ヒンドゥー教の聖地「バラナシ(Varanasi)」を訪れました。
インド北部では定番エリアですが、「プージャ(puja)」と「ガンジス川の沐浴と朝日鑑賞」はその中でも印象的だった場所です!
少しでも現地の雰囲気が伝わればと思いますので、ご覧ください。
プージャ(puja)〜ヒンドゥー教のお祈りの儀式〜
バラナシ(Varanasi)では、夕方にDashasumdh ghatというガンジス川沿いの場所に向かいました。
ガート(ghat)と呼ばれるガンジス川沿いの階段状になっている場所の中でも、ここが有名とガイドさん情報。
ここでは毎日プージャ(puja)というお祈りの儀式をやっていて沢山の人が集まるのですが、この日はちょうどお祭りの時期だったので特に人が多かったみたいです。。
マハシブラティ(maha shivaratri)という、シヴァ神とパールバティの結婚をお祝いするお祭りと言ってました。
18時過ぎにこのプージャが始まったのですが、お祈りの声と音楽も大音量で流れていて、まるで音楽ライブ!
もう凄まじい人の数で、ものすごい熱気で溢れています!
まさにここでしか味わえない「インドに来たなー」と体感できる一大イベントでした。
ちなみに、ガイドさんが2階のテラス席を用意してくれたので、この混雑の中でも落ち着いて見学することができました。
プージャが始まって10分ほどで、ガイドさん指示のもと会場を後に。
プージャ自体30分くらいで終わるらしいんですが、最後までいると帰宅ラッシュに巻き込まれて帰るのが大変らしいです。
やっぱり現地に詳しいガイドさんが次いていてくれるといろいろ安心ですね。
それでも帰りはめちゃ混み(このタイミングで会場を目指してくる人もたくさんいた)で、会場を出るのが結構大変でした。
ガンジス川の沐浴と朝日
翌日は早朝6時にホテルを出発してガンジス川のガートに向かいます。
ガンジス川への移動中、街中には裸足で寺院を目指して歩いてる人が沢山いたので、ガイドさんに聞くと、マハシブラティ(maha shivaratri)のお祭りで参拝者が目的地まで80kmとか歩くらしい。日本の常識では考えられない風景でした。。
ガンジス川沿いに着くと川沿いにはいくつか火を焚いているところがあり、これは亡くなった人を火葬しているということでした。10年くらい前までは火葬せずに亡くなった人を川に流したりしてたのですが、今は政府がルールを作り、仮装した後に灰をガンジス川に撒くようです。それもあって今はガンジス川自体とても綺麗になってきたと言っていました。
ガンジス川では、ガイドさんが手漕ぎの船を用意してくれていたので、早速乗り込みます。
この漕ぎ手さんなんですが、往復で1時間以上船を漕いでくれます。小柄なのにめちゃくちゃパワフル。長い時間ありがとうという気分でいっぱいでしたw
船での移動中、たくさんの人が川で沐浴をしている姿も見られます。小さな子供からかなり歳をとった方まで大勢の人が沐浴をしていました。
少し霧がかった中でガンジス川の向こうから朝日が昇る景色は幻想的でとても素晴らしかったです。
朝日が出るにつれて、その場に流れる空気と色が変わる感じがなんとも趣があって(動画でこの空気感が伝われば幸いです)。
早朝のガンジス川で沐浴と朝日の鑑賞は旅の中で一番インドらしい雰囲気でした。
インドの空気を肌で感じられ、とてもいい経験だったと思います。
ヒンドゥー教の聖地「バラナシ」にご興味のある方は、是非Ooohチャットでご相談ください!