【タンザニア】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ

野生動物の保護区が数多くあるアフリカ東岸の国「タンザニア」。中でも象やライオンなどの大哺乳類動物たちの楽園として知られる、サファリの観光が人気です。
今回はタンザニアを安全に観光するために知っておきたい避けるべき危険エリアや対策についてまとめてみました。ぜひ海外旅行の参考にしてみてください。
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。



タンザニアってどんな国?

まずはじめに、最も基本的なタンザニアという国に関する情報を紹介します。

【正式名称】タンザニア連合共和国
【面積】94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
【人口】5,632万人
【首都】ドドマ(法律上の首都であり,国会議事堂が置かれています)
【民族】スクマ族,ニャキューサ族,ハヤ族,チャガ族,ザラモ族等(約130)
【言語】スワヒリ語(国語),英語(公用語)
【宗教】イスラム教(約40%),キリスト教(約40%),土着宗教(約20%)
【時差】日本のほうが6時間進んでいます
【気候】赤道直下にあるタンザニアは一年を通じて月毎の気温の変化はあまりありません。また、みどころのンゴロンゴロ、セレンゲティ、アルーシャ等は標高1,000m以上の高原地帯に位置している為、極端に暑くなる事はません。
乾季・雨季があり、3〜5月頃、11〜12月頃が雨季、それ以外の時期が概ね乾季に分類されます。乾季は雨が少なく一般的に観光しやすいシーズンです。水場も少なくなりますので、動物も若干見つけやすくなります。

 

タンザニアの治安は?

東アフリカでも比較的安全と言われているタンザニアですが、それはあくまでも世界と比べての評価になります。災害やテロ、誘拐が他国に比べると大幅に少ないので、治安が良いと言われていますが、日本に比べると油断はできません。

 

タンザニアの危険エリア

(1)キゴマ州西部等ブルンジとの国境付近

ブルンジとの国境付近は、治安当局の管理が十分に行き届いておらず、幹線道路に武装強盗が出没するなど、治安が不安定な状況です。同地域には難民が多数居住しており、これら難民の中に犯罪者が紛れているとの指摘もあります。また、ブルンジから武器がタンザニア国内に流入していると言われており、武器に起因する事件も発生しています。
ついては、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)ムトワラ州

ムトワラ州においては、武装勢力による襲撃事件や住民による抗議デモが発生しています。また、イスラム過激派組織「アル・シャバーブ」の関係者が軍事訓練を行っていたことが判明、同組織の関係者が多数逮捕されるということもありました。その後、同様の事案は確認されていませんが、テロ分子が潜伏している可能性は排除できません。
ついては、同州への不要不急の渡航は止めてください。

(3)インド洋沿岸部、タンガニーカ湖岸付近、ルワンダとの国境付近及びアルーシャ州

外国人観光客を狙った凶悪な手口による犯罪が多発しています。また、失業者の増加により空き巣、窃盗等の一般犯罪のほか、スマートフォンのひったくり事件も増加傾向にありますので、併せて十分に注意してください。
国境付近ではテロも多発していますので、十分注意してください。

 

旅行を楽しむための安全対策

一般的にタンザニアの治安は日本ほど良いとは言えず、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、法制度、文化、風俗・習慣等の多くが日本とは異なることを意識して、十分注意してください。

(1)スリやひったくりに注意!

スリ・ひったくりはどの国でも多い被害ですが、タンザニアも例外ではありません。観光客が狙われるのはもちろん、地元の人も被害に遭っていますので、私たち旅行者はさらに気を付けなければなりません。
満員バスの中で携帯や財布などをすられたり、2人乗りのバイクor車の助手席からカバンをひったくられたり、日本語で話しかけてくる親切そうな人にだまされるという手口が多いです。
特に日本語で話しかけてくる人は、人のいい日本人の性格を分かってやっていますので、さらなる注意が必要です。

(2)車に注意!

イギリスの植民地だったタンザニアは、日本と同じ左側通行です。信号機や電信柱も日本から送られたものが多く、車も日本産がほとんどなので、まるで日本にいるかのような錯覚に陥ってしまいがちです。
しかし気を付けていただきたいのが、日本と違って交通規則を守らない運転手が多いこと。信号無視(特にバイク)や、スピード違反、一旦停止しない(急に飛び出てくる)、歩行者優先ではない、停電で信号が動いていない、、、などなど、大多数の人が日本人には信じられないような運転をしてきますので、常に注意が必要です。

(3)病気に注意!

感染症はアフリカのような国に行く方が最も心配することの1つでしょう。
よくかかる病気としては、、、
・食中毒
加熱されていない生野菜や生水、暑さで腐り始めた物などにより、毒を体外へ出そうと下痢嘔吐の症状が出ます。

・寄生虫
生野菜や生水、調理しきれていない肉魚から、目では見えにくい寄生虫が体内に入り込みます。食べても食べてもお腹が空いたり、食べたらすぐ下痢になったりします。

・蚊が媒介する病気
免疫が落ちている時に、菌を持った蚊に刺されることで発症します。マラリアやデング熱が代表的なものです。インフルエンザに似た症状が出ます。マラリアは特に高熱が出たり下がったりするのが特徴で、デング熱は突然の高熱がずっと続きます。

・エイズ
増え続けていると言われるエイズ。患者の確かな数は、特定できていないそうです。気が付いていない人が多く、予防もされていない状態です。

・エボラ出血熱
隣国コンゴで猛威を振るっているエボラ。タンザニアでも死亡例が確認されています。しかし一般の人にあまり認知されていない模様です。アフリカをご旅行の際は、常に最新の情報を手に入れることをお勧めします。

Ooohおすすめのプライベートツアー

Ooohがこれまでに提供したタンザニアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。

マラングルートで行くキリマンジャロ登山(7日間)

サファリの聖地を巡るワイルドライフツアー(7日間)



タンザニアを安全に楽しもう!

いかがだったでしょうか。今回は「【タンザニア】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」と題し、危険なエリアや、場所ごとの治安状況をご紹介しました。ぜひタンザニアへの旅を安全に楽しんでくださいね。
Ooohでは、皆さま一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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