ロサンゼルスやサンフランシスコのあるカリフォルニア州を始め、オレゴン州やワシントン州、そしてネバダ州やアリゾナ州などをひっくるめたアメリカ西海岸。。日本やヨーロッパのスケールからは想像できないぐらい広大なエリアですが、きちんと見所を押さえておけば数日間で周ることもできます。今回は、西海岸を代表する都市とそれぞれのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ロス、サンフランシスコ、ラスベガスの3都市のスポットを抑えてアメリカ西海岸旅行を思い切り楽しみましょう!
1.西の玄関口、ロサンゼルス(Los Angeles)
「アメリカの西の玄関口」とも言われ、ニューヨークに続くアメリカの大都市ロサンゼルス。年中、爽やかな青空が広がり、130キロに渡って続くヤシの木の海岸線には、サンタモニカをはじめとする数々の美しいビーチがあります。世界のエンターテインメントの中心ハリウッドや、最新の流行が常に生まれるビバリーヒルズ、元祖ユニバーサルスタジオやディズニーワールドなどのテーマパークもあり、見所満載!
また、ロサンゼルスは、アメリカの土地を生かし来訪者に広々としたアート空間を提供しています。世界の他の都市にはないダイナミックな美術館を持つロサンゼルスは、アート探訪に適した街としても注目を浴びています。中でも、サンタモニカ山の中腹にあるゲティセンターは、近代建築の巨匠、リチャード・マイヤー氏がデザインした白亜の建物が特徴で、広大なキャンパスからはマリブを一望できます。夕刻には、美しい夕日が望める人気のスポットです。
その他、セレブ御用達のビバリーヒルズやメルローズのエステでは、最新の技術を駆使したフェイシャルマッサージを経験できます。もちろんグルメも充実しており、世界的に有名なウォルフギャング・パックの店「Spago(スパーゴ)」は、最近ロサンゼルスで流行のアジア系フュージョン・カリフォルニア料理が楽しめます。エンタメ、アート、ビーチ、美容にグルメなどなど…子どもから大人まで、どんなシチュエーションでも満足できる場所です。
早速、ロサンゼルスに行ったら必ず訪れたい定番観光スポットをご紹介していきます。
(1)ロサンゼルスのビーチタウン、サンタモニカ(Santa Monica)
ルート66の最終地点で有名なサンタモニカは、多くのハリウッド映画やドラマなどの舞台にもなったロサンゼルスのビーチタウン。美しいビーチの周辺にはレストラン、ショッピング、映画館などがあるので散策をするだけでも楽しめる人気のエリアです。
見どころは、サンタモニカのシンボルである「サンタモニカピア」という桟橋。カラフルな観覧車が印象的で、たくさんの人々で賑わうスポットです。
また、人気のファッションブランドが多く集まる「サード・ストリート・プロムナード」は、ロスのお洒落さんが集まるショッピングストリート。最先端のファッションブランドやお洒落なカフェが勢揃い!歩行者天国になっていることもあり、これぞロサンゼルス!という雰囲気が漂うエリアです。
(2)今すぐSNSにシェアしたくなる!ハリウッドサイン(Hollywood Sign)
ロサンゼルスといえばハリウッド・サイン!遠くからは小さく見えますが、一文字あたり高さ14メートル、幅9メートルという迫力。晴れの日は、50キロ離れた場所からも見ることができます!ハリウッド・サインが綺麗に見える場所では「グリフィス天文台」が最も有名です。グリフィス天文台は、1935年に建てられたグリフィス公園内の天文台で、長年ロサンゼルスにおける定番観光スポットとして根強い人気があります。1910年台に世界的に流行した「アール・デコ」スタイルをモチーフとした外観が美しく、ロサンゼルス市内を一望できることが人気の理由です。
映画「LA LA LAND」を始め、多くのハリウッド映画に登場しており、多くのファンがロケ地巡りに訪れています。
2006年には展示場やカフェなどが増設されたリニューアルオープンし、年々観光客も増加傾向にある注目のスポットです。天文台の中ではプラネタリウム鑑賞ができるところも見所。また、展望台から明るい時間にロサンゼルスを見渡せば、その活気や発展した街並みを、夜には無限に広がる美しい夜景が広がります。
グリフィス天文台以外に、ハリウッド・サインが綺麗に見える穴場として「ハリウッド&ハイランドセンター」や「ビーチウッドドライブ」もおすすめです。
また、ハリウッドサインにもっと近づいて写真を撮りたい人におすすめのハイキングコースがあります。
コースは2つ。
分岐点を右へ行くと、ハリウッドサインの真後ろに出ます。ハリウッドサインの後ろ側からの珍しい写真が撮れますが、坂道が続く難易度の高いコースなので体力に自信のある人はぜひ!
