アジアを代表する観光国シンガポール。
マリーナベイサンズを筆頭に近未来的でスタイリッシュな建物群があるかと思えば、中華街やインド街など異国情緒あふれるエリアもあり、老若男女問わず観光を楽しめる国です。
そんなシンガポールには世界ランキングトップクラスの動物園があります!
それもなんと一つではなく三つも!
中心部から車で40分程度の場所にあり、また三つの園はそれぞれ隣接しているため、アクセスも抜群です。
今回はそれぞれの特徴と見どころを紹介していきます。
世界を代表するシンガポール動物園
まず紹介するのはシンガポール動物園。檻や塀を使わずに堀や木々で動物を囲い、まるで自然に溶け込んでいるかのように展示をする“オープン・ズー”と呼ばれる手法を取り入れている、緑溢れる気持ちの良い動物園です。
日本の動物園でも昨今主流となっていますが、ここシンガポール動物園が世界で初めて導入しました。
“世界で一番美しい動物園”とも称されています!
また日本の動物園では見ることのできないバビルサやコモドドラゴンといった珍しい種も飼育しています。
そして見逃してほしくないものがもうひとつ。
それが各動物の情報看板です!
動物園マニアの僕が思うに世界一看板のクオリティが高い動物園でもあります。
デザインに長けていおり、わかりやすく可愛らしい看板もぜひチェックしてみてください。
夜のみオープンするナイトサファリ園
続いて紹介するのはナイトサファリ。その名の通り夜間のサファリを体験できる園です。
世界でもここだけ夜のみオープンする動物園であり、観光客はトラム(日本語ガイド車有)に乗って、あるいは徒歩にて、動物の夜の過ごし方を観察することができます。
夜の森に潜む動物たちを見ると、子どもの頃にカブトムシを探しに行った淡い思い出が蘇ってきます。
サファリの本場アフリカでさえ、夜にサファリをできる国立公園は少なく、とても貴重な経験になること間違いなしです!
8つの大河がテーマのリバーサファリ
最後に紹介するのはリバーサファリ。世界でもここだけ、有名な8つの川をテーマに、そこに住む水の生き物や大河周辺に暮らす動物を展示している園です。
動物園と水族館を融合させたような園には、ピラルク―やメコンナマズ、マナティといった見た目が面白い動物たちが多くいます。
そして大人気者のジャイアントパンダも!
混雑も少なく、また距離も近く、愛くるしい姿をいつまでも目に焼き付けることができます。
園内にはアマゾンリバークエストという小型ボートに乗ってジャガーやクモザルを観察できるアトラクションもあります。
4つ目の動物園もオープン
いかがでしたでしょうか?どこの園も個性的でそれぞれの良さがあるので、ぜひ1日~2日かけて全て周るのをおすすめします。
普段動物園に行かない人も、海外動物園ならではの雰囲気と久しぶりに見る動物の不思議な生体に満足すること間違いなしです。
そしてこの3つの園のすぐそばに2023年5月8日バードパラダイスがオープンしました!
園内には数か所のウォークスルーエリアがあり、3500以上の鳥を観察できる園とのことで、僕も訪問するのが楽しみです。
Writer
Mamo
世界中の動物に会いに行く旅人。幼い頃に「サバンナでアフリカゾウを見たい」という夢を持ち、大学生の時タンザニアにて初サファリに参加。そこから動物を観察する旅に熱中し、これまで100を超える国立公園、動物園、動物関連施設に訪問している。世界一周経験者でもあるほか、日本47都道府県制覇もしている。