古代遺跡がたくさんある神秘的な国、トルクメニスタン。
都市部では天然資源に恵まれている恩恵を活用した煌びやかな街並み、地方では古代遺跡や壮大な自然を楽しむことができます。また、トルクメニスタンはマイナーな観光国なので、日本人があまりいない場所に行きたい人や、他の人と旅行先が被りたくない人にオススメです。
今回は、そんなトルクメニスタンでのカップル旅におすすめな観光スポットとアクティビティを紹介いたします。この記事を参考にトルクメニスタン滞在を楽しんでくださいね!!
最新の新型コロナウィルスによるトルクメニスタンへの渡航制限状況
1.トルクメニスタンのおすすめ観光スポット
まず初めに、トルクメニスタンのカップルにおすすめの観光スポットを3つご紹介します。旅行者の声を基に選びました。
(1)バグト・コシュギ
最初に紹介するのは、「バグト・コシュギ」です。
こちらは、ウェディング・パレスとも呼ばれる世界最大の星形建造物です。まるでエヴァンゲリオンに出てきそうな形をしています。
「バグト・コシュギ」を訳すと「幸福の寺院」となりますが、実際は国営放送局が所有している複合施設です。結婚式場・レストラン・ホテルが入っています。
大きなドームを囲む星型のモチーフが特徴的で、トルクメニスタンの都心部らしい近代的なデザインが感じられます。
夜にはライトアップされて、昼とはまた違った印象を与えてくれます。アニメに出てきそうな雰囲気が増し増しになるので、良かったら訪れてください!!
(2)地獄の門
続いて紹介するのは、「地獄の門」です。
こちらは、トルクメニスタンで1番人気の観光スポットで、ここに来るためだけにトルクメニスタンを訪れる人もいます。
広大な砂漠にぱっくりと開いたクレーターに、燃え続ける炎があります。真っ赤に燃え盛る火の海は今にも地球を飲み込んでしまいそうで、まさに地獄への入り口です。
地獄の門は、もともとあったのではなく、1971年の旧ソ連時代に天然ガスの発掘調査中に、偶発的にできたクレーターです。そのクレーターから有毒ガスが出てきて、周辺の家畜に悪影響を与えていたため、当時の政府は、火を放ってこれを食い止めようとしました。その火は50年近くたった今でも燃え続けています。 資源の豊富さを感じさせますよね!!
このクレーターは直径約60メートルで、およそ奈良の東大寺大仏殿くらいの大きさです。そのくらい非常に大きく、またとっても深いです。そこから尽きることのない炎が燃え盛っているのですから、まさに地獄のような光景を見ることが出来ます。
また、昼と夜とでは全く異なる絶景を楽しめます。そのため、長時間滞在するのもオススメです。
今後いつまで燃え続けるのかはわからないので、なるべく早めに訪れて地球のエネルギーを体感してみてください!!
アクセスが少々ややこしく、周辺では英語も通じないので、現地の旅行会社との相談がおすすめです。
砂漠地帯のため、夏は40度を超える灼熱、冬は0度を下回る極寒です。そのため、4〜5月の春と8〜9月の秋頃が観光のベストシーズンです。一日の中では、早朝か夕暮れ時が良いでしょう。ダークな空色が地獄の門の迫力を引き出します。周辺にはホテルもありますが、なんとテントでの宿泊もできます。テントでの宿泊の場合、朝晩は冷え込むので防寒対策を忘れずに!!
(3)トルクメンバシィ・ルーフ・モスク
次に紹介するのは、「トルクメンバシィ・ルーフ・モスク」です。
こちらは、初代大統領のサパルムラト・ニヤゾフ氏が建てた絢爛豪華な白とゴールドの中央アジアで最大のモスクです。2004年に完成したため、比較的新しく、とっても綺麗です。内部は撮影禁止ですが、外部は写真取り放題です。
モスクを囲むようにそびえ立つ4つの柱の高さは約91メートルで、旧ソ連から独立した年である1991年を表しています。モスクの高さは63メートルで、イスラム教の開祖であるムハンマドが亡くなった歳である63歳を表しています。
メインアーチには、トルクメニスタン人にとっての教科書である、ニヤゾフ氏が作った「ルフマナ」が刻まれています。
1度訪れれば思い出に残る観光スポットです!!
2.トルクメニスタンのおすすめアクティビティ
次に、トルクメニスタンのカップルにおすすめのアクティビティを3つご紹介します。旅行者の声を基に選びました。
(1)民族衣装を着る
最初に「民族衣装を着る」ことをオススメします。
トルクメニスタンの伝統的な民族衣装は、赤・黒・黄色・白の4色が入っていることが特徴で、とてもおしゃれです。
大人の男性の民族衣装は襟元に、女性の場合は全体に見事な刺しゅうが施されており、とても華やかな印象です。この刺しゅうで衣装を着ている人がどの集団に属しているか、どの部族の出身かを知ることもできます。
レンタルして撮影するのも良いですし、お土産に買うのもオススメです!!
(2)世界遺産巡り
次に「世界遺産巡り」をおすすめします。
トルクメニスタンには世界遺産が3つあります。それぞれ簡単に紹介していきます。
まずは「ニサ遺跡」から紹介します。こちらはパルティア王国発祥の都市遺跡です。パルティア王国とは紀元前3世紀頃、セレウコス朝シリアの勢力を追い出し、イラン高原全域を支配した遊牧民族の国家です。当時のゾロアスター寺院やワイン貯蔵所跡などが未だに残されていて、当時の高い技術や文化をうかがい知ることができます。
次に「クフナ・ウルゲンチ」を紹介します。こちらは、かつてシルクロードにおける最大の都市でした。12世紀に建設された3つの小さな廟建築と14世紀に建設されたトレベクハヌム廟を見ることができます。トレベクハヌム廟では、当時の高度な天文学の知識が反映された美しい天井を見学できます。
続いて、「メルヴ遺跡」について紹介します。中央アジア最大の遺跡で、仏教やゾロアスター教など多彩な宗教の建物が共存しています。何度も軍の侵攻や地震に合っているのにも関わらず、現在まで耐え抜いていて、当時の人々の建築技術の高さを感じることができます。
3箇所ともアクセスが少々ややこしく、周辺では英語も通じないので、現地の旅行会社との相談がおすすめです。
(3)トルクメニスタンの絨毯の購入
最後におすすめするのは、「トルクメニスタンの絨毯の購入」です。
トルクメニスタンの絨毯である「トルクメン絨毯」は、世界的に評価されていて人気の品になっています。特に首都アシハバードで作られているものは、大人気です。
絨毯の特徴は、縦糸に羊毛が使われていること、部族紋章のようなゴル模様が反復して使用されていることです。色合いは紫、茶色、そして赤で、重厚な雰囲気を漂わせるものが多いです。
絨毯は高いですが、バッグやコースターならお手軽なので、自分や知り合いへのお土産にいかがですか?
3.トルクメニスタンで二人の素敵な思い出を!
いかがでしたか?
ぜひこの記事を参考にトルクメニスタン旅行を満喫してください!!
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