南シナ海に面し、南北に長い国であるベトナム。
首都ハノイをはじめ、ベトナムには世界遺産に登録されているスポットや自然で美しい場所など、見どころ満載です！そんなベトナムでの旅行に向けて、ドンへの両替方法について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は日本円からドンへの両替をお得に行なう方法を紹介します！
最新の新型コロナウイルスによるベトナムへの渡航制限状況
1.ベトナムってどんなところ？
【基本情報】
・国名：ベトナム社会主義共和国（Socialist Republic of Viet Nam）
・首都：ハノイ（Hanoi）
・人口：約9762万人（2020年）
・面積：32万9241㎢
・通貨：ドン（VND）
・時差：ベトナムは日本より－2時間。（ベトナムが正午の時、日本は午後2時となります。）
・言語：ベトナム語
・民族構成：キン族（越人）約86％、他に53の少数民族
・宗教：ベトナムは多宗教国家であり、人口の95％が信仰を持っている。キン族の人々が信仰しているのが大乗仏教であるため国民のほとんどが仏教を信仰しています。その他に、キリスト教のカトリック・プロテスタント、イスラム教、ベトナムの新興宗教であるカオダイ教・ホアハオ教があり、この6つの宗教が公的に認められています。
【気候】
ベトナムは南北に1200㎞と長い国土を持つために北部・中部・南部と気候には差があります。そのため、同じ時期でも地域によって気候は大きく異なるため各エリアでのベストシーズンも異なります。
〈北部〉首都のハノイがある北部は、四季があり、12月下旬～2月頃は気温が10度以下の寒い日が続くこともあるためセーターや上着が必要になります。また、6～8月頃は雨季となり、湿度も80％前後まで上昇します。
〈中部〉ダナン・ホイアンなどが位置する中部は、2～4月頃は雨量が少なく、比較的過ごしやすいためベストシーズンといえます。9～12月頃は湿度も上昇し、雨季にあたるため台風のシーズンとなります。
〈南部〉ホーチミンが位置する南部は、熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通して気温が高く、日差しも強烈なベトナムの中で最も暑いエリアです。5～11月頃が雨季で、11～4月頃が乾季であり、雨季に入る前の4月はまだ降水量は少ないですが、最も暑い月でもあります。
【アクセス】
ベトナムの主要都市であるハノイ、ホーチミン、ダナンへは日本から直行便が運航しています。日本から約6時間でベトナムに到着します。
2.ドンについて
ベトナムの通貨は「ドン」であり、通貨の表記は「d」または「VND」と表記されます。そして、ドンには紙幣と硬貨があり、紙幣はなんと12種類もあります。紙幣と硬貨の種類は以下の通りです。
【紙幣（全12種類）】：100VND、200VND、500VND、1000VND、2000VND、5000VND、1万VND、
2万VND、5万VND、10万VND、20万VND、50万VND
【硬貨（全5種類）】：200VND、500VND、1000VND、2000VND、5000VND
※紙幣の100VND、200VNDの流通量は少なく、また硬貨は2011年以降鋳造されていないため、現在ではほとんど使われていません。そして、ベトナムの通貨はインフレのためにゼロの数が多いことが特徴であり、注意が必要です。そのため、下三桁のゼロ3つを省いて「K」を使って表記される場合もあります。例えば、10000ドン＝「10K」となります。このように、数の多さや表記の仕方に戸惑ってしまう方もいるかもしれませんが、ゆっくりと確認しながらお金のやり取りをすることを心掛けましょう。
〈豆知識〉
ベトナムドンは、下のゼロ2つを取って、2で割った数字が日本円の価格になります。また、上記で述べたように、お店によっては「K」で表記されている場合もあります。そんな時は、Kを省いた数字に5倍すると日本円の価格になります。お金のやり取りの際に、金額が不安な場合は電卓を使用したり、アプリを使用するなど、慌てずに正確に計算をしてから支払いをするようにしましょう。
