ベトナム・ホーチミンには数多くの市場があり、今や観光客の必見スポットとなっています。食料品から雑貨、衣類などなんでも揃う市場は見ているだけでも楽しめる場所。卸売専門の市場でも個人向けに数個単位で販売してくれるお店が増えています。
今回は王道観光スポットである賑やかな巨大市場から、穴場スポット、マニア必見のお宝市場まで、ベトナムのホーチミンで人気のあるおすすめの市場を5つご紹介致します。また、最後にはベトナムの市場でお買い物を楽しむときに注意すべきことについても触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.ベトナム・ホーチミンのおすすめ市場5選
(1)ベンタイン市場(Cho Ben Thanh)
ホーチミンで最も有名な市場と言えばココ。市内最大級の市場で、ホーチミンの市場の象徴であり、王道観光スポットです。市場内のお店はジャンル別に分かれて並んでおり、生鮮食品、食品、レストラン、雑貨などのお土産品など、その店舗数はなんと2000軒超え!多くの観光客が訪れるスポットのため、英語が通じるお店も多くて買い物もしやすい市場です。お店が密集しており多くの人々で賑わうので、動きやすくて気軽な格好で行くのが良いでしょう。
■生鮮食品エリア
野菜や海鮮など、東南アジアならではの食材を販売。このエリアは朝7:00前後の早い時間帯に最も賑わい、地元の方がたくさん買い出しに来ます。ゆっくり見て周るなら早朝の早い時間帯がおすすめです。
■食料品エリア
お土産にも最適なベトナムコーヒーやビール、お菓子がぎっしりと並ぶエリア。量り売りのお店も多く、欲しい量だけ購入できるのも魅力。定番のお菓子土産は基本的になんでも揃います。
■レストランエリア
ベトナムの王道グルメはなんでも頂けるレストランエリア。ベトナムで人気の高いフォーやベトナムオムレツ、春巻きを初め、ベトナムのあんみつであるチェーやフレッシュなフルーツジュースもおすすめ。軽食やデザートもあるので買い物中に小腹を満たすのにも最適です。
■ショッピングエリア
ベンタイン市場の半分以上の敷地面積を占めるのが雑貨や衣服、陶器などを取り扱うショッピングエリア。市場は迷路のようになっているので、お気に入りの物を見つけたらその場で買うのがベスト。地図はありますが、店舗が多すぎてどこを歩いているかわからなくなるので初めての方だと迷子になるかもしれません。値札がついていない物は交渉制になりますが、値切るだけ値切って買わないというのはマナー違反。欲しい物を上手に交渉してショッピングを楽しみましょう。
また、19時からは市場の外でナイトマーケットが開かれ、更に活気が増します。このナイトマーケットも市内最大規模。ベンタイン市場は朝から夜まで楽しめるスポットです。マストで訪れたいスポットですね。
ベンタイン市場
住所:Cho, Le Loi, Phuong Ben Thanh, Quan 1, Ho Chi Minh
営業時間:6:00-18:00頃
アクセス:市民劇場から徒歩10分
(2)ビンタイ市場(Cho Binh Tay)
ホーチミンの西側に広がるチョロンという名の中華街。ビンタイ市場はチョロンの象徴スポットとして有名です。18世紀後半から中華系の人々が多く移り住み、今でもベトナム在住の中国人、約40万人もの人がここに住んでいます。そのため、至る所にベトナム語とともに中国語を見つけることができますよ。
市場内には約1000軒の問屋が入り、通路はすれ違うのも大変なくらい多くの人々で賑わっています。そんなビンタイ市場は2018年末に大改修をして綺麗な姿でリニューアルオープンしました。卸売がメインのため、お土産などの雑貨というよりは日用品や衣服系が多い市場です。食堂や屋台も併設しているので、THEアジアの雰囲気を味わいたい方におすすめです。
ビンタイ市場
住所:99 Tran Binh, Phuong 2, Quan 6, Ho Chi Minh
営業時間:6:00-19:00頃
アクセス:市民劇場から車で20分
(3)タイビン市場(Cho Thai Binh)
タイビン市場はベトナムのローカルな雰囲気を味わうにはもってこいの市場で、まさに穴場スポット。
