いざベトナム現地の空港に到着すると入国手続きになります。
ここでは、ベトナムの入国条件や、実際の流れに沿って各種審査・申請手続きを紹介していきます。
1. ベトナム入国の条件
ベトナムに入国する際には、有効なパスポート(旅券)があれば,滞在期間が15日以内、かつ前回のベトナム出国から30日以上経過しているなどの条件をクリアしていれば、ビザの取得なしで入国できます。
その他のビザ免除条件は下記をご確認ください。
ちなみに、パスポートの有効期限が6ヶ月以上あることである条件は、ベトナム旅行に行く際に忘れがちなのでご自身のパスポートを事前に確認してください。
ビザの免除条件
- ベトナム滞在期間が15日以内であること
- ベトナム入国の時点で、パスポートの有効期限が6カ月以上あること(これよく忘れるので気をつけてください)
- 前回のベトナム出国から30日以上経過していること(査証免除で入国した場合のみ)
- 往復または第三国行きの航空券を所持していること
- ベトナム国内法により入国禁止措置を受けていないこと
ベトナム入国には入出国カードは不要です。(海外旅行に行くと飛行機の中でよく手渡されるカードです)
上記免除条件に当てはまらずビザが必要な場合、日本のベトナム大使館・領事館に直接問い合わせをしてください。また2017年2月から、オンラインでのeビザの運用が開始されています。対象は30日間有効な観光ビザのみで、発給手数料は25USドル(クレジットカード決済のみ)、3営業日程で電子ビザがメールで送られてきます。ご希望の方は下記の専用サイトを確認してください。
<ベトナムeビザ専用サイト>
https://evisa.xuatnhapcanh.gov.vn/
2. 入国審査
ベトナムに到着して、飛行機を降りたら案内図に沿って進み入国審査のカウンター(イミグレーションカウンター)へ向かってください。「All Passport」と書かれたカウンターに並んで、入国審査の順番を待ちます。自分の番になったら、ベトナムの入国審査官にパスポートを提示して入国のスタンプを押してもらいます。パスポートが返却されたら、スタンプが押されているかを確認するようにしてください。また、この入国審査の際に帰国便(もしくは他の国への出国便)の航空券(eチケット)の提示を求められることもありますので、航空券(eチケットは提示できるように準備しておいてください。最悪チケットがない場合、入国できないこともあります。)
3. 荷物の受け取り
ベトナムへの入国審査を無事終えたら、荷物の受取所へ向かってください。電光掲示板で搭乗した便のターンテーブル番号を確認し、預けた荷物を受け取るようにしてください。もしも荷物が見当たらない場合、出発地で荷物を預ける際に発行された手荷物引換証(クレームタグ)を近くの係員、もしくはカウンターに渡して探してもらうようにしましょう。
4. 税関審査
次は税関審査にります。
ベトナムでの税関申告が必要なものがなければ、緑のゲートで荷物をX線検査に通して終了です。
<ベトナム入国時に税関申告が必要なもの>
現金 | 5,000US$相当の外貨、または1,500万VND以上のベトナム・ドン ※申告をせずに、上記の額を超える現金を持ち出そうとした場合、出国の際に所持金を没収されることになります。また、10万US$相当以上の外貨の持ち込み、持ち出しには10万VNDの手数料が徴収されます。 |
貴金属 | 300g、または3億VND以上の貴金属、ジュエリー |
たばこ | 400本以上のたばこ、100本以上の葉巻、500g以上の巻きたばこ |
アルコール | 【アルコール度数22度以上】1.5リットル以上、【22度未満】2リットル以上、【ビールなど】3リットル以上 |
その他 | ビデオカメラ、ラジカセ、CDプレイヤー、パソコンなどで500万VND相当以上のもの ビデオテープ、DVD、CD ※内容のチェックを受ける必要があり、猥褻物と判断された場合は罰金が徴収されます |
<持ち込み、および持ち出しが禁止のもの>
以下の物品に関しては、そもそもベトナムへの持ち込み、持ち出しが禁止されています。
銃器、爆発物、麻薬、骨董品、アダルトビデオ・DVD、ポルノ雑誌、社会主義を批判する出版物・写真・ビデオ |
申告が必要なものがある場合は赤のゲートに向かってください。税関係官に「入出国カード兼税関・検疫申告書」をもらって必要事項を記入、パスポートと一緒に審査台で提出します。そうすると荷物のX線検査、および係員の指示のもと荷物の検査を受けます。ここで問題なければ、税関申告書についている出国用の半券が渡されるので、旅行中は大切に保管してください。この半券は出国の際の税関審査に必要となります。税関審査が終了したら、到着ロビーへ。これで入国の手続きは終了です。
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Ooohがこれまでに提供したベトナムのおすすめのプライベートツアーの一部をご紹介します。
まとめ
いかがだったでしょうか?ベトナムへの入国は、海外旅行をする上では比較的一般的な内容になります。
その中でも少し変わったところ(帰国便のeチケットの準備するなど)もありますので、事前に準備をしておき心置きなくベトナム旅行を楽しめるようにしましょう。
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