中南米に位置し、国土の1/4が国立公園や自然保護区に指定されている国のコスタリカ。
2022年「FIFAワールドカップ」でも大活躍したことで有名な国でしょう。そして、コスタリカには山やビーチ、珍しい動物など多くの名物があり、非常に自然豊かな国です。そんな魅力に溢れたコスタリカ旅行にむけて、現地通貨のコスタリカ・コロンへの両替方法について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は日本円からコスタリカ・コロンの両替をお得に行う方法を紹介します!
最新の新型コロナウィルスによるコスタリカへの渡航制限状況
コスタリカってどんなところ?
【基本情報】
・国名 コスタリカ共和国(Republic of Costa Rica)
・首都 サンホセ
・人口 約515万人(2021年)
・面積 5万1100㎢
・通貨 コスタリカ・コロン(CRC)
・民族構成 スペイン系および先住民との混血95%、アフリカ系3%、先住民ほか2%
・宗教 ローマカトリック教徒約75%、プロテスタント約13%、その他にクエーカー教徒、ユダヤ教徒など
・時差 コスタリカは日本より-15時間。(コスタリカが正午の時、日本は翌日の午前2時となります。)
・言語 公用語はスペイン語。
【気候】
コスタリカの気候は大きく2つに分けられ、5~11月が雨季となり、12~4月が乾季となります。低地のカリブ海側や太平洋側の低地部では1年の平均気温が30度となります。首都のサンホセを中心とする中央盆地の平均気温は25度前後となっており、比較的快適な気候となるでしょう。そして、雨季におけるサンホセでは1日中雨が降り続くのではなく、午後にスコールが降る程度となります。対する乾季は、ほとんど雨は降らず、日中の日差しが強い上に強風となり、かなり埃っぽい時期となります。コスタリカのベストシーズンは、12~4月の乾季と言えるでしょう。気温的には過ごしやすいため、快適に観光することができます。
【ビザ】
コスタリカへの入国において、日本国籍の方は90日間までの短期間滞在の場合はビザなしで入国することができます。
【アクセス】
日本からコスタリカまでの直行便はなく、一般的にはアメリカを経由して行くことになります。ユナイテッド航空やアメリカン航空、ヒューストンやダラスを経由して行くのがおすすめです。所要時間は、合計18~20時間前後となります。
コスタリカ・コロンについて
まずは、コスタリカ・コロンの基本について紹介します。
コスタリカの通貨は「コスタリカ・コロン」であり、通貨の表記は「₡」または「CRC」と表記されます。補助通貨はコスタリカ・コロンの1/100のセンティモであり、コスタリカ・コロンには日本のように紙幣と硬貨があります。紙幣は6種類あり、硬貨も6種類あります。紙幣と硬貨の種類は以下の通りです。
【紙幣(全6種類)】:1000コロン、2000コロン、5000コロン、10000コロン、20000コロン、
50000コロン
【硬貨(全6種類)】:5コロン、10コロン、25コロン、50コロン、100コロン、500コロン
コスタリカでは、50000コロンと20000コロンはあまり使用されておらず、お店によっては利用を断られることがありますので、両替の際には注意しましょう。そして、コスタリカでは、観光地での米ドルの流通度が非常に高く、米ドルで決済できるお店も多いようです。この場合、お釣りがコロンで返ってくることが多いため、両替しなくてもコロンが手に入ります。各硬貨で、大きさには違いがありますが、似たようなデザインであるため、支払いの際には良く確認してから渡すようにしましょう。
そして、現地の通貨としてコロンはありますが、ホテル、レストラン、お土産屋などのほとんどの場所ではクレジットカードが使用可能なようです。場合によっては両替が必要ない場合もあります。しかし、コスタリカ旅行ではカードが使えないこともあり、コロンが必要になることもなくはありません。現地の通貨は両替しておくことで、どんな場所でも支払いがスムーズに行えるため最低限は持っておくべきです。そして、その際に慣れない通貨の使用から支払いに戸惑ってしまうこともあると思います。買い物の際には、金額の見間違えやお釣りの確認などに気をつけ、落ち着いてお金のやり取りをするように心掛けましょう。
為替レートは日々変動しますが、2023年3月11日現在のレートは、1コロン=0.25円となっています。1万コロン=約2500円となります。その時々でレートは変動しますが、これを参考に旅行時の両替の際にどのぐらい両替する必要があるのかを考えると良いでしょう。また、コスタリカ旅行を満喫し、買い物を終えた後、コロンが余ってしまったという人もいるかもしれません。しかし、レートが悪くなってしまうため再両替はおすすめできません。そのため、両替した分は現地での観光やお土産を買うなどして使い切るようにしましょう。珍しい通貨であるため、コスタリカ旅行の記念にするのも良いと思います!
