【季節別】トルコ旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ

ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる国、トルコ

 

国土の大部分がアジア大陸ですが、サッカーのワールドカップの出場枠や政治的にはヨーロッパとなっており、アジアとヨーロッパのどちらの要素も持つ国です。

 

観光大国であるトルコは、イスタンブール、カッパドキアなど19もの世界遺産を持ち、世界中から多くの観光客が訪れています。

自然豊かで野生動物が多く生息しており、動物サファリやトレッキングを楽しむことができます。また、インド洋に面しているため、海岸地方ではサンゴ礁や海の美しい景色が広がっており、高級リゾート地としても人気があります。

 

様々な魅力があるトルコへ一度は行ってみたいと思う方は多いのではないでしょうか?そんなトルコでの滞在を快適なものにするためには、事前の準備が非常に大切です。

 

そこで、今回は【季節別】トルコ旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめと題して、トルコでの滞在が有意義なものになるように細かくご紹介します!

 



1. 気候とベストシーズン

トルコには日本と同じように四季があります。しかし、トルコの国土は日本の2倍と広いため、トルコ国内でも地域によって気候が異なり、主に四つの気候に分けられます。トルコ南部(アンタルヤ、トロイ、パムッカレ)は地中海性気候で夏は高温で乾燥しており、冬でも温暖な気候な地域です。トルコ北部(サフランボルやトラブゾン)は温暖湿潤気候で、穏やかな気温で降水量や湿気が多い地域です。トルコ北東部(イスタンブール)は地中海性気候と温暖湿潤気候の中間で東京に近い気候です。4月、10〜11月が過ごしやすく、旅行に最適です。トルコ内陸部(カッパドキアやコンヤ)は大陸性気候で寒暖差が激しく、特に山岳地域の冬は厳しい寒さになります。

 

トルコは季節によって違う魅力があり、どのエリアでも一年中楽しむことができますが、春〜秋は気候が安定しているため、ベストシーズンです。以下、季節ごとの気候の特徴を説明します。

 

春(3〜5月)

日本の春とトルコの春はほとんど同じ気候です。東部の山岳地域や内陸部はこの時期でも朝晩の冷え込みが激しいです。マルエラ沿岸部では4月は少し肌寒さを感じる気温ですが、5月になると暖かくなります。

 

夏(6〜8月)

夏になると各地域で気温が上がり、暑くなります。しかし、一部地域を除いて日本とは違い、乾燥した暑さになるため乾燥対策が必要です。

 

秋(9〜11月)

春と同じように、日本の秋とほとんど同じ気候です。朝晩は冷え込むため、防寒対策が必要です。降水量が多い気候のため、折り畳み傘やレインコートを用意しておくと便利です。

 

冬(12〜2月)

全地域で寒さが増し、雪が降ることがあります。内陸部は寒さが厳しく、防寒対策が必要です。また、秋よりも降水量が増えます。

 



2. 観光旅行に際してのVISAの必要有無

日本とトルコの間には査証免除取極があるため、観光や会議への出席などを目的とする3ヶ月以内の短期滞在についてはビザは不要です。

 



3. 現金やカード、両替について

トルコの通貨は「トルコリラ」で、一般的に「リラ」と呼ばれています。トルコリラには、5、10、20、50、100、200の紙幣と、1クルシュ、5クルシュ、10クルシュ、25クルシュ、50クルシュ、1リラの硬貨があります。

 

市内にある両替所は比較的レートが良い傾向がありますが、場所によっては手数料がかかる場合もありますので注意してください。そのため、トルコ到着後に空港で両替することがオススメです。その他には

銀行やホテルで両替することができますが、ホテルは銀行よりも高い手数料が取られます。

 

トルコではクレジットカードを利用できるお店も多いため、現金を多く用意する必要はありません。クレジットカードは、VISA、ダイナース、マスターカード、アメックスなどがホテルや旅行代理店、レストランで利用することができます。

 



4. チップ(ホテルや飲食店)

トルコでは、チップを渡す習慣があります。観光ガイドでは、ガイド一人につき、終日の場合は20ユーロ、半日の場合は15ユーロ、送迎やナイトツアーでは一回につき15ユーロ程度が相場になります。地方都市間の移動を伴う場合は一日につき25ユーロ程度渡すようにしてください。

 

ポーターには、空港では荷物一つにつき2ユーロ、ホテルでは荷物一つにつき2〜5ユーロ、ホテルのベルボーイやルームサービスに対しては3〜5ユーロが一般的です。レストランでは請求書金額の10%程度ですが、サービス料が含まれている場合、チップは不要です。また、タクシーではメーターから端数を切り上げて払うことが一般的です。

 



5. 治安

トルコはほとんどの地域が安全とされていますが、シリアとの国境地帯やディヤルバクル県及びイラクとの国境地域、ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテップ県、シャンルウルファ県、マルディン県では渡航中止の危険度レベルとなっています。一般的な旅行ルートでは事件に巻き込まれる可能性はほとんどありませんが、イスタンブール県や東部11県及び南東部3県の危険度レベルはレベル1であり、不測の事態に巻き込まれないよう注意する必要があります。