為替レートは日々変動しますが、2023年2月17日現在のレートは、1VND＝0.0057円となっています。1000ドン＝5.66円となります。その時々でレートは変動しますが、これを参考に旅行時の両替の際にどのぐらい両替する必要があるのかを考えると良いでしょう。また、ベトナム旅行を満喫し、買い物を終えた後、ドンが余ってしまったという人もいることでしょう。しかし、再両替はおすすめできません。日本での再両替は小額の場合できない所も多く、レートも非常に悪いため、全て使い切れるように必要な分だけ両替するようにしましょう。
3.お得な両替方法
まず、ベトナム旅行をする時、日本円からドンへの両替は日本で両替する方法と現地で両替する方法の2パターンあります。しかし、ドンは、日本よりもベトナム現地の方が圧倒的にレートが良いため、基本的には現地での両替をおすすめします。
【日本で事前に両替する方法】
日本で事前に両替する場合、銀行、空港、外貨両替の宅配サービスなどの選択肢があります。せっかくのベトナム旅行なので、1分1秒でも長く観光を楽しみたい・現地の両替所で言語が通じないのが不安という方も多くいるはずです。そんな方は事前に日本でドンへの両替をしておくのも良いでしょう。
日本の銀行や空港での両替は前もって現金が用意でき、渡航当日は余裕を持って動くことができるのがメリットです。しかし、空港での両替はある程度時間に余裕を持っておくことをおすすめします。また、空港の両替所は複数あるため、空いているところやレートの良いところを探して、お得に両替することができます。なかには、ドンの取り扱いがない店舗もみられますので気をつけましょう。成田や羽田空港よりも関西の空港の方がレートが割安なようです。
外貨両替の宅配サービスは日本で事前に両替する方法として1番おすすめの両替方法です！日本国内だと最安値で両替できるのがポイントです。外貨両替ドルユーロでは、10万円以上のお取引で送料、振込手数料が無料になります。（通常は400円）このように、一定金額以上であれば、送料・手数料が無料になり、さらにタイムセールもあるためお得に両替が可能になります！現地での両替が不安な方はこちらを利用すると良いでしょう。利用にあたり、こちらは郵送での受け取りになるため出発直前での利用は難しいため、余裕を持って利用するようにしましょう。
【現地で両替する方法】
現地で両替する場合、空港、市内の銀行、両替所、ホテル、貴金属店、ATM でクレジットカードを利用して両替するなどの選択肢があります。一般的にベトナム現地の方が日本よりもレートが良いと言われているため、心配な方は日本で少し両替をし、残りは現地で両替をしても良いかもしれません。
空港での両替は利便性が高く、ベトナムでは市内のレートとあまり大差がない場合も多いです。タンソンニャット国際空港とノイバイ空港は、空港内に両替所が数多く存在し、レートの比較もできます。また、銀行での両替は最も安心な方法ですが、レートがあまり良くなく、パスポートも必要になるためあまりおすすめではありません。
両替所は上記で述べた選択肢の中でレートが良いのがメリットです。各店舗でレートや手数料も異なるので比較することをおすすめします。また、ベトナムでは街の貴金属店でも両替ができ、最も良いレートで両替ができることもあります。しかし、混雑していてお店が分かりにくく、英語が通じないこともあるため、その点はデメリットではあります。
【1番お得な方法は？】
最もお得な方法は、、、レートの面では「貴金属店」「両替所」での両替になります！
各店舗によって、レートは異なりますが、空港や銀行と比べて1番お得に両替することができると言われています。しかし、デメリットもあり、ベトナム旅行が初めての方や英語が話せない方にとっては困難に感じることもあるでしょう。そのため、、、
利便性の面では「現地の空港」での両替がおすすめです。
ただし、ダナンを最初に訪れる際には注意が必要です。基本的には日本よりも現地での両替がお得であると言われていますが、ダナンの空港の両替所はレートが悪いため、おすすめできません。その場合は、事前に日本で少し両替し、街中に移動した際に必要な残りを両替所で両替するようにしましょう。
ベトナムで素敵な思い出を作ろう！
いかがでしたか?
日本円からドンへの両替についてのお得な方法を紹介してきました。ベトナムには観光スポットが沢山あるので、これを機にぜひベトナム旅行の計画を立ててみてください。
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