お得な両替方法
【どこで両替できる?】
まず、日本国内で日本円から米ドルへ両替しておきましょう。日本ではコロンへの直接両替はできないため、日本から米ドルを現地に持っていくようにします。前述した通り、コスタリカではコロンに両替しなくても観光地で米ドルの流通度が高いので決済ができるお店が多いのが特徴です。現地での両替の際にも米ドルから現地通貨に両替するのが基本となるため、米ドルを必ず持っていくようにしましょう。日本での米ドルへの両替は両替店舗も多く、比較的レートも良いと言われています。日本で米ドルへ両替しておくことで、現地でコロンへ両替する時にスムーズに両替することができます。そのため、一般的には日本国内で事前に日本円から米ドルに両替し、現地で米ドルからコロンに両替する方法が推奨されています。2回両替の手順を踏まなくてはなりませんが、上記で述べた方法がおすすめの方法になります。
したがって、日本円で米ドルを入手し、米ドルを介してコロンへの両替が基本となるでしょう。日本円から米ドルへの両替は基本的に銀行や空港、外貨宅配サービスなどあらゆるところで行うことができます。その時々でレートは変動しますが、どこが最も良いレートで両替可能か比較しながら入手すると良いでしょう。ちなみに、外貨宅配サービスは銀行や空港に比べて、お得なレートで入手することができます。
◎日本国内で米ドルに変換⇒米ドルからコロンの両替
・現地の空港
・現地の銀行
・ホテル
それぞれ両替する場所によってレートが変化するため、事前にしっかりと各レートを把握しておくようにしましょう。空港はレートが悪いですが、コスタリカに到着してすぐに両替することができるため、コロンをすぐに持つことができます。銀行は1番レートが良いですが、時間帯によってはかなり待たされることもあるため、時間に余裕がある時であれば良いかもしれません。ホテルはレートが空港より良く、銀行より悪いですが、ホテルによって両替サービスを行っていないところもあるため注意が必要です。そして、両替の際にはパスポートが必要になるので、忘れることのないように気をつけてください。
そして、コスタリカの大抵のレストランやホテル、お土産店などではクレジットカード決済が利用できます。クレジットカード利用のメリットとデメリットを以下にあげておきます。
◎メリット
・多額の現金を持ち歩く必要がない。
・手数料が安い。
・近場のATMで、すぐに現地通貨を引き出すことができる。
×デメリット
・クレジットカードの使用が必ずしもできるとは限らない。
クレジットカードの使用はとにかく手数料が安いことが最も大きいでしょう。また、クレジットカードのキャッシングサービスを利用することによって、現金での両替が必要ないため非常に便利です。そして、海外は日本に比べてスリやひったくりなどの犯罪も多いため、多額の現金を持ち歩くことも危険です。そのため、コロンへの両替は必要最低限にとどめておき、クレジットカードと併用しながら利用すると良いかもしれません。利用の際には、身分証明書が必要になる場合があるため、準備しておくようにしましょう。
【1番お得な方法は?】
最もお得な方法は、レートの面では「日本で米ドルを入手⇒米ドルを介して現地の銀行での両替」になります!
基本的に日本国内で米ドルを入手し、コロンへの両替を行うと良いでしょう。その際には、コスタリカではどこで両替出来るのかを事前にしっかりとチェックしてから向かうことが大切です。現地に到着してから両替をスムーズに済ませ、1秒でも長くコスタリカ旅行を満喫できるようにしましょう。また、コロンが余ってしまった場合、再両替は困難になるため、両替は必要最小限にとどめ、上記で述べたように米ドルの使用やクレジットカード決済、クレジットカードのキャッシングサービスなどと併用して利用するのがおすすめです。
コスタリカで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
日本円からコスタリカ・コロンへの両替についてのお得な方法を紹介してきました。コスタリカには観光スポットが沢山あるので、これを機にぜひコスタリカ旅行の計画を立ててみてください。
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