アッサラーム・アレイクム!
旅行に行った際、忘れてはいけないのはお土産の購入。
チュニジア問わずではありますが、色々頭を悩ませることが多いと思います。
自分のためはもちろん、友人のため、大切な人のため、会社の人のため。
お渡し先は様々ですが、共通して言えるのは喜んでもらいたいという思い。
チュニジアの多彩なお土産を紹介するとともに、どのような方におすすめかをご紹介します。
ヤシの木の葉の工芸品
【おすすめの相手】友人、ばらまき用
まずご紹介するのはヤシの木で作られた工芸品。
過酷な環境でも育つヤシは、人々の生活をずっと支えてきた植物です。
ヤシの葉一本一本を手作業で丁寧に編み込み、精巧な製品が作られています・
帽子やバックは30TND(約1,500円)前後、可愛らしいキーホルダーはなんと2TND(約100円)~と大変お求めやすい値段です。
まとめて購入する場合は値引きに応じてくれるかもしれません
オリーブの木の工芸品
【おすすめの相手】友人夫婦、家族
続いて紹介するのはオリーブの木の工芸品。
チュニジアは世界トップクラスのオリーブ生産量を誇る国であり、実だけでなく木も有効活用します。
ヤシは服飾品が多かったのですが、オリーブ工芸品は、その木の硬さと耐久性を活かした日用品、特にキッチン関係のものが多かったです。
すり鉢やはちみつ掬いなど、チュニジアの家庭ならではのものもあります。
日本人に特に人気なのは、まな板だそうです。
木は固く、この上で料理したらとても耳が楽しいだろうなと思いました。
重さもあり壊れにくいのも特徴だそうです。
スプーンなどの小物は5TND(約250円)~、まな板は15TND(約750円)~とこちらもお求めやすい価格でした。
陶器
【おすすめの相手】近しい友人、大切な人、家族
続いては、チュニジアを代表する伝統工芸品である焼き物。
陶器の街として有名なナブールは、瀬戸焼を生産する愛知県瀬戸市と姉妹都市提携をしています。
伝統的な柄だけでなく、伝統とモダンが融合した陶器もあり、見ているだけでも楽しいです。
今回ぼくは展示会に訪問し各工房を見たのですが、街中にも販売店がいくつもあり、どれもこれもオリジナリティに溢れています。
どれを買うか本当に迷いました。
チュニジア伝統料理にはかかせないオリーブオイル入れやタジン鍋もあります。
安い物(小さなコップなど)ですと5TND(約250円)~からありましたが、値段はピンキリです。
街中を歩けば必ずビビビと来るものに出会えますので、いくつもお店を周り吟味することをおすすめします。
ペースト
【おすすめの相手】どなたにも
最後に紹介するのは、パンなどに付けるペースト。
わざわざチュニジアに来てまで買うものかと不思議に感じるかと思いますが、これが僕の一押しです!
ピーナッツクリームやレバーペーストなど、日本では一種類の材料に砂糖や保存料などを併せたのものが一般的ですが、ここチュニジアのものは違います。
ひよこ豆×レンズ豆、ピスタチオ×ピーナッツ、ごま×ナッツといったように、2種以上の素材を配合し、かつ砂糖を一切いれないものが主流のようでした。
口にいれるとまずは芳醇な香りし、その後素朴な旨味と素材本来が持つ甘さが口に広がります。
チュニジア人はパンに付けて食べるとのことですが、日本人の方、お餅との相性が抜群です!
ぜひみなさんに試してみてほしいとっておきのお土産です。
瓶タイプのほか、粉末タイプもありました。
粉末状のものはオリーブオイルと混ぜ、ペーストにするそうです。
お値段は瓶タイプは20TND(約750円)~、粉末タイプは10TND(約500円)~でした。
瓶タイプは常温で約1年、粉末はそれ以上の期間保存可能とのことです。
いかがでしたでしょうか?
ここで紹介したもの以外にも、チュニジアにはオリーブオイルやジャム、銅加工品、デーツなど、お土産にぴったりなアイテムが豊富に揃っています。
どれも手ごろな価格で手に入るので、ぜひお気に入りの一品を見つけて、旅の思い出とともにお持ち帰りください。
Writer
Mamo
世界中の動物に会いに行く旅人。海外52ヶ国、国内47都道府県訪問。幼い頃に「サバンナでアフリカゾウを見たい」という夢を持ち、大学生の時タンザニアにて初サファリに参加。そこから動物を観察する旅に熱中し、これまで100を超える国立公園、動物園、動物関連施設にて動物観察を行う。世界一周経験者。