
次にご紹介するのは「ダリエン国立公園」です。
こちらは、パナマ南部のコロンビアの国境近くにある国立公園です。1981年に世界遺産に登録されており、1983年には生物保護地域となっています。
中米で最も貴重な保護区とされているこちらの国立公園は、珍しい地形と生態系が特徴で、湿地帯のマングローブや熱帯雨林など、樹木の種類は300種類を超えます。また、ラン科は1,000種類以上あるため、美しい花々を見ることができます。
また、園内にはエンベラ族とクナ族の二つの先住民族が暮らしています。先住民族が昔から薬草として活用してきた植物も多く、医療関係者からも注目されています。先住民族の文化体験ツアーは観光客からの人気があり、ジャングルで暮らす人々の村を巡るコースやシティに近い村を巡るコースがあります。受益を使ったボディペインティングも有名で思い出に残ること間違いなしです。
その他にも、熱帯雨林のトレッキングやバードウォッチングなど、こちらでしかみられない動植物を間近に見ることができるアクティビティもあります。
自然と文化を両方楽しみたい方にオススメの場所です!!
3.パナマ旅行で訪れたい映画ロケ地
(1)ガトゥン湖(Gatun Lake)
最初にご紹介するのは「ガトゥン湖」です。
こちらは、1907〜1913年にかけてチャグレス川にガトゥンダムが造られたことによってできた、パナマ運河に隣接する人口湖です。映画『テイラー・オブ・パナマ』のロケ地として使用されています。
こちらの湖は、野生動物を観察することができるスポットとして人気を集めています。湖に沈まなかった丘陵部分が島のように浮かんでおり、島や湖岸のジャングルにはサルやワニ、野鳥が生息しています。1時間程のボート遊覧は自然豊かなガトゥン湖を巡るのに最適です!
また、パナマ運河の一部であるこちらの湖は、貨物線やクルーズ船が行き交う姿を見ることができます!!
(2)アメリカ橋(Bridge of the Americas)
次にご紹介するのは「アメリカ橋」です。
アメリカ橋は、パナマ運河の太平洋側の入り口にかかる、全長1,654mのアーチ橋です。こちらも映画『テイラー・オブ・パナマ』のロケ地として使用されています。
こちらは北アメリカと南アメリカの陸地を結ぶ最初の橋で、1962年に建設されました。橋の両側に歩道がありますが、太平洋側から運河に向かう船に乗り、下から見上げるとアーチ型の美しい橋と広い太平洋の感動的な光景が広がります。
特にオススメの時間帯は夕方で、こちらの橋を通過する際に右側に夕焼けの山々、左側に夕日に染まるパナマシティを見ることができます。ミラフローレス展望台に行く際にもぜひ見てください!!
4.パナマで素敵な思い出を!
いかかでしたでしょうか?
今回は、パナマ旅行で訪れたい博物館、美術館、世界遺産、映画ロケ地についてご紹介しました。パナマでは、きっと思い出に残る貴重な体験ができること間違いありません。ぜひ、この記事を参考にパナマ旅行の計画を立ててみてください。
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