ブラジルの首都ブラジリア。
サンパウロやリオといった観光都市ではないため、賑わいはありません。
しかし、1960年以降の都市計画のもとに、スタイリッシュな建築を増やした結果、近未来都市のようになりました。
その美しさから歴史的建造物がない世界遺産にも登録されています。
そんなブラジリアにあるのがフランスにも劣らない青い教会です!
外観からは想像できない美しさ
正式名称はドン・ボスコ聖堂。
一見本当に教会なの?と思うほどスッキリとした外観です。
本当に綺麗なのかなと半信半疑で中に入った瞬間に思わずため息がでました。
吸い込まれるような青い世界
美しい。。。!!!
太陽光が青いステンドグラスを照らし、館内は気持ちの良い青色に包まれていました。
どこを見ても青、青、青、そしてそこに佇む十字架。
夢の世界のような空間が広がっていました。
青をより引き立たせるための工夫
この美しさは設計者であるカルロス・アウベルト・ナベスのさまざまな工夫のおかげです。
いつ訪れても日中に太陽光が入るように設計したカルロス。
単なる青ではなく12色の青いステンドグラスを使い、そして天井に行くほど青いステンドグラスを設置したおかげで、見事なグラデーションとなっています。
なんと12tものステンドグラスが使われたとか!
青には冷たい、悲しいといったネガティブな印象もありますが、心を落ち着かせたり、リラックスさせる効果があるそうです。
その効果通り、いつまでも席に座っていたいと感じました。
鮮やかな青に加え、聖堂の厳かな空気が、より一層心を満たしてくれました。
Writer
Mamo
世界中の動物に会いに行く旅人。幼い頃に「サバンナでアフリカゾウを見たい」という夢を持ち、大学生の時タンザニアにて初サファリに参加。そこから動物を観察する旅に熱中し、これまで100を超える国立公園、動物園、動物関連施設に訪問している。世界一周経験者でもあるほか、日本47都道府県制覇もしている。