分岐点を左へ行くと、斜め向こうにハリウッドサインが見える場所へたどり着きます。ハイキングの難易度は低め。ハリウッドサインとの完璧な写真が撮りたい人にぴったり!
(3)憧れのビバリーヒルズでお買い物、ロデオドライブ(Rodeo Drive)
ヨーロッパのような街並みのロデオドライブは、ビバリーヒルズにあるショッピングストリートです。
シャネル、グッチ、ルイ・ヴィトン、ティファニーなど有名高級ブランド店が軒を連ねるリッチな雰囲気ですが、ハイブランドからカジュアル系のブランドまで豊富に揃っています。現地価格ですと日本よりもお得にゲットできる場合があるので、チェックしてみましょう!
お買い物を一通り楽しんだら、「トゥーロデオ」という通りにいくと、噴水を中心にしたフォトジェニックなロケーションがあります!観光客に人気の撮影スポットになっています。
2.海の見える気ままな街、サンフランシスコ(San Francisco)
アメリカ人が「一番住みたい街」と口を揃える人気の街、サンフランシスコ。ケーブルカーが走る情緒溢れる坂の上からは、青い海とゴールデンゲートブリッジが望めます。赤い橋と青い海、そして緑の丘、カラフルでメルヘンバイブなサンフランシスコは、街全体が素敵な雰囲気に包まれています。ロサンゼルスと比べるとこじんまりとした街ですが、その分見所がギュッと凝縮されています。
グルメについて全米一の規模を誇るサンフランシスコは、飲茶がおいしいチャイナタウンや、新鮮なシーフードが楽しめるフィッシャーマンズワーフなど楽しみ方いろいろ。また、ショッピングは高級ブランド店が並ぶユニオンスクエア、ジャズバーやワインバー、古着屋などが軒を連ねるヘイトアシュベリーなどもぜひ訪れてみたいエリアです。
そして、ケーブルカーをはじめとする交通機関のおかげで、こういった見所スポットを効率よく短時間で周ることができます。個人旅行や、初めて旅行する人でも安心できる街でもありますね。自由気ままなひとり旅や女友達とのグルメ旅行、また恋人とのロマンチックな旅にもオススメです。
(1)サンフランシスコのランドマーク、ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)
サンフランシスコの代名詞とも言えるゴールデンゲートブリッジ。雑誌やテレビなどで紹介されていることもあり、大きくて赤い色が印象的なこのブリッジをご存知の方も多いと思います。
橋の上を運転したり歩いたり、船に乗って橋を下から眺めたりと様々な楽しみ方ができます。
実際に目の前にすると、その大きさと美しさに圧倒されること間違いなし。サンフランシスコにいる実感もひしひしと湧いてくるでしょう。橋を渡りサンフランシスコに降り立つと、ゴールデンゲートブリッジのグッズを販売するお土産ショップもあるので橋を見た記念にお土産も買ってのも楽しみの一つ。
(2)古き良きアメリカを思い出す、レトロなカストロシアター(The Castro Theatre)
カストロシアターはMen’s Journalが「世界の映画館トップ20」で1位に選んだ、1910年創業の老舗映画館です。上映開始まで映画館だということを忘れてしまうほど、建物の外観と内部は細部まで豪華な作り。
カストロシアターでは映画上映の他、頻繁にイベントが行われているのでサンフランシスコ旅の思い出作りにぜひ。
1日の上映数が少ないので、上映情報やイベントの日程等は事前に公式ホームページでチェックしておきましょう。
3.活気溢れるエンターテインメントシティ、ラスベガス(Las Vegas)
百万ドルの夜景に一攫千金。まるで映画のような世界、それがラスベガスです。「世界で最も高級なホテル」と称されるウィンなど豪華ホテルは想像を絶するほどゴージャスで、ショー、カジノ、グルメ、ショッピングがひしめく街全体は、アミューズメントパークのよう。ギャンブルやストリップ・ショーが公認となっているため「罪の街(Sin City)」の愛称で呼ばれ、シルク・ド・ソレイユを始めとするあらゆるショーやコンサートで年中大賑わいの街です。
