旅行中の楽しみのひとつである食事。
今回の記事ではケニアのナイロビにあるお肉食べ放題レストランをご紹介します。
「せっかくケニアに来たのであればお肉食べ放題でなくていい。」そんな声も聞こえてきそうですが、雰囲気も良くケニアらしいお肉も出てくるユニークなレストランです。
世界トップ50のレストランに選ばれた実績もあるレストラン、その名もカーニボア(carnivore)レストラン!
肉好きのためのレストラン
ナイロビ中心部から車で15分ほどにあるカーニボアレストランは肉食動物を意味するその名のとおり、肉を食べて食べて食べ尽くすことのできるレストランです。
ウエイターが各テーブルを周り好きな肉を好きなだけそぎ落としてくれるシュラスコスタイルのお店です。
牛、豚、羊、鶏、魚に加え、なんとダチョウやクロコダイルといったゲームミート(野生動物の肉)も提供しています。
普段口にする機会の少ない特別なお肉を好きなだけ味わうことができます。
気分が高まる空間
エキゾチックな入口をくぐると中はさらにエキゾチック!!
テーマパークのような空間にテンションがあがります。
そして入口付近では熱気を肌で感じられるほどの距離で、美味しそうなお肉たちが次から次へと焼かれていました。
肉汁がしたたり、香ばしい匂いがただよい、ジュージューと心地よい音が響きます。
五感すべて刺激され肉食動物になる準備はすぐに整いました。
テーブルに着き、飲み物や食前のトマトスープをいただいた後、サラダとソースが運ばれてきました。
BBQソースだけではなく、ミントソースやガーリックマヨなどオリジナリティあふれるソースの数々。
ウエイターがお肉にあわせておすすめのソースを都度教えてくれます。
何を食べても外れなし
早速ウエイターが持ってきてくれたのはゲームミートのダチョウ肉!
高タンパク質、高鉄分でありつつも低脂肪、低カロリーなため、ヘルシーな肉として注目されているお肉です。
はじめて食べるため内心恐る恐る口に運んでみると、とてもジューシーで驚きました。
臭みはまったくありません。
食感は鶏肉ですが歯ごたえと味がしっかりあり、まさにお肉を食べているという満足感でいっぱいになりました。
この日はダチョウ肉のミートボールもあり、こちらも美味しかったです。
お次はマトンリブ。
リブは食べたことありますが、羊のリブは初めてだったので、こちらもドキドキしながら食べてみました。
普段たべる形の羊肉よりも香ばしく、やわらかく、旨味がぎゅっと詰まっていました。
トマトソースをおすすめされましたが、BBQソースで食べるほうが美味しいと感じました。
(下記写真左がマトンリブ、右はターキーです)
ビーフチリソーセージや手羽先、ポークなど次から次へとウエイターがテーブルに来てくれます。
常時10種以上のお肉があるとのことですので、ラインナップすべてを食べてから、気に入ったお肉をリピートするのをおすすめします。
食べたくないお肉がある場合はNoと言えばお皿にそぎ落とされることはありません。
また、もう一度リピートしたい、中々来てくれないお肉がある場合はウエイターに声をかければ持ってきてくれます。
ソーストレイにある白い旗を下げることで、食事終了の合図となります。
最後にデザートをいただき、戦いは終了となりました。
どのお肉もクオリティが高く、食べ応えがあり、何を食べても美味しかったです。
そのためなるべくたくさんお気に入りのお肉を食べるために、何をどれくらいお皿に盛りつけてもらうか悩みながら食べていました。
この日はクロコダイルはなかったのでまたリベンジしたいです。
食欲と心の両方を満足させてくれる最高のレストランでした!
Writer
Mamo
世界中の動物に会いに行く旅人。海外52ヶ国、国内47都道府県訪問。幼い頃に「サバンナでアフリカゾウを見たい」という夢を持ち、大学生の時タンザニアにて初サファリに参加。そこから動物を観察する旅に熱中し、これまで100を超える国立公園、動物園、動物関連施設にて動物観察を行う。世界一周経験者。