 

トルコの滞在にあたり、以下にあげることに気を付けて、トルコ旅行を快適なものにしましょう。

 

1. 知らない人からの誘いには乗らない

知らない人から話しかけられたり、親切にされて誘いに乗るとぼったくりのお店に連れて行かれたり、高額を請求されることがあります。また、日本語で話しかけてきて交際や結婚をちらかせてくるトルコ人もいます。後に借金の肩代わりや商売への出資話を持ちかけられることがありますので、どんなに親切にされても相手の言うままに行動することは危険です。

 

2. 流しのタクシーに乗らない

流しのタクシーを利用すると不当な料金を請求され、トラブルに巻き込まれる可能性があります。滞在先のホテル受付などを通じてタクシーを呼ぶようにしましょう。また、乗車する際にタクシー料金メーターが稼働していることを確認するのも忘れないようにしましょう。

 



6. 観光旅行に際しての必要な持ち物

必需品

*パスポート

パスポートはトルコに行くために必ず必要な持ち物です。有効期限の確認も忘れないようにしてください。

 

*クレジットカード・現金

クレジットカードをもっておくと、両替するよりも手数料をかなり低く抑えることができたり、常に大金を持ち歩く必要がないので、盗難の被害を抑えることができるなど、防犯対策にもなります。

ただし、チップや観光途中に現金が必要になることもあると思いますので、少額でも持っておいた方が良いでしょう。両替ではどのぐらい必要なのか計算しながら少しずつの両替をおすすめします。

 

*変圧器・変換器

トルコのコンセントはCタイプが主流で、B3タイプ、SEタイプが使用されているため変換プラグが必要です。トルコの電圧は220Vで日本の電圧より高いです。トルコの電圧に対応していない電化製品を使う場合は変圧器が必要です。

 

*航空券

印刷しなくても、行きと帰りのチケットがメール等で確認できる状態のものであれば問題ないかもしれませんが、紙タイプの場合は最終確認の時に、必ずチェックするようにしてください。

 

*ポケットWiFi

海外では日本にいるとき以上にスマートフォンを利用する場面が多くなります。そんな時ポケットWiFiがあると気にせずスマートフォンを利用することができます。スマートフォンで地図を見ながら移動する時やレストランや電車の時刻表等の調べもの、SNSを使用する時など色んな場面でスマートフォンが必要になります。ポケットWiFiはレンタルもできますので、利用してみてください。

 

衣服やアメニティ類

*洋服や下着

滞在時期に応じて必要な服装を用意するようにしましょう。以下、季節ごとにオススメの服装をご紹介します。

 

春(3〜5月)

日本の春と同じ、薄手の長袖で問題ありませんが、山岳地域や内陸部を訪れる場合は防寒できるフリースや上着を準備しておきましょう。イスタンブールのあるマルマラ沿岸部を訪れる場合は、カーディガンやパーカー、スカーフなどの羽織ものを用意し、温度調整ができるようにしましょう。5月になると気温が上がるため、半袖があると便利です。

 

夏(6〜8月)

基本的に半袖で過ごすことができますが、朝晩や冷房対策として薄手の羽織ものを一枚用意しておいてください。また、モスクを訪れる予定がある場合は肌を露出しないように、ミニスカートは控える方が無難です。その他、紫外線対策として日焼け止めやサングラス、帽子などは必須アイテムとなります。

 

秋(9〜11月)

少し肌寒くなるため、長袖を用意してください。標高が高いところへ行く場合はフリースやセーター、ジャケットを用意するようにしてください。また、雨に備えてレインコートや折り畳み傘も携帯しましょう。

 

冬(12〜2月)

寒さが厳しいため、防寒対策ができる服装を用意してください。秋よりも降水量が増えるため防水性の高い上着がオススメです。

 

*常備薬

海外旅行では、慣れない環境でかなりの時間を過ごすことになり、暑さや長時間の移動などで体調を崩しやすいかと思います。自分自身にあった常備薬を準備してもっていくようにしましょう。

 

*シャンプーやトリートメント、洗顔料

海外では、ホテルに用意されていないところがあったり、自分の髪や肌に合わないといったこともありますので、ご自身にあったものを準備していくと良いと思います。普段と異なるものだとダメージも大きいと思いますので、忘れずに持っていくことをおすすめします。

 

*化粧品・化粧水・乳液などのスキンケア用品

女性の方は必需品なので忘れることはないと思いますが、海外旅行では普段とは環境が違いますので、使い慣れたものを使うのが一番です。

 



トルコで素敵な思い出を作ろう!

いかがでしたでしょうか。

今回は、トルコ旅行前に準備しておいた方が良いものについて細かくご紹介しました。トルコでは、きっと思い出に残る貴重な体験ができること間違いありません。今回紹介したことを参考に、トルコ旅行の計画を立ててみてください。

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