また、エリアによって消費税が異なるアメリカでは、ラスベガスのあるネバダ州クラーク郡は消費税がロサンゼルス郡に比べて割安なためショッピングの場としても最適です。
サーカスなど子ども向けのアトラクションも充実しているため、家族で楽しめるのも魅力のラスベガスですが、最近は大人向けが充実。お洒落なレストラン兼ラウンジや大人向けのショーなどが続々登場し、セレブのチャリティイベントの場としても注目されています。大人が楽しめるまちラスベガスは、グループ旅行にも新婚旅行にも最適。
また、グランドキャニオンやデスバレーなどの国立公園が近いことも魅力の一つ。昼はスカイダイビング、夜はギャンブル…とエネルギッシュに楽しみたい方にもぴったり。
(1)そびえ立つ白亜の巨大ホテルと噴水ショー、ベラージオ(Bellagio Las Vegas)
数々の豪華ホテルの中でも見ごたえ抜群なのが、ストリップのど真ん中に位置するベラージオホテル。ホテルの前では毎日迫力の噴水ショーが行われます。日中は30分おき、夜は15分おき。吹き上がる噴水の高さは最大50メートルにもなり、ラスベガスのスケールの大きさを実感することでしょう。
ホテルの中に入ると、コンサバトリー&ボタニカルガーデンと呼ばれる植物園が来訪客を迎えてくれます。目玉ということもありどの時間も混んでいることが多いですが、24時間解放されているので必見です。
(2)豪華ホテルやカジノだけじゃない!ラスベガスのもう一つの顔、ダウンタウン(Downtown Las Vegas)
ゴージャスなホテル、ショー、カジノなどが集まるストリップから車で15分ほど北にあるダウンタウンはは、最近注目の集まる人気急上昇中のエリアです。フリーモントストリートの入り口にある巨大カマキリは、夜になると音楽とともに火を吹きながら大爆発!迫力満点、刺激的なダウンタウンのお出ましです。
ダウンタウンエリアで最も有名なフリーモントストリートは、昼間はもとより、夜になるとライブ演奏やダンスイベントが開始し、パフォーマーたちが通りを練り歩きます。
そして、日没になると始まるのがエンターテインメントショー、フリーモントストリート・エクスペリエンス。商店街を覆うアーケードの約450メートルをスクリーンにして、光と音楽の映像ショーが開幕します。フリーモントストリート沿いには賑やかなバーが軒をあちこちに。惹かれて思わず購入したくなるユニークなグラスに注がれたお酒は、その場で購入した場合に限り、公共の場でも飲むことが許されています。
2013年に誕生した人気スポット、ダウンタウンコンテナパークはシッピングコンテナにお店が集まる複合施設で、レストラン、バー、雑貨屋さん、ステージなどが入っています。
ダウンタウンの隠れた人気スポットと言われるのが、あちこちの壁に描かれたグラフィックアート。鮮やかな色使いで、一つ一つのアートが目を引きます。
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したアメリカのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
アメリカ西海岸を楽しもう!
いかがでしたか?
アメリカ西海岸と一口に言っても、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスの3エリアだけで随分とカラーの違う街でしたが、どの街にも思い切り楽しめそうな観光スポットが数えきれないほどあります!友人とリフレッシュしに弾丸で、家族旅行で子供たちを喜ばせてあげたい、など旅の目的に合わせてエリアを選んでみてくださいね。
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