南米のアンデス高地にある国、ボリビア。世界で一番標高が高い首都ラパスは標高3,650mもの高さにあり、「月の谷」などの有名観光スポットが多数あります。そして、ボリビアの隣の国ペルーにある「マチュピチュ」も有名観光スポットの一つ。「マチュピチュ」は、ペルーのアンデス山脈に位置するインカ帝国の遺跡で”王のミイラに捧げられた街”と言われています。今回は、そんなボリビアとマチュピチュの王道観光コースをご紹介します。
1.ボリビアの王道観光コース
(1)日本からボリビアへの行き方
王道ルートは、
1.日本→アメリカ
2.アメリカ→ボリビア
3.ボリビア→ラパス
ラパスは、ボリビアを訪れた人が必ずと言っていいほど訪れるボリビアの首都。ラパスはボリビアの定番観光スポットであり、各観光地への飛行機やバスが出ていて、とても交通が便利です。天空の鏡で有名な「ウユニ塩湖」や、サンタクルスなど各地へ旅行に行く際は、一度ラパスへ向かうと良いでしょう。
(2)ベストシーズン
ボリビアのベストシーズンは、乾季となる5月〜8月。マチュピチュ〜ボリビア観光に行く場合は、5月〜8月に行くのがオススメです。
(3)王道観光コース
10:00 ラパス空港出発
11:30 ティワナク遺跡を観光
ラパスの西部にあり、謎多き古代遺跡と言われる「ティワナク遺跡」。紀元前200年前、標高3,970mもの地に5万人ほどの生活圏があったといわれています。当時の技術はびっくりするほど高く、余すところなく敷き詰められた石のブロックの加工技術を見ることができます。「ティワナク遺跡」は、ワリ文明との関係性を指摘されており、一枚岩の門「太陽の門」やピラミッド、「カラササヤ」の壁など、古人の生活や歴史を見て楽しめます。
〇詳細情報
住所:Tiwanaku, Bolivia
アクセス:ラパス空港から車で1時間15分
15:00 月の谷を観光
何百年という歳月をかけて雨風に侵食されてできた、「月の谷」。ラパス中心部から比較的近い観光スポットで、ボリビアを訪れる観光客に人気の観光地です。日本ではなかなか見ることができない、ゴツゴツとした岩がいくつもそびえたっており、青い空と月面のような岩が、なんだか異世界に来たかのような気分にさせてくれます。「月の谷」の名前の由来は、アポロ11号のアームストロング船長が「ここは月面のようだ」と言ったことからきているそうです。なんだか、感慨深いですよね。
〇詳細情報
住所:La Paz, Bolivia
アクセス:ラパス空港から車で55分
17:30 サガルナガ通りでショッピング
別名「魔女通り」と呼ばれている「サガルナガ通り」。ここでは、現地の人が普段から使っている生活用品や雑貨、アクセサリーなどのお土産を購入することができます。オススメは、ボリビアならではなカラフルな色の衣服や雑貨。民族刺繍が施してあるものが観光客に人気で、このサガルナガ通りでもたくさんの民芸品が売られています。ぷらぷらと歩くだけでも楽しい通りなので、お店を見て回りながら歩くだけでも十分楽しめます。
〇詳細情報
住所:Calle Sagarnaga, Entre Calle Illampu Y Linares, La Paz, Bolivia
アクセス:ラパス空港から車で35分
20:00 カーサグランデホテルに宿泊
ラパスの高級ホテル「カーサ グランデ ホテル(Casa Grande Hotel)」。客室は白とダークカラーで統一されたスタイリッシュなデザイナーズホテルです。ホテルからはラパスの街並みを望むことができ、昼間とはまた違った夜のラパスを楽しむことができます。宿泊者は無料でビュッフェ式の朝食がついてくるほか、館内にバーやスパ、プールなどの施設があるので、一晩では足りないほど遊び尽くせます。
〇詳細情報
住所:Calle 16 8009 La paz, Bolivia
アクセス:ラパス空港から車で40分
2.マチュピチュの王道観光コース
(1)日本からマチュピチュへの行き方
王道ルートは、
1.日本→ペルー リマ(飛行機で20時間〜23時間)
2.リマ→クスコ(飛行機で1時間)
3.クスコ→マチュピチュ村(電車で3時間)
4.マチュピチュ村→マチュピチュ(バスで30分)
日本からペルー・リマ行きの直行便がないため、アメリカ経由で行く人が遠く、主にアメリカの空港はダラス、ヒューストン、ニューヨーク、アトランタを利用して乗り換えすることが多いです。航空会社はアメリカン航空やデルタ航空、ユナイデッド航空が就航しています。移動時間だけで大体30時間ほどかかります。
(2)ベストシーズン
マチュピチュは晴れる日が多い5月〜10月がベストシーズン、最も降水量が少ないのは6月〜7月ですが、朝晩の寒暖差が激しいので防寒対策が必須となります。
(3)王道観光コース
12:00 マチュピチュ遺跡で絶景を堪能
世界の人気観光スポット「マチュピチュ遺跡」。総面積約5キロ平方メートルもあり、その半分は山の斜面を利用した居住区や市街地だったそう。インカ文明の独特な石積み技術で作られた街並みは、思わず息を飲んでしまう美しさです。「マチュピチュ遺跡」は晴れの日はもちろん、天気が悪い日でも楽しめるのが人気の秘密。うっすら雲がかった遺跡が、これもまた幻想的で見応え抜群。午前中雨が降っていても、午後から晴れてくる事が多いので、天候に関係なく訪れたい観光スポットです。
<マチュピチュ観光の注意点>
・食べ物、ペットボトル持ち込み禁止(飲み物は水筒に入れるのであれば持ち込みOK)
・三脚使用禁止
・喫煙禁止
・山頂にはトイレがありません。入場ゲートのところにあるトイレを利用しましょう。
〇詳細情報
住所:Machu Picchu, Peru
アクセス:マチュピチュ駅から車で25分
17:00 マチュピチュ駅周辺でお土産ゲット
マチュピチュ駅の周辺には、お土産物屋さんやレストラン、マッサージ屋さんなど、現地の人々が普段から利用しているお店が並んでいます。マチュピチュ遺跡を観光して疲れた脚を休めながら、のんびり散策するだけでも楽しいスポットです。お土産には、有名なインカコーラTシャツやアルパカグッズ、アルパカの帽子、マフラー、小物や、願いが叶うと言われているエケコ人形がオススメです。基本的に商品に値段が書かれていないことが多く、直接定員さんに聞くお店がほとんどです。基本的に物価安いので、あまりにも提示された金額が高い場合は、交渉してみましょう。
〇詳細情報
住所:Machu Picchu, Peru
アクセス:マチュピチュ駅から徒歩0分
19:00 天然温泉「Banos Termales」で疲れを癒す
マチュピチュ駅から、インカパチャクティ通りを奥に進んだ場所にある温泉「Banos Termales」。私たち日本人が見慣れているような温泉ではなく、水着を着用して入るプール式の硫黄の温泉です。計7種類の温泉の温度は、31度~38度なので、お子様でも入りやすい温度設定になっています。水着やタオルの貸し出しもおこなわれているので、1日歩き続けた身体を休めるのに最適なスポットです。
〇詳細情報
住所:Avenida Hermanos Ayar, Aguas Calientes 08681
アクセス:マチュピチュ駅から徒歩15分
営業時間:5:00~19:30
Ooohおすすめのプライベートツアー
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