観光客向けの巨大な市場とは違い、地元の方の日常には欠かせない場所です。野菜や果物、調味料などが多く、ローカル市場のためお店の人の勧誘や接客もほとんどなく、ゆっくり見て周ることができます。そのため値段をふっかけてくることも無いので、値段交渉をする場面もほとんど見ることはありません。
ベトナム料理教室を体験できるオプショナルツアーがあるのをご存知ですか?市場で食材を買って、現地の先生と一緒にベトナム料理を作るといったツアーですが、その食材調達の場としてタイビン市場が選ばれる事も。ホーチミン市内最大級のベンタイン市場から歩いて15分くらいで到着するので、また違った雰囲気の東南アジアの市場を感じてみるのもおすすめです。
タイビン市場
住所:Phuong Pham Ngu Lao, District 1, Ho Chi Minh
営業時間:5:00-18:00頃
アクセス:市民劇場から車で10分
(4)タンディン市場(Cho Tan Dinh)
タンディン市場はベトナムホーチミンの1区にある比較的小さな市場です。市内最大級規模の市場として有名なベンタイン市場と同じ1区にありますが、タンディン市場はそれほど知名度は高くないかもしれません。
ここは布や生地を扱うお店が多く、ベトナムを感じさせる派手でカラフルな生地もたくさん見受けられます。ベトナムの伝統衣装でるアオザイの生地を探しにやってくる人も多いのだとか。もちろん布製品や生地だけでなく衣類もたくさん売っており、Tシャツやスポーツ服、ドレスなど、服といっても種類豊富です。
他には市場定番の食料品エリアや屋台エリアもあります。タンディン市場もどちらかと言えばローカルな市場のため、観光客プライスをふっかけてくることも少なく、値引き交渉を見る場面もあまりありません。布製品や生地が多めのローカル市場、すぐに立ち寄れる立地の良い場所にあるので、是非のぞいてみてください。
タンディン市場
住所:48 Ma Lo, Tan Dinh, Quan 1, Ho Chi Minh
営業時間:5:00-23:00頃
アクセス:市民劇場から車で10分
(5)ヤンシン市場(Cho Dan Sinh)
ヤンシン市場もベトナムホーチミン市内最大規模のベンタイン市場のすぐそばにあり、南へ徒歩10分くらいの距離です。ヤンシン市場はこれまでご紹介した市場とは少し色が異なり、男の子が好きそうなミリタリーの服や鞄、雑貨などが盛りだくさん!
元々はベトナム戦争の際に記者が取材に行くための買い出しの場所とされていましたが、そのまま今もミリタリーグッズを取り扱うお店が残っているんだとか。本物かどうかはさておき、当時使用されていたとされるミリタリージャケットや鞄、ジッポライターやワッペンなどを初め、イミテーションなど様々な物が売られています。ミリタリー柄は今やファッションとして取り入れることも多く、日本でも若者に人気ですよね。モダンなイラストやデザインの雑貨もあるのでお宝探しができそうです。
その他、ワイヤーやバネ、ネジなど部品を扱う工具店や電化製品のお店が集まる市場として地元の方に利用されています。ヤンシン市場はそんなに大きくないので30分ほどで見て周ることができます。他の市場とは違った雰囲気を味わってみてください。
ヤンシン市場
住所:So 104, Yersin, Phuong Nguyen Thai Binh, Quan 1, Ho Chi Minh
営業時間:6:00-18:00頃
アクセス:市民劇場から車で6分
今回はベトナムの買い物におすすめの市場と買い物時の注意点をご紹介致しました。買い物をする際はぜひ足を運んでみてください!また、Ooohでは1人1人に合ったオリジナルプランを作成しております。観光地をたくさん周りたい!カフェ巡り中心の旅にしたい!などご要望をお聞かせください。皆様にとって素敵な旅となりますように。 チャットでベトナム旅行の相談が無料でできるOooh②映画「愛人/ラマン」のロケ地を巡る旅
③統一鉄道で行くハノイ・ダナン・ホーチミンのベトナム縦断旅
④絶景★避暑地ベトナム北部サパへ!トレッキング&少数民族を訪ねる旅
まとめ
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