ジャンボ!(スワヒリ語でこんにちは)
動物好きなら一度は訪れてみたいはずのアフリカ大陸。
今回はそんな中からケニア ツァボ国立公園でのサファリをご紹介!
ツァボ国立公園ってどこにあるの?
ケニア国内には59箇所の国立公園や保護区が存在しています。
ツァボ国立公園はケニアの南東部(赤枠部)に位置している国内最大級の公園で、園内は東西に分かれています。
東は福島県、西は秋田県ほどのサイズでとっても広い!
信じられないほどの野生動物の数
公園に入ってすぐお出迎えしてくれたのは、ダチョウの親子。
両親ともに羽根を広げて「ウチの子らに手出ししたらどつきまわすで!」と言わんばかりの勢いで威嚇してきます。
早速野生の洗礼を受けました。
他にも、シマウマ、キリン、ライオン、インパラ、アフリカゾウ、クロサイなど、動物園で柵を挟んでしか見ることが出来ない動物に間近で挨拶出来ます。
これほど雄大な土地を自由に歩き回っている動物たちを見てしまったら、もう動物園には行けないと感じる程でした。
周辺の土壌が赤土のため、動物たちも赤く染まっていて面白いですね。
これは現地のアフリカゾウの研究者さんに伺ったのですが、アフリカゾウはケニアの生態系において非常に重要な役割を担っているそうです。
というのも、アフリカゾウは1日あたり100~200kmを移動しながら20回も排便をして周るそうで、それが土壌の栄養となりこの辺一帯の森林を育ててるんだとか。
そんな大事な存在である彼らは、50年後には地球から姿を消してしまうと推測されています。
ゾウも森林も守りつつ、人間も動物もみんなで仲良く暮らしていきたいものですね。
さて、鳥類マニアの皆さんお待たせいたしました!
アフリカで最も美しいと言われているライラックニシブッポウソウです。
本当にカラフルでつぶらな瞳がキュートですね!
ケニアにはざっと1000種の鳥類が生息しているので、バードウォッチングにも持って来いです。
バオバブの木
他にも、変わった植生が見られます。
星の王子様で有名なバオバブの木はマダガスカルでしか見られないと思っている方もいらっしゃると思いますが、ケニアでも見られます。
他にも大量のサボテンが成る木やクリスマスツリーの飾りばりに鳥の巣がぶら下がった木も。植物好きの方も楽しめますね。
守られるべき自然
これほど豊かな自然に囲まれた園内ですが、今日まで人為的開発に晒されてきました。
近辺には鉄道が敷かれ、森林が伐採され、動物たちの住処が奪われてきました。
そんな過去や背景を知った上で園内を見渡すと、今目の前に広がる景色がより価値のあるものに見えてくるのではないでしょうか。
孫の代まで、同じ景色や動物が見られる世界にしたいものです。
余談ですが、ケニアの首都ナイロビ方面も楽しみがたくさん!
キリンと0距離で触れ合えるジラフセンターは非常におススメです。
是非魅力いっぱいのケニアを楽しんでください。
それではまた!
Writer